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| - | | - | - |
荒壁塗進行中( にろうの家 9 )

久しぶりによく晴れて
春らしい暖かさになりました。

現場は荒壁付けが大分進んできました。




離れ外部。
暖かくなってきて
土の乾きがよくなってきたようです。




離れ入口周り。
裏返し塗りが一部残っています。




内部の様子。
いつもながら土壁塗りの家は
独特の落ち着いた空気感があります。

母屋のほうは
大方一通り完了しています。




玄関から見た和室と奥の居間。



壁が出来て空間がしっかり見えてきたので
ボリュームの変化がよくわかります。
それぞれの場所の性格付けが感じられてきました。

明日から床下の断熱材吹込みが始まります。




柱の際の光は
荒壁塗り土が収縮して出来た隙間。
母屋の方は外側に断熱材を吹き込むので
隙間は塞がれます。




離れのほうは
断熱材吹込みがありませんが、
打ち付けた辺付で
光の通るような隙間は出来ていませんでした。




断熱作業が進むと
外部の仕事も進んでいきます。




















 
| 『 にろうの家 』 | 21:39 | - | - |
荒壁塗り ( にろうの家 8 )

現場では
竹小舞が一通り済んで、
荒壁付けが始まっています。




塗った土が凍ててしまうのを避けて、
この季節まで待ちました。




離れも小舞が終了。
電気配線の仕込みも終わったので
格子や開口周りの大工工事が済むと
しばらくは荒壁付けだけが進みます。




片側からつけた土をしばらく乾かして
反対側から裏返し塗りをします。
この荒壁が次の中塗りの下地になり、
さらにその上に仕上げ塗りと
工程が何度か繰り返されて土壁が出来上がっていきます。
それぞれに塗り→乾燥の過程を繰り返すので、
時間がかかりますし、時期によってもその長さは違います。

ここは冬場気温がかなり下るので
土壁の外側には断熱材を吹き込みます。
その分、外壁の仕上げまで壁の厚みがあります。




裏返しまで済んだ壁。
引きこみ小窓があります。




天窓と高側窓のある居間。
壁が塗られてくると
光の入る場所が絞られて、
空間に輪郭と方向性が現れてきます。




影になる部分も出来て
空間に襞がうまれてきます。




鳥かごの中のような
この光景も、もう少しで見納めです。
竹小舞越しの光もとても美しい。

























 
| 『 にろうの家 』 | 07:21 | - | - |
離れ竹小舞 ( にろうの家 7 )

現場は
離れの屋根工事が終了し、
土壁の竹小舞下地が進んでいます。





瓦葺きと板金屋根が取り合います。
軒が低く、安定感を感じさせるので
落ち着いた印象を受けます。


内部。
竹小舞がほぼ完了しています。




土間から座敷側を見たところ。



竹小舞下地で仕上げも
悪くないですね・・・壁としては不適ですが。





北側を見たところ。



外部に面した開口部は大抵
出窓のような形になっています。
北側の出窓外部の様子。板庇がつきました。
















 
| 『 にろうの家 』 | 23:02 | - | - |
竹小舞と開口部工事(にろうの家6)

春を思わせるような
あたたかく晴れた気持ちのよい日。
現場の近辺では名産のイチゴの直売所が開き始めています。




現場では引き続き
竹小舞を編む作業と開口部周りなどの大工工事が進んでいます。




母屋の方は
ほぼ小舞が編み終わりました。




内外とも基本的には小舞下地の壁が周っています。
この状態もいつ見ても美しいなと思います。

今日は暖かいとはいえ、
まだまだ夜間は零下まで冷え込む日が続くので、
塗った土の凍結を避けるために
壁土をつける作業はお彼岸明けくらいまでひかえる予定です。




筋交い越しの小窓。
縁側から向こうの景色が見えます。
引き込み障子が入ります。




外から見たところ。
外側にはガラス戸と網戸が入ります。
外壁は土壁の上にさらに断熱と下地をつけて
板張りの壁になります。


離れも竹小舞がだいぶ進みました。




こちらは竹小舞と柱の際に小板を打ち付け、
そこに穴あけして
間渡し(えつり)竹を差し込んでいます。




柱や土壁が乾いて縮んだときに
必ず出きる柱とのすきまを防ぐためのものです。
古い家ではよくその細い隙間から外の光が射し込むのが見えます。
収縮は防ぎようがありませんが、
隙間がまっすぐ通らなければ
風の吹き込みなどはかなりましだろうと思います。

この部材を辺付(へんつけ)というそうです。

桂離宮の古書院の土壁下地が
このようになっているそうです。
よいアイデアだと思います。

縁側周り・・




低くて深い軒の生み出す気持ちよい場。


壁付けの腰窓は大体内障子がつき、



何ヶ所かは出窓になります。



庇を受ける出桁下の腕木に
出窓が納まるようにしましたが、
造るのに手のかかる場所ですね。ごくろうさまです。



離れも着々と進行中。



相談中の棟梁と親方。

土壁の付くまでに納める仕事が済むとしばらく
現場はお休みになります。





















 
| 『 にろうの家 』 | 20:55 | - | - |
竹小舞 ( にろうの家 5 )

年明けの現場では
今日から左官屋さんが入って
土壁下地の竹小舞編みが始まっていました。




平割りの竹を
縦横の間渡し竹にしてつけています。
昔は丸竹を使ったそうですが、今はもう手に入らないとか。




最近はあまり小舞をかくこともないそうですが、
体が覚えているのか慣れた手つきで
交互に縄を通しながら進んでいきます。




わら縄で編んでいます。
引っ掛けて長さを決めてカットし、
腰からぶら下げて結んでいきます。




山積みの平竹。
二軒分ありますから結構な量です。




編めてくると網の壁が出来てきます。
透かして見えてなかなかきれいです。

平行して大工工事も進んでいます。




素敵に幅広な鴨居が
立てかけられています。

広縁側の引き込み建具、
ガラス戸と格子付の網戸がここに入ります。




鴨居より左の軒下が縁側です。
これだけ広い縁側を設けることは
最近ではなかなか無くなりましたが、
目の前の田んぼとつながって、内外の間を結ぶ
気持ちよい豊かな空間になりそうです。




現場にいる間にこれだけ竹小舞が編めてきました。

母屋も離れも
屋根工事はほぼ完了しています。




離れの方は
軒桁より先が鋼板葺、それより上が瓦葺です。



出桁と挟み腕木。
Rにカットした腕木の鼻先は
軽やかで柔らかい印象を与えてくれます。
深い軒下は気持ちいい空間です。




冬の間に竹小舞を編んで、
春先から左官作業が始まります。
それまでに全体の大工工事がもう少し進んでいきます。
中間検査も無事に済んでひとまず一区切り。

現場のあたりは今日(14日)がとんど焼きで
現場の横を流れる川原では
正月飾りを燃やしている村の人たちがいました。
街中ではなかなか見られませんが、
風情があってよい光景でした。






































 
| 『 にろうの家 』 | 20:48 | - | - |
離れ棟上 ( にろうの家 4 )

今日、
母屋の北側に平行して建つ離れの棟上げが
ありました。

現場は今年一番の冷え込みだったとか。
寒風吹きすさぶ中、ごくろうさまです。




離れは
こじんまりとした平屋です。
おじいさんとおばあさんが住まわれます。




しっかりと低くした軒の高さが
安定感と親密で落ちついた雰囲気を醸し出しています。
玄関入口の前は軒の出を深くしてあります。
上では垂木を架け渡す作業中。




手前の低い軒は玄関に続く縁側。
奥の方は倉庫や作業場で軒高を上げています。




軒高を上げた倉庫側の方は
軒の出を深くするために腕木を出して
出桁を架けています。




柱を挟んで二重になった腕木。



玄関を入った土間上の梁組。
これまでの慣習からここが生活の中心になります。
太い柱の上に十字に梁を組んで架け渡しています。




和室の上。ここは天井の中に納まります。

昨日の雨や今日の寒さもなんとかしのぎ(!)、
順調に又無事に、
ここまで作業が進んできました。
現場の皆さん、ごくろうさまです。​


手前の方では母屋の工事が進んでいます。
瓦屋根が葺き終わっています。




整然と葺かれた瓦屋根からは端正な印象を感じます。



内部。



屋根同士の棟が
直行して接している、谷木部分の見上げ。

リビング上の吹き抜け。




ガラス瓦の葺かれた天窓が出来上がってきました。



内部の柱梁にわびすけ塗りの塗装が進んでいます。



東西を一直線に抜ける空間。
母屋内部には
高低、大小、長短、広狭など
様々な空間ボリュームの変化と対比があります。



二棟並んだ外観。



田んぼから見た母屋。



シートが外れる日が楽しみです。























 
| 『 にろうの家 』 | 20:10 | - | - |
瓦葺 ( にろうの家 3 )

快晴の現場では
瓦葺工事が進んでいます。




瓦が葺かれてくると、
屋根にどっしりとした量感が出てきます。
姿がはっきりとしてきました。
向こうの山の続きのように見えます。




北側。
屋根が入り組んで複雑ですが、
作業は順調に進んでいるようです。

ルーフィング下地の見える下屋屋根は
板金葺きで軽く仕上げて、対比をつけます。





屋根と屋根が出会って谷になっています。
ここは納まりの難しいところ。




谷の部分は板金でつくる樋のようになります。
両側の屋根から下りてくる雨水がすみやかに
流れていくように。
この下には受けをつけて水をさらに下の樋まで導き、
下屋屋根で水が飛び散らない様にします。




谷に接する部分の瓦は
どうしてもカットするために小さくなるのですが、
手前だけでなく、奥のほうまで瓦が届くように
加工してあります。




そうすることで
瓦を据えるための漆喰を手前の方ではなく、
写真のように少し奥に置くことができます。

漆喰が奥にあるほど、
谷を流れていく雨水に触れることなく、
中に水を呼び込むことをしないので
屋根が傷みにくくなります。
雨漏りしなければ、中の構造もまず安心です。




外から見ただけでは、一見わかりませんが
そうした工夫があってはじめて
このような形の瓦葺屋根も成立していきます。
こうしたことは図面ではなかなか描けないものです。
これはここの親方の工夫で、現場の職人さんたちの
長い経験があってこその納まりですね。




棟瓦の施工中。
銅線と釘と漆喰で固定していきます。




棟瓦の下には通気棟を入れて、
天井内の空気を通気させます。




一部をガラス瓦葺にして
天窓を設けます。ちょうどリビングの上です。




内部では柱の間に貫が入れられています。
土壁下地の竹小舞を留めるための
下地になります。




架構がそのまま
仕上の意匠になっていきます。




和室の床下地杉板を施工中。



濡れ縁の部分。

屋根の鼻先。
ちょっと見にくいですが、
屋根上通気層を設けています。




下屋のない外壁周りには
庇がついています。




庇の出を確保するために
腕木を出して、
そこに出桁がのっています。




コーナーでは
庇同士が高さを変えて出逢います。
片方の腕木がちょうど
もう片方の庇の垂木を受けています。
この庇があれば、家の周りを
雨の日も濡れずに歩くことができます。























 
| 『 にろうの家 』 | 21:53 | - | - |
茅葺民家と屋根下地中の現場 ( にろうの家 2 )

今日は現場に行く前に
展覧会中のつくも窯さんを訪ねます。

その途上で見つけた小屋。




石と土を交互に積んだ腰壁と軒の低い瓦葺切妻屋根。
いい感じ。


つくも窯さんは
山の上のお寺の境内の一画にある茅葺の民家。




今年の春に葺き替えが終わったそうで
端正で気持ちのよい稜線を見せています。




蓑甲のついた曲線の破風によく見るとステンドグラス付。
棟の根付の竹のせいか、どこか生き物のよう。

築60年だそうで中もなかなか良い雰囲気。
住人の陶芸家、十場天伸さんが楽しんで住まいしている感じが
よく伝わってきます。作品もお人柄も素敵でした。(
囲炉裏端で頂いたチャイ、美味しかった。どうもごちそうさまでした。
写真無いけどロケーションもとってもよかったなあ。


現場の方は
屋根の下地が出来上がってきています。
家のシルエットがわかるようになってきました。




田んぼの前のこの家、
昔ながらの民家がそのまま今の時代に
進化してきたらこんな感じになるのかな、
という風に、出来上がっていく予定・・。




吹き抜けになる部分の梁。
右側の開口はそのままハイサイドライトになります。



中は床の下地組が進んできています。

















 
| 『 にろうの家 』 | 01:30 | - | - |
棟上げ・餅まき ( にろうの家 1 )

夏から工事の始まった にろうの家。

地鎮祭、
そして土地に炭を埋めて場を整えるところから始まって、
基礎が出来上がり、
11月23日、いよいよ棟上げの日をむかえました。
施工は近所のあかい工房さん。
久しぶりに一緒に仕事をします()。楽しみです。

おかげさまで良い天気に恵まれました。




数日前から作業が進んでおり、
今日は地回りより上を組み上げていき、
お施主さんに棟を納めてもらいます。




田んぼに囲まれた気持ちの良いロケーションの中、
平屋ののびやかな建物が立ち上がっていきます。




いよいよお施主さんが棟を納めるところ。



一振り一振りするたびに、
家が建ちあがることを実感しておられたことでしょう。



息子さんは初のレッカー体験。楽しそうです。



今日は沢山の大工さんが入っているので車も沢山。
瓦の大屋根の周りを三方に下屋の取りつく形の平屋。



母屋と棟が通りました。



棟札が竹の先で高々と掲げられ・・



家の中央の梁の上に
棟上げのための祭壇が組まれていきます。




蒼天の下、風になびく・・



さて、家の前の田んぼに
村の人や友人知人が集まってきました・・。





梁の上に組まれた祭壇の上で祝詞をあげ、
塩とお酒とお米を播いて
一通りの神事が滞りなく終えられました。




祭壇の上は
木のたらいに一杯のお餅が用意されています。
皆さんへあいさつの後、
お施主さんが餅を下にいる皆の方へ、




播きます!
下にいる皆さん、大盛り上がり〜!




ミカンと餅も・・・



播きます!



皆に行き渡ったかな〜



縁側越しに見える皆さん、
田んぼの中をお餅を追って駆け回って、
大人も子供も皆楽しそうな表情です。
いい棟上げになりました。

出来上がってからまた
沢山の人の集まる家になりそうな予感があります。




夕日に染まる家。
無事に棟も上がって落ち着いた風情、そして
またこの場所にも自然に馴染んで佇んでいるように感じられます。


工事はこれから本格的に進んでいきます。
あかい工房の皆さん、
どうぞよろしくお願いいたします。

























 
| 『 にろうの家 』 | 01:44 | - | - |
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