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現場より ( 心根 古民家改修 8 )

 

現場では

大工工事がようよう終盤に差し掛かってきました。

 

 

壁の左官下地ボードが張りあがっています。

何気なく納まっていますが、

戸が引き込まれるようになっていたり、

スイッチが隠されていたり、

色々手のかかったところ。

出来上がりはさりげないのが

もちろんよいです。

 

 

南客室の船底天井は

すす竹を張り詰めたものです。

 

 

壁が出来て

光を受ける面が出来てくると

その場のたたずまいが見えてきます。

 

 

塗装の色が

光の印象を又変えていきます。

 

 

 

かつての煙出しの辺りには

今回も厨房換気扇からの排気が出されました。

設備工事も仕込みは完了です。

 

 

庭に転がる沢山の石から

アプローチに使えそうな石を探します。

 

 

数日後・・

 

 

外構のアプローチに

先日、めぼしをつけておいた石を

店主・片山さんと一緒に並べて、見ます。

 

 

石の配置が見えたら

その辺りの仕上も決めていきます。

 

室内での

左官工事が始まっています。

 

 

まずは下塗りから。

大人数でかかると

あっという間に面が塗りつぶされ

印象が変わっていきます。

 

今日は厨房機器の搬入、設置もあります。

 

 

郡司製陶所制作の黒磨きタイルも

ほぼ貼り終わり、

厨房が出来上がってきました。

片山さんは出来上がって来た仕事場で

久々の厨房機器との再会に感慨深げでした。

 

 

南客席の壁面も下塗り中。

 

 

窓辺のたたずまいが次第に見えてきました。

 

 

新しく設けた化粧軒天井は

眺めを枠取りし、

窓辺に明るさをもたらします。

 

 

ここからは左官工事が進んで

日に日に現場の様子が変わっていきます。

完成までもう少し、

現場の皆さま、よろしくお願いいたします。

 

 

 

< 前回          つづく 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 心根 − 高槻の古民家 』 | 19:17 | - | - |
現場より ( 心根 古民家改修 7 )

 

10月に入り、

おかげさまで

大きな山を越える事ができました。

感謝です。


 

現場も進み、

いよいよ仕上工程に入ってきました。

ここまでの様子を振り返ってみたいと思います。

 

 

台風ではこのような被害もありました。

 

 

修理の後、

現場は進行していきます。

 

 

厨房前のカウンターや

周囲の壁下地が姿を現してきました。

受け止める面が出来て、

煙出しの高窓からの光が生きてきます。

 

 

空調設備を仕込んでいます。

 

 

機器本体は大屋根下の屋根裏に納め、

そこからダクトで各室に送ります。

 

手前、南の客室では

造作と天井が進んでいます。

奥の北の小間でも天井の作業が始まっています。

 

 

北の小間は

てりむくりのある唐棟天井になります。

曲線の垂木が並んでいます。

 

 

唐棟妻壁の空調吹き出し口。

寸法的にはなかなかタイトでしたが、

チャンバーボックスなどうまく納めてくれました!

 

南の客室では・・

 

 

床の間が姿を現してきました。

栗、松、杉の舟板などの古材を組み合わせて

造りましたが、

よく馴染んで一体のものになった感があります。

 

カウンター客席は

垂れ壁と天井下地が出来て

空間のボリュームが生まれました。

 

 

・・落ち着いた席になりそうです。

 

正面の大きな横長の窓は

店主・片山さんが立ちはたらく背景になります。

緑と光を導きいれるピクチャーウィンドウですが

このサイズ・形状のまま、

窓が開くように仕掛けを考えています。

 

 

それから数日後・・

 

 

土間に埋め込む石を仮置きしていきます。

これらの石も柱の下の石も全て

元々ここの家で使われていたり、

敷地にあったものを選びました。

 

 

造作が進んでいます。

 

 

お!

思わず手を触れたくなるような・・・

 

・・階段ができてきました!

 

 

土間から客席へと上がる階段です。

これから料理を頂くにあたって、

気持ちの高揚するような

なんだか楽しくなるような

手すりになればと思いました。

お客様、皆に触られて、

つるつるぴかぴかに

なってくれたらいいなと思います。

 

本歌は駒場にある

日本民藝館の大階段の手すりなのですが、

櫛谷さんの手になって、

図面で描いていたときより

雰囲気のあるものに仕上がったようです。

 

この階段を上がるのはなかなか楽しい・・

 

 

そして、

さらに奥の部屋では・・

 

 

北小間の

唐棟天井が出来上がってきました。

さわらのへぎ板が美しい光沢を見せています。

 

 

壁には桐板が張られていきます。

 

北の部屋なので

静かに明るく落ち着いた場になっていきます。

 

 

その間に

南客席の床の間の壁面に貼られる

竹紙が出来上がってきました。

 

 

檜、杉、楠、そよごと

四種の木からとった染料で染めたもの。

 

自然な色合いから感じるのは

色というよりは微細な波動

心身がゆるみくつろぎ

やすらいでいくように感じます。

 

竹を伐ってから

四度の星霜と数々の工程を経て

生まれた表情です。

話を聴いていると

あの硬く青々とした竹から

ここまでに至るには

本当に惜しみない多くの手作業と

発酵などの作用がはたらいているのがわかりました。

とても貴いものだと感じます。

 

枚方の竹紙作家

田上武子さんの手になるものです。

(実は久美のお母さんです)

 

 

それから数日後・・
 

 

エントランス正面の十六夜窓から。

黙々とはたらく現場の人・・

 

仕上工程が進んでいます。

厨房の壁面に

黒タイルが貼られてきました。

 

 

手で一枚一枚、

作られ、磨かれた黒タイルは

独特のむっくりとした厚みと

やわらかな雰囲気を湛えています。

 

 

益子の郡司製陶所の手になるもの。

 

そういえば、

郡司さんにはこの計画の始まった頃に、

なにかここの参考に、と閃いて

日光と中禅寺湖を廻る旅に出た際に大変お世話になったのでした。

あの時見たり感じたりしたなにごとかは

ここに繋がっているのだと思います。

 

エントランスから客席への

もう一つの階段。

 

 

古材で巡り逢った肥松の段板。

齢経て、材になってもなお

染み出す脂のつややかさ。

 

 

様々な表情の要素が

集まって、

新しい場が出来つつあります。

 

 

 

 前回   つづく 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 心根 − 高槻の古民家 』 | 20:09 | - | - |
オガワジュンイチさんのちきゅうがっこう  「アセンションについて」

 

 

10月9日

上門前の家にて

オガワジュンイチさんのちきゅうがっこう

テーマは「アセンションについて」

 

 

お越しいただいた皆様、

どうもありがとうございました。

今回、私も一緒に

お話を聴かせて頂きました。

 

これからの地球についての話で

これほど希望と光に満ちた印象を

受けたのは初めてだったかもしれません。

 

話し手や書き手の

立ち位置や観点によって、

同じ事柄についての表現が

違うものになったり、

語られない部分があったり、

筋道が変わったり

することはままあることです。

 

ジュンイチさんの話には

いのち を信じていることと

愛 がまずあって、

そこから言葉が紡ぎ出されて

いるような気がします。

彼の魂が根ざしているところ

 

そこにそうように

光のモナカ

同じところから森田久美が

生み出したお菓子

 

 

love and peace

 

 

またきっと、

よいときにお話会の機会があると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 上門前の家 | 16:54 | - | - |
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