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外観のシルエット( ましこの家 8 )

屋根の下地が上がりました。
これでちょうど外観のシルエットが見えてきました。




斜面が上がる横で
軒の高さが変わらないので、切妻屋根は水平です。

屋根の上に突き出しているのは
居間に東西から採光するハイサイドライト。




ここは最上部の寝室で
高さの押さえられた部屋になっています。

筋交いの設置が終わっています。




居間側から寝室を見たところ。床は転ばし根太。



最下部の工房。
こちらは高さがあります。




工房内を見上げたところ。



西側工房外観。
庇がついて開口部が見えてきました。



















 
| 『 ましこの家 』 | 19:37 | - | - |
荒壁塗り ( にろうの家 8 )

現場では
竹小舞が一通り済んで、
荒壁付けが始まっています。




塗った土が凍ててしまうのを避けて、
この季節まで待ちました。




離れも小舞が終了。
電気配線の仕込みも終わったので
格子や開口周りの大工工事が済むと
しばらくは荒壁付けだけが進みます。




片側からつけた土をしばらく乾かして
反対側から裏返し塗りをします。
この荒壁が次の中塗りの下地になり、
さらにその上に仕上げ塗りと
工程が何度か繰り返されて土壁が出来上がっていきます。
それぞれに塗り→乾燥の過程を繰り返すので、
時間がかかりますし、時期によってもその長さは違います。

ここは冬場気温がかなり下るので
土壁の外側には断熱材を吹き込みます。
その分、外壁の仕上げまで壁の厚みがあります。




裏返しまで済んだ壁。
引きこみ小窓があります。




天窓と高側窓のある居間。
壁が塗られてくると
光の入る場所が絞られて、
空間に輪郭と方向性が現れてきます。




影になる部分も出来て
空間に襞がうまれてきます。




鳥かごの中のような
この光景も、もう少しで見納めです。
竹小舞越しの光もとても美しい。

























 
| 『 にろうの家 』 | 07:21 | - | - |
古材と現場 (URBAN RESEARCH DOORS 京都三条通店 3)

滋賀の島村さんのところへ
古材を探しに来ました。

今回は準備時間があまりないのですが、
これまでいっしょに取り組んできた積み重ねで
どういう部材が必要か、
把握していてもらえるのがありがたいです。

候補の材を見ながら、
もう一度使えるかどうか、
どう使うのがよいかを再検討しながら部材を決めていきます。

油を塗り、
拭きとりの手入れをされて黒光りする桁材。




これらはテーブルに生まれ変わります。

こちらは・・




おがで挽いた跡が残る松の板材。
手仕事で出来たマチエールがとても印象的です。
こちら側を見せるように使います。




仕上げの実演をする伊藤さん。
目の前で仕上がりを確認しながら進めていきます。
ごくろうさまです。




ハマグリ磨きで仕上げた部材。
小口面も磨いてあります!
レジカウンターの下段に設置されます。
お店に行ったら手触りを楽しんでみてください。




雨ざらしになって枯れきったケヤキ。
ほとんど『銀化』と呼んでもいいような表情。

ケヤキといえば、
かつては一般的に、決めどころの場所に
ケヤキの大きな部材(大黒柱とか差鴨居とか)が使われていました。
それだけ強い良材ですが、
見た目に独特の派手さや豪奢な雰囲気があり、
それが又好まれていたようです。
この材はケヤキのそうした雰囲気が
きれいに洗い流され、枯れて
真の芯だけが残ったような印象があります。
今の時代には、その風情の方により魅かれる気分がありますが、
そうさせているのは何だろうかと興味が湧きます。




松板。
書見台になります。
今回は大書棚が出来上がる予定です。

他にも多くの部材を探して決めました。
これから仕上げ作業、
出来上がったものから順に木村工務店さんの
加工場に送られます。
よろしくお願いします!

・・・・・・・・・・・・・・

一方、現場では・・




加工の済んだ大谷石が搬入され、
設置作業が始まっています。
同時にLGSの壁下地組みが進んでいます。




石の目が続いています。
通称『長靴』と呼ばれている部材。




位置の確認。
外部に面して設置されていきます。




2階。
新しい壁の位置が見えてきました。
急ピッチで工事が進んでいきます。






































 
| URBAN RESEARCH DOORS 京都三条通店 | 22:15 | - | - |
解体工事 ( URBAN RESEARCH DOORS 京都三条通店 2)

仮囲いがされ、
現場は解体工事が始まっています。




1階の様子。



壁が下地になり、
サッシュや外壁が外されてきました。
仕上げが変わる部分の
床もハツリが施されています。




2階もサッシュが外されて
様相が変わってきました。




足場から見たところ。
もう少し外壁を外します。




仮囲いのシートに映る影に
新しい仕上げの片鱗を見つけて、
完成時の様子を想像します。
西日が当たるさまもこうして影になると
情緒を感じる光景に変わります・・。




さらにハツリが進みます。



西日でできる影が映る様子。
西日について考えることで
今回は色々なしつらえが生まれてきました。


1週間経って・・・
2階の様子。




外壁が完全に外れました。



1階もほとんどスケルトンになりました。

工事はいよいよこれからが本番です。
施工はいつものように木村工務店の皆さん。
どうぞよろしくお願いいたします。

























 
| URBAN RESEARCH DOORS 京都三条通店 | 22:52 | - | - |
離れ竹小舞 ( にろうの家 7 )

現場は
離れの屋根工事が終了し、
土壁の竹小舞下地が進んでいます。





瓦葺きと板金屋根が取り合います。
軒が低く、安定感を感じさせるので
落ち着いた印象を受けます。


内部。
竹小舞がほぼ完了しています。




土間から座敷側を見たところ。



竹小舞下地で仕上げも
悪くないですね・・・壁としては不適ですが。





北側を見たところ。



外部に面した開口部は大抵
出窓のような形になっています。
北側の出窓外部の様子。板庇がつきました。
















 
| 『 にろうの家 』 | 23:02 | - | - |
お知らせ

お知らせです。


森田建築設計事務所のHP(morita-­architect.­com)は

都合により、現在クローズしています。

近日、新しいURLで再開する予定ですので

よろしくお願いいたします。


森田建築設計事務所
森田徹


※お問い合わせの方は
moritao.architect☆gmail.com
 まで。
(星印をアットマークに変えてください。)






















 
| - | 15:05 | - | - |
屋根じまい( ましこの家 7 )

棟上以降、
工事は順調に進んでいます。
星居社 高田さんより現場の様子が送られてきました。




垂木がかけられて
屋根下地の野地板が張り終わりました。
完成時のシルエットが見えてきています。
壁の筋交いも設置されました。




軒が出ている様子がわかります。



垂木の上には
茅負のような部材を載せ、
二重野地にして通気層を造っています。
伝統的な造りを応用して形を考えてみました。

耐力壁の上は
垂木を兼ねた登り梁を架け、
小屋裏まで固められるようにしてあります。




リビングの上には
通気と採光を兼ねた越屋根を載せています。

丸太梁の下面につけられた
軽めのチョウナはつりの跡が
なかなか美しい。




越屋根は東西の両側にかけて、
朝日と夕日が射し込むようになっています。

その光を壁面が受けることで、
一日のくらしと仕事のリズムが生まれてくることでしょう。
職住一体の住まいなので、
目に見えて感じられるリズムがあると
日々のいとなみにめりはりを与えてくれることと思います。
今の状態ではまだその様はわかりませんが・・・。

出来あがったときの様子を想像しながら
仕上げや納まりを再検討していきます。




















 
| 『 ましこの家 』 | 14:20 | - | - |
新しい場
この場所で
周囲や行きかう人との新しい関係性、
つながりの生まれてくる場を




これからつくっていきます。

春の盛りには
新しい場が生まれていることでしょう。












 
| URBAN RESEARCH DOORS 京都三条通店 | 19:40 | - | - |
棟上( ましこの家 6 )

ひな祭りのよき日、
いよいよ棟上を迎えます。

京都から現場までは4時間半。
宇都宮で車に乗せてもらって昼過ぎに現場到着。
京都より気温が低いですね。梅がちらほら咲き始め。




厳寒の中、無事に出来上がった基礎の上に
軸組みが立ち上がってきています。




施主手作りのお昼ご飯を現場のみんなで
頂きました。外は寒いけれど和みます。
ここは作業場になるところ。




ぐんちゃん、もうすこしでむねあがるよ、と(?)
現場を見守る(^^)高田棟梁の長男翔くん。

午後の作業開始。
今回は会津の大工さんたちも加わって
刻みからここまで進んできました。
会津では古民家を直すような仕事を多くしていたそうです。




作業場から住まいのほうを見ると
基礎が段々に上がっていくのがわかります。




地形の斜面に沿って、段々に床が上がっていきます。
一番下は陶芸の作業場。
軒の高さは一定なので、
ここが一番軒が高くなって空間ボリュームが大きくなります。





真ん中辺りに住まいの玄関があって
そこより上側が住まいです。
柱が段々短くなって、軒が低くなっていきます。




反対側。
出っ張っているところはお風呂。




一番上は寝室でここの軒は相当低い、
つまり、天井高さも低くなります。
寝室なのでこじんまりした空間が落ち着くと思います。




上から見たところ。
軒が低めの平屋は地に馴染んで安定感があります。
周りの環境は最高ですね。
向かいの山のほうへ抜けの眺望がききます。




作業を見守るぐんじ夫妻としょうくん母子。



最後、高田棟梁が見守る中
棟木を締めるくさびを打ち込む郡司さん。




無事に棟まで上がりました。



水平構面の隅を固める
火打ち材を入れていきます。




暗くなってきたので今日の作業はここまで。
皆さん、おつかれさまでした。




棟の上がった家を見ていると、
家が出来てきた実感がようやく現実味を帯びてきて、
これからここでのいとなみが始まっていくことへの
感慨がわいてきますね。
足場の上から家を見て郡司さんもそのことを様々
かみしめ、味わっているようでした。




















 
| 『 ましこの家 』 | 18:50 | - | - |
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