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| - | | - | - |
ゆるり 8

ようやく工事が一通り終了し、
引き渡しを迎えました。

ギャラリー側。




床は杉の厚板に柿渋塗り。
土足の予定だったのですが、
子供達が裸足で走り回っている様子を見ていて
靴を脱いで使おうということになりました。




一段上がった和室側。
小さな子供とお母さんがくつろいだり、
ワークショップをする場所。




こんな感じ。気持ち良さそう。

和室とギャラリーの間には
吹き抜けの天窓があります。




その上についているルーバー窓の
操作用チェーンを確認中。
こっちに回すと開いてきて・・。

見上げるとこんな感じ。



この上にあるルーバー窓を開けると
温度差で自然換気が起こります。
ここから入る光は
刻々と明るさと色合いを変えていきます。




実測調査の時に見つけた吹き抜けが
この天窓になって
空間を息づかせてくれています。




入り口には網戸がついていて、
天窓から出て行く分の空気を導き入れます。




奥のスペースとの境には
古建具の引き違いおさ格子戸が
印象を引き締めています。




トイレに古建具のガラス扉が設置されました。



厨房では
元あった収納家具を改装して再利用。
窓はこすげ先生のコレクション。

入り口側は・・・




ヒノキ板張りの引き込み戸。
ガラスは同様にこすげ先生コレクションの
アンティークの葉模様ガラス。
外壁も色を塗り直しました。




外観。
隣にある治療院と同じ色の浪板が
繋がりを感じさせます。

治療院の待ち合いの延長でもあり、
子供とお母さんのためのワークショップや
学びや発表の場にもなる、
この ゆるり というスペースは
こすげ先生と香織さんが治療院をつくるときから
そこに合わせてつくりたいと考えられていた場所です。
9年の歳月を経て、
充分にあたためられ、様々な準備がなされて、
いよいよこうして場として開かれることに、
深い感慨を覚えます。
これからが楽しみですね。


治療院に引き続き、今回も
工事でお世話になった櫛谷建築さん、
どうもご苦労様でした。











































 
| 『 ゆるり 』 | 23:30 | - | - |
感覚

一つ年長、ほぼ同世代の友人に
偶然、ワンドロップの前で出逢う。
彼女も40を過ぎてから出産し、今では二人の子達のお母さん。
一緒にいた門に初めて出逢い、目を細めて見ながら、
おめでとう〜、かわいいねえと言い、
ねえ、子育てどんな感じ?と聞いてくる。
いやあ、かわいいよお、と答えると、
そうやんなあ〜、かわいいやんな〜
私ら、ちょっと 孫感覚 入ってるやろ、と。

あ? 言われて何かピンと来る・・。

そういえば、
今朝、ゆずりはさんの送ってくれた生後2週間の
門の写真を見てから、大きくなった今の姿を見て、
なぜかうるうるきたりしたのもそんな感じかも。
ジブリの映画『竹取物語』で翁が幼い姫を見て、
涙を流している姿に妙に共感したのもそんな感じかも。
とにかく、幼い子供や生き物の姿を見ていると
かわいくて何か感動してうるうるしてしまうという・・・。
これは微妙に久美にはまだ芽生えていないようで
どうやら45歳の辺りに
その感覚の生まれるボーダーラインがあるようだ?
20代、30代ではきっと感じなかったであろう感覚。
それを感じながら
子育てしている自分にちょっと笑えてくる(笑)



















 
| - | 23:18 | - | - |
大垣の家

大垣に住む古くからの友人の家の改装工事が
お盆前に無事に竣工しました。

工事を振り返りつつ・・・

空間として
少し使いにくいサイズだった部屋を少しのばして
庭との繋がりもつくろうという方針。




増築部の基礎の掘方。
庭にはさくらんぼや桃など
たくさんの果樹が植わっています。
なるべく伐らないように・・。




増築部が出来てきました。
右側のダイニングは
床を上げて堀こたつ形式にします。
奥行が広がっても
椅子座には間口が少し狭い感じがあること、
3人の小さな子供たちがいることと、
そして、床座の方が沢山の人が座れること、からです。
段差が付くと空間からの印象にも変化が生まれます。




杉板張りの天井が張り上がりました。
デッキへの開口は建具が引き込みで
全開口になるサッシにして外との繋がりをつくります。
収納に使う古建具も入ってきました。
これから寸法合わせの加工をします。




開口部は少し高さを下げて
ロールスクリーンが仕込めるように
垂れ壁をつけました。




あいまいにリビングとつながっていた
キッチン横の空間を垂れ壁をつけて分節し、
印象をすっきりさせます。




垂れ壁の出来上がり。
天井の残りの杉板を壁に張って
無駄なく利用できました。




左官で漆喰の仕上げ中。
施工のわきよし建築さんの提案で
記念に子供たちの手形を壁に残すことに。
家具でかくれることのないキッチンカウンターの下の壁に。




順番にお母さんと一緒に・・・



はい、できたよ〜
お父さんと手を洗いに行こう




こんな感じ。いい記念ですね。



ダイニング側机付の出窓からは
ちょうど庭の竹林が見えます。
和室的な空間なのでちょうどいい感じ。
リビングと同じ天井位置なんですが、
段を上がる分、天井が低くなります。
天井が低くなると落ち着いた印象の場になりますし、
高い方との対比が出来て、意識の変化も導かれます。

さていよいよ、工事も終わりに・・




リビングの床は檜板張りに桐油塗り。
外部デッキまで一続きでぐっと広くなった印象です。
ペンダント照明は偶然見つけた揃いの
50年代のアメリカンアンティーク。
右手の壁には造り付けの棚が入ります。




段を上がったダイニング側の
堀こたつでスマイルのわきよし建築の脇田さん。
ごくろうさまです。色々お世話になりました。




杉板天板の座卓も設置されて、一通り完了のダイニング。
ペンダント照明は
竹と木のフレームにガラスの日本のアンティーク。
なかなか珍しいかたち。
床は杉うづくり仕上げ。見た目も触りも柔らかい。
障子も入って、落ち着きと雰囲気のある空間になりました。




造り付けの棚も設置完了。



家具も入って生活の場が整いました。
子供たち、ここでのびのびと大きくなってほしいな〜。
おうちを楽しんでね。























 
| 『 大垣の家 』 | 19:50 | - | - |
ゆるり 7

現場は内部仕上げがほぼ完了しました。
壁面仕上げはウッドチップ入りの紙クロス。




白い壁になると
光が入り込み回っていく様子が明らかになってきます。




そして、柿渋塗りの杉の木部との対比が
心地よく感じられます。




一段上がった床の方には温水式床暖房が入っています。
仕上げはこの後、畳が敷かれます。


吹き抜け部。



射し込む天の光。



光のグラデーション。



もう少しで完成です。


















 
| 『 ゆるり 』 | 23:51 | - | - |
garden

花咲く夏の庭。



石も緑と花があると
はなやいでうれしい。




パーゴラの上に茂る緑。



塀の完成、そして変化し続ける。

























 
| 『 O project (桜鹿荘)』 | 20:35 | - | - |
『 ゆるり 』 6

現場は
大工工事が大詰めです。




壁の下地が張り終わって、
紙クロスを貼る為の下地処理の工程が始まっています。

塗装工事も始まっています。
天井が白くなり、柱などは柿渋が塗られています。
塗って数日が経ち、少し赤みがさしてきています。




柱と差鴨居に
相似形のような目地パテ処理部。




トップライト面のガラスも納まりました。
吹き抜け上で目地パテ処理の作業中。
気の毒なことに、今は外部養生の為、窓を開けられないのに
熱気が上にたまっていて大変です。




古建具も設置完了。



入口入ってすぐの低い天井。
ちょっと気持ちいい圧がかかる感じ。

光が天井面を伝って室内に導かれていきます。

仕上げが始まり、
これまで積み上げてきた作業が一つにまとまって、
場が大きく変貌を遂げていきます。


竣工までもう少しです。














































 
| 『 ゆるり 』 | 19:52 | - | - |
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