CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< March 2018 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
京都・岡崎の家 4

 

外部も

屋根、外壁ともに整いました。

 

 

今回、2階から出られる位置には

屋上テラスを設けました。

 

 

元は小さな物干し場があったのですが、

2階から外に続く

日当たり良い、気持ちよさげな場が

出来てきました。

 

 

 

階段上天窓からの光

 

2階では

前回検討した丸太梁の色付けが出来ています・・

 

 

もう一度色の重ね具合を確かめます。

 

 

丸太梁の白化粧

 

 

かなりボリュームのある梁だったのですが

白く塗られて

少しかろやかな印象もまといました。

 

 

テラスへ続く窓際には

丸窓の前に古材を組んだデスクが出来ています。

 

1階の外部では

 

 

新たな塀の工事が始まっています。

足元は大谷石積みです。

できあがると室内とのつながりが

もっと感じられるようになるでしょう・・

 

 

数日後・・

 

 

内部壁面の左官仕上げが始まりました。

古建具も立て合わせがすんだものから

所定の位置に納まってきています。

 

 

2階 

壁面も仕上がり

建具も納まって

完成形が見えてきました。

 

 

 

丸窓周りの仕上げ塗りが完了

 

修復された瓦屋根と蘇った丸窓に

家が息を吹き返し

また新たな命を得つつあることを

実感します・・

 

 

 

 

(前回< >つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 京都・岡崎の家 』 | 05:09 | - | - |
京都・岡崎の家 3

 

この一ヶ月の間に

現場も随分進んできました。

 

 

階段側の壁面は

既存の土壁の上に

壁下地を新たに起こしています。

 

こちらは同じ並びの収納・・

 

 

同様に設置した

壁下地の間に吸音材を仕込んでいます。

 

壁一枚で隣家と繋がっている長屋造りでは

落語に出てくるほど薄い壁ではないですが、

土壁一枚で隣家からの声や物音が遮蔽しきれません。

それを緩和するための処置です。

合わせて

古い家にはつきものの

壁と柱の隙間や、塗り残しで出来ていた穴なども

今回は土を塗りなおしてふさいだので、

音に関しては大分改善されると思います。

 

 

厨房内

元々トオリニワで吹抜けの土間だったのですが

後で床を造り、天井をつけていました。

今回、天井は撤去して

屋根の直下に勾配天井を新設するので、

以前の造作の跡を埋め木していきます。

 

 

階段吹き抜け見上げ

新設の天窓が効いています。

 

 

2階の造作も大分進んできました。

天井が張り終わっています。

 

その外では・・

 

 

瓦屋根の葺き替えが進行中。

 

 

土葺きで多分新築以来、

葺き変えていなかったであろう

以前の瓦はもう寿命が来ていました。

これで雨漏りには安心です。

 

 

変形の屋根なので

平葺き部分の横桟の無いところには

板金の谷が出来ます。

 

 

2階壁の際には

元々の1,2階の壁のずれを利用して

採光用ガラス瓦の天窓を設けます。

巾はあまり取れませんが、

少しでも光が入ると

1階の室内の印象は変わるでしょう。

もう少し複雑だった原案の減額変更中に

お施主様のご主人が提案してくれたのですが

なかなかよいアイデアでした。

 

 

1階 玄関から奥を

 

 

玄関の壁は

繊維壁を剥がして土壁に塗りなおします。

 

玄関の脇、

小間と四畳半だった和室

 

 

二間を一間にまとめ、

開口高さを上げ、

右手の縁側と左手の主室側ともに3枚引き込み建具で

大きな開口になるようにしました。

1階はほぼひとつながりの空間になります。

 

 

階段も再設置。

 

1階のハイサイドライト周り・・

 

 

下地が張り終わりました。

光の入り方がよくわかります。

仕上がるともっと反射が増します。

 

 

主室南を見たところ

こちらの外部開口も3枚引き込みなので

庭へとしっかり開いて気持ちいいでしょう。

 

隣家波板塀の内側には白壁の塀を新たに設けます。

そちらからの光も増して

随分明るい印象になるはずです。

 

 

トイレ丸太柱の埋め木

何気なく手がかかっています。

こういうところが随所にあります。

ごくろうさまです。

 

さてそれから数日・・・

 

 

2階丸窓周りの左官が進んでいます。

 

 

丸窓越しの瓦屋根

 

 

2階外壁の焼き杉板張りが進行中。

 

 

中の土壁がこれで保護されます。

壁際の吹き抜け上ガラス瓦も納まりました。

 

 

瓦もほぼ葺き終わりました。

変形を吸収する板金の谷。

元天窓があったところはガラス瓦に変更しました。

 

さらに数日・・

 

 

床暖房の上に仕上げの杉床板を施工中。

熱での変形を考慮して

圧密加工した板になっています。

 

 

階段吹き抜け見上げ

ボード下地が完了しました。

 

 

丸窓周り

 

 

仕上げ塗りを待つばかりになりました。

 

 

2階は塗装工事が始まっています。

 

 

印象を一新しつつも

既存丸太梁のちょうなはつり跡を活かす

塗装方法を検討中・・大体方針が決まりました。

 

 

仕上がりが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

(前回< >つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

(→ スタッフ募集中です  )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 京都・岡崎の家 』 | 11:58 | - | - |
ラ・コリーナ

 

弥生三月も早や1週間経ちました。

春の気配が日に日に色濃く

草木も芽がすくすくと伸び

朝の鳥たちの声も冬よりどこか楽しげな感じがします。

 

景色が大きく変わってしまわないうちに

先月行った近江八幡のラコリーナを。

 

藤森照信さん設計の楽しいお菓子屋さん!

 

 

駐車場を出ると、

おかめざさの海の向こうに

周囲の山に呼応するかのようなかたちの”草屋根”

 

物語の中に出てくるような・・

物語の中に入っていくような・・

不思議な、楽しい気分が湧いてきて

んだか笑えてきます。

歩いていく人皆なんか笑ってます(笑)大人も子供も。

 

 

屋根の上の窓群

 

 

栗丸太柱の回廊 

軒が気持ちよく低いです。

 

 

中へ入ると

吹き抜けのエントランスホール

黒い点々は漆喰の中に埋められた炭の塊

 

 

有名なバウムクーヘンを買う人達の長蛇の列を横目に見ながら

そのまま進むと大きな池のある庭に出ます。

右手はカフェの”栗百本” 

むこうにある異形感ある建物は社屋部分

 

 

”栗百本”の回廊も軒が低いですね〜

ベンチに腰掛けて池を見るのにょうど良い高さになっています。

又は子供の目線高さかな

カフェではオムライスを頂きました。

古代米のご飯に卵もおいしかったです。

 

 

池を囲むように曲線描いている草屋根の回廊

こちら内部は漆喰と木のしましま

 

 

中央の池は

春には田んぼになります。

正面、銅版の海坊主みたいで存在感あります。

しかしなぜかこの場所にすごく馴染んでいます。

 

 

子供たちに人気の土の家

小人の家みたいで中に入れます。

 

 

”草屋根”と”栗百本” の遠景

地面から生えてきたみたいですね

波打つ園路の土間にはすさが埋め込まれていて

土に馴染んでいる質感と形状が面白い雰囲気です。

 

 

”草屋根”庭側ファサード

遠景と合わせて、

なんとなくロシアの教会を思い出しました。

 

 

広々とした空の下

どこもゆったり、飄々としていて

なんだか楽しい場所でした。

また田んぼが青々とした季節にも行ってみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(→ スタッフ募集中です  )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| - | 12:24 | - | - |
| 1/1PAGES |