今回は3つのグリム童話に取り組んでいます。
春に公演した『高瀬舟』とはまた違う世界がそこにはあります。
読めば不条理で荒唐無稽のように思えるお話が
生きて語られる言葉を通して出逢うときに、
全く違った印象と世界を体験させてくれます。
いのちはこちら側に流れている、と思えるような。
情報ではない、生きたことば、生きたお話が
童話にはそのままあるようです。
頭で追わずに体で感じる方が
童話にはよりふさわしいのかもしれません。
感じた後でこころの奥で密かに変化している何か。じわじわと。
3人の言語造形から、
感じたそのままを音にするように。
今回はヴァイオリンとガムランで音楽をつくっています。
童話にながれているものを
体で感じにいらしてください。
場所・時間などの詳細は下記をご覧ください。
(夕方の部にまだ少し空席があるようです)
予約お申し込みは下記、ことばの家 までお願いいたします。
(今回は大阪 ことばの家 での公演のみになります。)
(以下 ことばの家 公演案内より)
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いま、何かとせわしない日々の生活に追われているわたしたち。
そんなわたしたち大人こそが、
こころの奥底でメルヘンや昔話に聴き入ることを求めてはいないでしょうか。
ろうそくの火を囲んで、バイオリンとガムランの響きとともに、
三つのグリム童話に耳を傾けてみませんか。
洋の東西を越えて、
童話は誰しものこころの故郷の調べを奏でています。
■ 演目
「兎の花嫁」 諏訪千晴
「星の銀貨」 諏訪夏木
「白雪姫」 諏訪耕志
■ 演奏
ヴァイオリン、ガムラン 森田徹
■ 日時
2014年 2月16日(日)
【昼の部】 午後1時10分開場 1時30分開演
【夕の部】 午後5時10分開場 5時30分開演
■ 会場
ことばの家
南海高野線「帝塚山」駅より北東へ徒歩5分
阪堺上町線「姫松」駅より、西南へ徒歩約4分
地下鉄四つ橋線「玉出」駅3番出口より東へ徒歩約15分
■ 入場
前売 : 大人 2,000円 中学生以上20歳未満 500円
当日 : 大人 2,500円 中学生以上20歳未満 1,000円
(ご入場は中学生以上の方のみでお願いいたします)
お席に限りがありますので、ご予約をどうぞお願いいたします。
■ お問い合わせ・お申込み
ことばの家
出演者プロフィール
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諏訪耕志(言語造形)
・諏訪千晴(言語造形)
1978年神奈川県出身。2008年、芥川龍之介『藪の中』で初舞台。その他、2008年
『宮沢賢治「呼吸する世界」』、2009年『夕鶴』など。
・諏訪夏木(言語造形)
2005年生まれ。小学校2年生、8歳。これまでの語りの舞台出演は、『古事記』から
「天地のはじまり」、宮澤賢治『めくらぶだうと虹』など。
楽しく言語造形に取り組んでいます。
・森田徹(音楽演奏)
ヴァイオリンによるクラシックから中世古楽、民俗音楽、即興、ジャンベや舞踏などとの
コラボレーションなどの演奏活動、CD制作など。森田建築設計事務所主宰。