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屋根下地と耐力壁 ( こでいしの家 2 )

現場は屋根下地が出来て
姿が見えてきました。




シートで覆われて見えにくいですが
屋根の軒とけらば(妻側の出)がしっかりあるので
姿に安心感があります。
軒が深いことは雨や日差しに対しての備えとして
風土に沿った自然な構えなのでしょう。




屋根面で断熱をして、



軒先の通気層(パンチングメタルをはった隙間)から
空気を棟まで抜いて熱気を防ぎます。




周りの緑が家の中からよく見えます。



1階の庇も腕木でうけてしっかり出しました。
雨の日、この下を歩いて移動できます。




耐力壁の筋交いなどが設置されていきます。



柱梁の軸組みが筋交いなどで安定し、
構造部が固まっていきます。

































 
| 『 こでいしの家 』 | 19:44 | - | - |
朴の花

よしふみさんがくれた
朴の花。




朴葉味噌の朴です。
葉も花も大きい。木蓮の花にも似ています。
夜になると花びらを閉じます。

森の中、
高い木の上で咲いているので
ほとんど見る機会のない珍しい花。
甘い濃厚な香りが上門前の土間に満ちていきました。
森の中の高い梢の上の、
陽射しの中、蜂たちの羽音が聞こえてくるような、
静かでゆったりとした気配とともに・・・。

一燈園の庭に咲いていたものだそうです。
どうもありがとう。




































 
| - | 10:57 | - | - |
外壁下地 ( にろうの家 11)

現場の前の田んぼに水がはられました。
水面の風が気持ちいい。




外壁下地が進行中。
断熱の上に通気層をとって、
外壁板張り仕上げの下地を設置。
外壁が基礎も覆うように降りていくので、
床下通気を別に設けます。




内部は天井下地などが進行中。
北屋根の天窓から差し込む光。




この土壁の色みたいに
田んぼが黄金に色づいて
稲穂が頭を垂れる頃の
竣工に向かって進んでいきます。


















 
| 『 にろうの家 』 | 10:45 | - | - |
男と女

ほんの小さな頃から
女の子は現実的な判断を下して進んでいくよう。
一方で男の子は元気で勢いがあっても
現実的な方向付けはなかなかできない感じ。
だから夢や目標のような、
方向を示す光になるものが必要で
それに向かっていつか自分自身が光になっていくような、
そんな存在なんでしょうか・・。
と、山西先生に問うてみた。

そう、女性はとても地上的で
男性にはどこか透明性があるでしょう。

男性は天上的なものと
とても地上的なものー例えば狩猟とかーの二つに
引き裂かれているの。

聖書の中に
アダムの肋骨からイブが生み出されたとあるけれど、
男性はパートナーの女性と一緒になることで
その失われた感情の部分が埋められて
引き裂かれた状態が繋がるのよ。


なるほど・・・

その言葉で納得できる沢山のことがあった。















 
| - | 20:33 | - | - |
田植え

山田さんの田んぼで
今年も田植えが出来ました。
おかげさまで晴天に恵まれ、
さわやかな風が吹いて暑過ぎず、気持ちのよい一日。

田植えの作業は
もう皆さん良く熟知していて、
黙々と淡々とさくさく進んでいきます。
慣れすぎでちょっと密に植えすぎて
山田親方のチェックもあり・・広いほうがのびのび育ちますよね、
確かに。




岐阜組の野村ファミリーや竹内ファミリーも
駆けつけてくれて嬉しい再会。お子達も皆大きくなってるな〜。
今年はもんにはるとくん、やっくん、まほちゃんといった新規メンバーと
子供たちのオブザーバー(笑)参加も増えて
田んぼの水面に子どもたちの声が楽しげに響いていました。
いつか彼らが引き継いでやっていくのかな?
・・先のことはわからないけれど、
きっとこの体験は彼らに何かを残してくれるでしょうね。
泥って気持ちいいなあ〜?かな(笑)




お昼時には、
いーおちゃん、にんにんのうれしいサプライズ!ご結婚おめでとう!を
皆でお祝いすることも出来ました〜
おめでとう!稲刈りはだんなさんもぜひご一緒に〜!
山田家特製のスペシャルビーフカレーも美味しく、
プレゼント付きゲームも楽しく盛り上がって、
どこか子どもの頃の夏休みの印象が戻ったような、
みんなで一緒にすごせる
うれしくて楽しくてなつかしいような、
年に一度の恒例行事・・。

今年は4月末から気温が高くなりすぎて
苗が育ちすぎるのをなんとか抑えたりと、
色々山田さんに按配して頂いて無事この日を迎えられました。
ありがとうございます。

次は稲刈りと、

その前に夏は草刈に行ければ。
山田家の皆さん、
参加の皆さん、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

山田母のブログ 

くみのブログ 



今日の晴空、
どこからリラは見てたのかな・・
ありがとう。



























 
| - | 16:07 | - | - |
北中さん 家の薔薇を描く

北中さんが
今年も上門前の薔薇を描きに来てくれました。

しかし、今年は台風もあったし、
花はほとんど咲き終わっていて
ちょっと遅かったかな・・・、で
まだ花が咲いている家の方の薔薇を描いてもらうことに。




おーい、きたなかさ〜ん
大きくなった門、久々の再会に笑顔。




カップ咲きのこの子に決めて
描き始めます。




薔薇と北中さんの間を流れる
静かで満ちた交流の時間・・・


この一年の制作の間に
筆圧を弱めて描く限界にまで達したらしく、
今は又少し描き方を変化させているそうです。





こちらは
ギャラリーが多い(笑)のです。
集中できたかな・・?

・・楽しく描けました、と
笑顔の北中さん。

出来上がりは
静謐な薔薇の息遣いを感じる筆致・・




出来上がりが楽しみです、
どうもありがとうございました。


この一年の
他の作品も見せてもらいましたが、
大きな木を描いたものなど、
新たな視点の作品もあって興味深いものでした。
万里ちゃん日記は
鳥獣戯画にインスパイアされて
墨絵での日記に変化していてこれもまた興味深い・・


来年の6月には
東京のギャラリーSU(→) さんでの個展が決まっています。
北中さんのこれから一年間の制作の過程、
またとても楽しみなところです。


がんばってください、いつも通りで。

北中さんの生活の中からうまれてくる作品たちから、
東京でどんな風が吹くのかな。

楽しみです。




























































 
| 北中さん 薔薇を描く | 19:40 | - | - |
棟上 ( こでいしの家 1 )

5月の連休明けの土曜日、
大原で棟上がありました。




一部に農作物の集荷などを行う
作業場を備えた、木造一部2階建の
農家用住宅。

つくだ農園 渡辺さんの家です。
やおやワンドロップさんにも野菜を卸されています。




この日は朝のうち小雨がぱらつきましたが、
暑すぎず、まぶしすぎずで
作業にはよかったかもしれません。

山間の中、川沿いの集落で
緑豊かな環境です。
木を打ち込む音が
山と山の間をこだまして心地よく響きます。

家の裏側の景色・・・




ちょうど田植えを控えた田んぼには
水がはられていました。
藤の花咲く山の姿が水面に映っています。




山の新緑に
立ち上がってゆく部材の
木肌が映えて耀きます。




先ほどの景色はこのように
居間になるところから見渡せる日々の風景になります。

街中では望むべくもない環境ですが、
この土地に根付いて
農業を営んでいこうという決意があればこそ、のこと。
ここは農業や林業などを営む人でなければ
新しく家を建てることができない地域でもあります。



作業場からも
奥の田んぼと山の景色が見渡せます。



作業場側は平屋になっています。
着色されているのは化粧材として見えてくる梁。
わびすけを塗っています。




手前の2階部分が住宅です。



通し柱は5寸角、
大黒的な柱は6寸角です。
一般的なサイズよりは大きめにして、
しっかりした構造体にしています。
遠めにはこれくらいのサイズでちょうどいい印象を受けます。




柱勝ちにして基礎天まで落としてあり、
土台に囲まれて拘束されるので柱がしっかりと立ちます。




高さもなるべく抑えてあるので
全体的な形としても安定感のある印象です。




作業は順調に進んでいきます。
2階の小屋組みが組みあがっていきます。




クレーンが材料を上に運びあげていきます。



2階の梁組みに火打ちをいれて固めていく大工さんたち。



大方の母屋も入って
屋根の形が見えてきました。




下屋部分の登り梁にも母屋を掛け渡していきます。



最後の棟を残すのみとなったところで
上棟式の準備が整えられます。




渡辺さん家族の見守る中、
棟を納める櫛谷建築の大ちゃんとひろくん。




かけやで打ち込む音が気持ちよく響きます。
無事に完了。




家の四隅をお酒とお塩でお清めする渡辺さん家族。

式も滞りなく済んで
無事に棟上が完了しました。




渡辺さん、おめでとうございます。



櫛谷建築の皆さん、ごくろうさまでした。
これから竣工に向かって、
工事の方、どうぞよろしくおねがいいたします。



































 
| 『 こでいしの家 』 | 21:07 | - | - |
断熱施工( にろうの家 10)

まさに五月晴れのついたち。

現場では
母屋外壁周りがシートで覆われ、
断熱材吹込みが始まっています。




シートに黒く見える丸い穴は
セルロースファイバー断熱材を吹き込んだあとです。




カッターで切り込みを入れたところから
ホースで断熱材を吹き込んで充填していきます。

セルロースファイバーは
古紙リサイクルで出来ていて、
調湿効果や吸音効果もある断熱材です。
土壁の性質を損なわずに
ーどちらかといえば相和してー断熱でき、
隙間なく施工できるので
冬季の冷え込みの厳しいここにはちょうどよいです。




このシートの外側に通気層を造って
壁内の湿気と熱を外に排出します。




床下も施工済み。



床は断熱施工が完了して床板が張り終わった状態で
養生されています。
壁のあとは天井も施工され、
セルロースファイバーで全体がすっぽりと覆われる状態になりますが
断熱性能が高いので効果が期待できます。




リビング天窓からの光。
このような大きな空間でも
暖房の熱が逃げなければ冬場も快適なことでしょう。

同時に各所で造作工事が進んでいます。




玄関土間。



ここは応接の土間も兼ねた場所になります。


離れの方も工事が進んでいます。
こちらは住まいと
農作業の道具などをしまう倉庫が一体になった造り。




土壁が塗り終わりました。



貫のところは
土塗り厚さが薄いので早く乾いています。




今日は外が暑いせいか、
中に入るとひんやりと心地よい空気感がより際立って感じられます。
土壁ならではの感じに加えて
もうひとつ大きいのは
風通し良くなるように開口を設けたので
家の中を縦横に風が流れていくことです。

床板に柿渋を塗っています。




光が当たると色が濃くなってきます。

今日はお施主さんも
一緒に確認してもらって現場でいくつか決定。
出来上がりが楽しみなことも増えました。
・・いちご・・・う〜ん、楽しみだ。


外側の様子。
家の前の田んぼは
これから田起こしをして今月の田植えに備えます。




稲の育っていく様子を見ながら工事は進行していき、
八月いっぱいには竣工する予定です。
九月の稲刈りのときには
ここの縁側から田んぼを見て一休みできますね。
楽しみな光景です。









































 
| 『 にろうの家 』 | 16:45 | - | - |
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