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かばたの家 7

現場では屋根葺き工事が進んでいます。
一安心。ここまで特に大雪もなかったようで、よかったです。




土壁を保護するための外壁の板張りも始まりました。



内部では
床下地と新しい土壁の設置が並行して進んでいます。
場の様相が変わってきています。




水回りの設備配管が行われています。



新しく出来た吹き抜け。



ここにも。



ここにも。
シート越しの青い光。




垂直方向への繋がり。



2階では床下地と
新しく出来る壁の下地が立ち上がり始めています。


 












 
| 『かばたの家』 | 10:09 | - | - |
『URBAN RESEARCH DOORS くずはモール店 現場レポート2』

現場が進んでいます。
ファサードの形状が見えてきました。




内部は壁と床の下地がほぼ完了しています。
天井は塗装までがほぼ完了。




左官の下塗りが始まっています。仕上げは漆喰こて押さえ。
下塗の時点でも、コーナーがR面になると光が回り始めます。




スチールの造作は塗装が完了し、
民家古材の垂木が取り付けられ、ガラスがはめ込まれています。
光天井内部照明の仕込み中。




石積の上に壁が立ち上がっています。
ここに鉄の什器が設置されます。




カウンター腰の大谷石積み。
古材の天板が取り付くと見えにくくなりますが
中央に曲線で削り出した石の持ち送りが2つ仕込まれていて、
天板を受けます。




大谷石にくいこむスチールの円柱。
無垢の素材同士が出逢う箇所では
様々に面白い表情が生まれてきます。

























 
| 『URBAN RESEARCH DOORS くずはモール店』 | 22:18 | - | - |
鳥居

いつもお世話になっている櫛谷建築さんで
桃山御陵の鳥居を加工していると聞き、
先日、新年早々の工場に見学に行ってきました。




樹齢およそ400年の吉野檜。長さ約7m。
丸く加工されて直径60cmほどあります。




これは柱になる材。丸く削り出したもの。
立てたときにまっすぐ同じ太さに見えるように
視覚補正の加工がされているそうです。
手前に見えているのは掘立の根がらみの取りつく仕口。




とにかく重いので動かすのも大変です。



鳥居の笠木が取りつく部分。真ん中の部分が笠木にささります。
笠木も丸いのでそれに合わせて削っています。
両側は仕口の保護のため、仮に取り付けている部材。




保護材を外したところ。



貫のささる箇所。こちらも大きい。貫も丸材なので
それに合わせて掘り込んでいます。

全部の部材が丸く加工される鳥居の形式を
神明鳥居(しんめいとりい)といい、シンプルで素朴な形式です。
伊勢鳥居ともいうそうです。




丸く削り出すために、まず丸太の材を角に挽き、
その角の数を増やして削りながら丸くしていきます。
削るうちに白太の部分も無くなっていきます。
これは途中工程の端材。




最終的に丸く加工するためには鉋で削りますが、
仕上がりの曲面に合わせた鉋を作ります。




手で鉋をかけていくと木肌が光っていました。



手で加工を終えて搬出の準備を待つ材。笠木に柱、貫の各部材です。

桃山御陵は明治天皇陵で、
正式には伏見桃山陵(ふしみももやまのみささぎ)といいます。

これは昭憲皇太后(明治天皇の皇后)の
伏見桃山東陵(ふしみももやまひがしのみささぎ)に立ちます。

鳥居は掘立で根元が腐ることもあり、
数十年で建て替えられているそうです。

新年早々、ヒノキの大きな清々しい材と丁寧な仕事ぶりを見せてもらって
その惜しみないたっぷりさに、年明けにふさわしいめでたい印象でした。
今頃はもうこの新しい鳥居が立っていることでしょう。





















 
| - | 18:04 | - | - |
言語造形公演 『大人が楽しむグリム童話のひととき』

今回は3つのグリム童話に取り組んでいます。
あらためて童話の面白さ、奥深さに出逢っています。
日常(と考えている)世界から
そのすぐそばにある異世界へするりと入っていくような・・・。
今回はヴァイオリンとガムランで音楽をつくっています。

(以下 ことばの家 公演案内より)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 


  いま、何かとせわしない日々の生活に追われているわたしたち。

  そんなわたしたち大人こそが、
  こころの奥底でメルヘンや昔話に聴き入ることを求めてはいないでしょうか。

  ろうそくの火を囲んで、バイオリンとガムランの響きとともに、
  三つのグリム童話に耳を傾けてみませんか。

  洋の東西を越えて、
  童話は誰しものこころの故郷の調べを奏でています。


■ 演目
     「兎の花嫁」   諏訪千晴
     「星の銀貨」   諏訪夏木
     「白雪姫」     諏訪耕志

■ 演奏
     ヴァイオリン、ガムラン   森田徹

■ 日時       
     2014年 2月16日(日)

     【昼の部】 午後1時10分開場 1時30分開演 
     【夕の部】 午後5時10分開場 5時30分開演 

■ 会場       
      ことばの家
        南海高野線「帝塚山」駅より北東へ徒歩5分
        阪堺上町線「姫松」駅より、西南へ徒歩約4分
        地下鉄四つ橋線「玉出」駅3番出口より東へ徒歩約15分

■ 入場
      前売 : 大人 2,000円  中学生以上20歳未満 500円
      当日 : 大人 2,500円  中学生以上20歳未満 1,000円
       (ご入場は中学生以上の方のみでお願いいたします)
     
      お席に限りがありますので、ご予約をどうぞお願いいたします。

■ お問い合わせ・お申込み  ことばの家


出演者プロフィール 


諏訪耕志(言語造形)


・諏訪千晴(言語造形)
  1978年神奈川県出身。2008年、芥川龍之介『藪の中』で初舞台。その他、2008年
  『宮沢賢治「呼吸する世界」』、2009年『夕鶴』など。


・諏訪夏木(言語造形)
  2005年生まれ。小学校2年生、8歳。これまでの語りの舞台出演は、『古事記』から
  「天地のはじまり」、宮澤賢治『めくらぶだうと虹』など。
  楽しく言語造形に取り組んでいます。


・森田徹(音楽演奏)
  ヴァイオリンによるクラシックから中世古楽、民俗音楽、即興、ジャンベや舞踏などとの
  コラボレーションなどの演奏活動、CD制作など。森田建築設計事務所主宰。





 
| - | 23:09 | - | - |
『URBAN RESEARCH DOORS くずはモール店 現場レポート1』

昨年年末から始まった
URBAN RESEARCH DOORS くずはモール店 内装工事。
くずはモール、春の増床リニューアルオープンに向けて、進行中です。




いくつかの工事が同時進行しています。
新年早々、既にスチールの造作は組み上がっていました。




中央ではレジカウンターの大谷石積み工事が進行中。



とても内装工事とは思えない光景ですね(笑)。



腰壁の大谷石積みが完了していました。
塊の石から削り出さないとこの曲面は生まれてこないのです。




天井内への配線工事なども同時に進行しています。



かたやLGSの壁面下地を組みつつ、



かたやリースラインに合わせて石の仮組を。
曲線のリースラインなので、
現場での墨出しが違っていると、
加工してきた石が合わなくて一苦労です。
パソコンの画面上ではどんな曲線でも引けますが、
現場では画面上のようにはいきません。ご苦労さまです。

施工は今回も木村工務店さん。
毎回、店舗内装工事をはるかに逸脱した(!)作業内容の工事を
タイトな工期の中で納めてもらっています。
今回もなかなかタフな現場になりそうですが、よろしくお願いいたします。

森田建築設計事務所  森田 徹




















 
| 『URBAN RESEARCH DOORS くずはモール店』 | 20:24 | - | - |
新年 ー 『かぐや姫の物語』を観て

2014年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

新年早々、遅ればせながら、
映画『かぐや姫の物語』を観てきました。
昨年末に、北中さんからとっても良いから是非に、
と薦められていたのもあって、
新年にぴったりか、と思いたって行きました。

絵がとても美しい。その絵が動いているのも素晴らしい。
草花や生き物、人々が手描きのタッチで活き活きと描かれています。
色合いも派手ではなく淡く豊かで、描かれているものと背景の省略具合の
バランスもとてもよく、日本の美術の伝統的な美意識や構図などが
素直に現代に発展されたらこうなるんだという印象があります。
音楽もとても印象的ですし、声の演技も説得力がありました。
そうして綴られる物語はよく知られたものですが、
日常の様子や心理描写が加えられたことで、私たちに身近なものとして
伝わってきます。
普遍的なところから溢れてくるやさしさを見終わって感じました。

かぐや姫のように月に帰る訳ではありませんが、
私たち一人一人は皆いつか帰ってゆく者として
この地球に降り立って生きています。
生きていることって何なのか、
地球に生きている人が皆、
心の奥深くでは知っていることを思い出させてくれるような、
そんな映画でした。沢山の人に観てもらいたい映画です。

そしてこの映画が
今出来上がって公開されていることをとても嬉しく感じました。
この日本発の映画の伝えているメッセージや生み出す感動には
世界から共感が得られると思います。広く、長く、深く。






















 
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