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先日、18日の予期せぬ地震に
高槻山中の現場も揺れました。
幸い、ここに来るまでに
構造補強や傷んだ部材の交換などが
ある程度進んでいたこともあって
何事も無く、ひとまず安堵しました。
写真は根継した柱と
新しく入れなおした足固め。
以前は、地形的に高くなった家の裏の方から水が流れ込んでいて、
ほとんどの柱の足元が傷んでいました。
もしそのままの状況でこの地震を迎えていたら
もたなかったかもしれません。
地震当時、現場にいた大工さんたちは
縦揺れが主だったような印象で
家がひしゃげるような横揺れはあまり無かったと言っていました。
軸組みが大きく変形して土壁が破損したような痕跡も
見当たりませんでした。
このあたりの地盤もよかったようです。
今回の地震は
地震波の周期が0.5秒以下とかなり短い極短周期で、
家屋が共振して倒壊につながりやすい1〜2秒周期の
地震波ではなかったようです。
(とはいえ、高槻茨木では家屋の被害も出ているようですが)
ただしこの周期の揺れは、ブロック塀や家具を倒す、
水道やガスなどの配管を壊すといった被害が起きやすいようです。
まだガスの復旧が済んでいない地域や家屋の損壊に合われた方、
避難されている方もいらっしゃるようですが、
大きな余震も起こることなく
早く穏やかな日常が戻ることを祈ります。
北中幸司 銅版画展
草花から木、風景へと、描く題材の広がりとともに、
以前より大きな版を制作するようになった北中幸司さん。
木々の呼吸する空気に包み込まれながら、じっと耳を澄ませて
観ていたくなるような作品です。ぜひご高覧ください。
2018年6月16日 - 7月1日
12:00 - 19:00
休廊日 19日 26日
作家在廊日 16日 17日
東京都港区麻布台3-3-23
和朗フラット4号6号室
phone:03-6277-6741
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久しぶりの北中さんの個展。
前回からはじまりつつあった風景などの大きな作品が
どのように展開していったのか、
とても気になるところです・・
東京近辺の方や、
この時期東京へ行かれる方は、
ぜひごらんになってみてください。
おすすめです!