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| - | | - | - |
『風の歌』 を体験して
 
響奏の吟遊詩人『風の歌』のコンサート、
そして翌日のワークショップ、
どちらもとても素晴らしい体験でした。

お互いの声を聴き合い、
後ろから声を出すように、
常に周りの今の響きを聴きながら
そこから感じる音を
透明な響きとして発してゆく

・・ことから生まれてくる響きの空間に
共鳴してゆく体験。


聴いていると
自然に背骨が揺れてきて、
禅密功や活元運動をしているときに感じているものに
似ているところがあるなあと思いながら。
響きを中に、響きの中に。
音の響きとして顕れている空間体験の至福。

翌日の鍋島先生と皆さんのワークショップで
実際に声を出してみたのはもっと鮮烈で強烈な体験でした。

一見、やわらかで穏やかな響きなのですが
そこにはとても巨大な広がりがあって
響きあう全方位性 のような体感がありました。
そしてとても強烈な何かが流れていくような・・。
これはなかなかうまく言葉に出来ませんが・・・
言葉で把握できるものでもなく、
機会があれば、ぜひ体験してほしいですね。



周囲の響きを聴いて後ろに声を出す、というのは
個々の自我を乗り越えて、さらに大きく、
生命の進化を進んでいくための一つの方法なのかな、と、
先日のオイリュトミーのクラスで体験した、
後ろ向きに歩く動きが『意志を持って行う動詞』である、
というのを思い出しながら、
ふと思いました。

後ろという、見えていない方向へ動くには、
意志を持った上でさらに、
そちらへ向かう大きな見えない力をしっかり感じること、
も求められているなあ、と思ったのですが、
そのことが「意志を持って行うこと」であるのならば、
そこには既に、個々としての自我を越えた存在、もしくは
意識のありようが、意志、
と呼んでいることの中に含まれているのではないかな、と。
その行為と過程がどこか似ているなあと。

さらにまた、
感じることによって、
今ある枠を無にしようという方向付けは
私たちの生命の可能性を広げることでもあります。
今自我として私たちが認知している範囲も
その枠の一つなのではないでしょうか。




意識でフォローして言葉に出来るのは
とても限られた部分ですし、
何だかかたい印象になりますが(笑)、
実際に体感して体験したこと、
この二日間の体験は、
とても興味深く面白いものでした。


来年もまた、
京都に来られるのを待っています!!
皆さん、ありがとうございました!!


人見さん、こだまちゃん、ほあんくん、
スタッフの皆さん、ごくろうさまでした〜!



協奏の吟遊詩人 『風の歌』

ゆりかごのうた  





























| - | 10:52 | - | - |
響奏の吟遊詩人『風の歌』 アカペラコンサート の お知らせです。

 

響奏の吟遊詩人『風の歌』
アカペラコンサート の お知らせです。


今年も鍋島先生たちの あの…素敵な声に出逢えます。
というか、 体験ですね、


耳で聞く? あれ?歌って耳から聞くんじゃないの??
と 疑ってしまいます。 


歌声は…は どこから聴こえてくるのかな?
そして、どこへ 染み込んでいくのでしょうか。
響奏の吟遊詩人『風の歌』の歌は 光のプリズムのように、
降りそそいてくるような、脳にダイレクトに響いているような…
でも 胸やお腹があたたかくなるのはどうしてでしょうか…。
始めて、私は響奏の吟遊詩人『風の歌』の歌声に触れた時、
自分に一体なにが起こっているのか
理解不能に なったことを覚えています。笑

是非 この機会に響奏の吟遊詩人『風の歌』の生の歌声を
聞いて秋の澄み渡る夜空に心をむけてみてはいかがでしょうか。
関西でのコンサート とっても貴重な時間だと思います。



また、上門前の家で、ワークショップも行ないます。
響奏の吟遊詩人『風の歌』 鍋島くみ子先生の
お話とワークショップにご参加下さい。

※受付メールは 下記 我が家ではないので、
お間違えのないように。お願いします。



響奏の吟遊詩人『風の歌』アカペラコンサート
9月28日(土)
場所 砂川四朗記念ホール 京都伏見区
時間13時30分 開場 14時開演 (全席自由)
前売り 3500円
当日 4000円



〒612-8435 京都市伏見区深草泓ノ壺町36-1
近鉄「伏見」駅より徒歩5分 
京阪「墨染」駅より徒歩10分

お申込 「風の歌」コンサート実行委員会まで
   代表 Tel. 080 6122 9194
E-mail  hito-mi[a ]leto.eonet.ne.jp

必ず[a ]を@に変更の上、お送り下さい。
(スパム防止のためこのように表記をしております)

お振込先 ゆうちょ 記号14400
番号39852811
(ヒトミヨシコ)



響奏の吟遊詩人『風の歌』 音魂のワークショップ

9月29日(日)
場所  森田建築設計事務所 上門前の家 (京都市北区)
時間 14時30分開場 15時開始〜17時
参加費 5000円



参加希望は こだま まで
harmony-k♪hotmail.co.jp
♪を@に変えてメール下さい。



響奏の吟遊詩人 → HP
響奏の吟遊詩人「風の歌」ゆりかごのうた  → こちら
今回の主宰を行なっています 児玉さんの日記 → こちら








| - | 06:24 | - | - |
稲刈
 
今年は台風18号の為、
皆さんそろっての稲刈りは中止になりました。
私たちも楽しみにしていましたから残念です。
しかし自然現象のこと、
こればっかりはどうしようもありません。

ですが、お米さんの育ちぶりを一目見て、
山田さんへお礼も伝えたい!と
森田スタッフ3名と私で岐阜の養老まで行ってきました!

京都も高速も雨降りだったのですが
現地に着くとちょうど雨があがり、
せっかくなのでいくらか手で刈って帰りましょうということに。



山田さんの軽トラに乗り込んでいざ!
荷台に、のりちゃん、にんにん、くりくりに山田さんの奥さん、
そして山田さんが運転。


見事に色づいて穂を垂れ、
刈ってもらうのを待つばかりという風情のお米さん。
色づいた田は何度見ても美しく、
たっぷりと満ちたあたたかな何かを感じる光景です。


今月頭の台風の時にも
いくらか稲が倒されてしまったのですが、
今日刈れるように、山田さんが竹で支えて下さっていました。
稲穂がこの状態で雨に濡れ、また水の中に浸かっていると、
発芽してしまうことがあるのだそうです。
本来ならば晴れた日があれば、
稲穂の頃合いを見計らって刈ってしまいたいところですが、
大勢で揃って行く為に前もって決めた日に稲刈りが出来るように、
色々、普通より余分なお手間やご心配をおかけしてしまい、
申し訳ないです。ありがとうございます。


早速、稲を刈ります。なるべく倒れた稲を選んで。
濡れた稲は少し重く、鎌の切れ具合も乾いている時よりは
ひっかかりがあるようです。
実際、稲刈りは稲穂が乾いているように、
朝露も乾く昼頃から始めるのがよいのだとか。
とはいえ、
この稲を刈る感触はいつのまにか身体の中に染み込んでしまったようで、
年に一度、ここに帰って来てこの感触を味わうのを
どこか深いところで楽しみにしているのだなと思いました。
来年はまた皆さん一緒にそれを味わいたいですね。


見事に実った稲穂。
今年も去年と同じくらい沢山の収穫量があるだろうな、と山田さん。


とりあえず、今日の分終了!
残りはコンバインで収穫、山田さん、よろしくお願いします!


山田さんご夫妻の貴重なツーショット(笑)。
団体での、手での田植えと手での稲刈りを、前もって決めた日に、
という、とってもわがままな(!)お願いに、
毎年応えて頂いてありがとうございます。

発芽までの管理や、夏の間の水の確保や
草取りや肥料を入れるタイミング、量などなど、
私たちがこうして年に二回訪れてお米作りに関われるように、
見えないところで長い期間、様々お世話して下さっているおかげで、
美味しいお米さんに毎年出逢えるのだということを、
今回あらためて実感しました。本当にいつもありがとうございます。



今年はハザを田んぼには作れませんでしたが、
それ用の竹を用意して頂いていたので、
ガードレールを利用して即席のハザを完成!


やった〜!


かけた稲穂の先からは
水滴が玉のように膨らんで、いくつも滴り落ちています。
ここまでの作業、不思議に雨に遭わず、終えることが出来ました。
ありがたい。
そして、天候に対するこのような気持ちが、
お米作りの間、農家の方々にはずっと続いているのですね。


山田さん、ありがとうございました。
今年のお米さん、楽しみに待っています。
































| - | 19:06 | - | - |
『 かばたの家 』 2

実測から時間が経ちましたが
ようやく設計と工事見積がまとまり、
着工の運びとなりました。

工事に先立って
お祓いを氏神様の神主様にお願いします。

ものが片付き、
祭壇が設えられると空気が変わるようです。



 

お米をまく施主の石津さんご夫妻。

先祖代々引き継がれてきた家と田を新たに、
これからの未来につないでゆく決意を
今日またあらためてされたことと思います。


この家が新たな姿になって、
その気持ちに応えられるように
私たちもがんばります。









| 『かばたの家』 | 19:30 | - | - |
『 ねごろの家 』 5


現場は外部仕上げに向かって進行中。
ラス下地が出来上がって左官の下塗を待ちます。



玄関ポーチに納まる段石の設置について確認中。



玄関内部より見たポーチ。
天井が続いて中と外が貫入しあう場所。

正面の隣家との間は
植栽で直接的な見え方の印象を変えて、
双方の関わりを和らげるようにしようと思います。




内部工事も進んでいます。
2階は天井が終わって、壁の下地を施工中。



 

手前の方では倉庫が建ちあがっています。





切妻の低く抑えた屋根の倉庫小屋。



母屋との境は外部通路になります。
屋根面に明かりとりを設けています。




母屋の屋根の下に入り込むように納まっています。















| 『 ねごろの家 』 | 18:48 | - | - |
桜のカウンター

今日は臼杵さんの工房に
現在進行中の和食のお店に設置する桜のカウンターを見に
施主の岡本さんと一緒にやってきました。

客席はL字型のカウンターだけの
こじんまりとしたお店になるので
お客さんに一番近いカウンターの印象は大切です。

無垢材を使うために、
計画の初期の段階からカウンターの材とサイズは決めて
木の乾燥や修正時間が取れるように、
先行して作業してもらってきました。



なかなか良い感じです。お店の実感がわきますね。
天板は平行に2枚の材を継いであります。



仕上げに想定している漆とオイルの場合の
水はじき具合の違いなど確認。
漆の方が水には強くなります。
なので醤油などのシミや汚れに対しては漆の方が有利。




縮み杢が所々に出ていて、拭き漆で仕上げてもよさそうですが、
結局はオイル拭きで明るく仕上げることに。
お店の全体の印象からはその方が合いそうです。
木の質感は活かせる仕上げです。




面の大きさを決めるのに実際に削ってもらいます。
少し大きめの丸面にして
柔らかい印象にしてもらうことにしました。


















| 『 佳肴 岡もと 』 | 17:27 | - | - |
竹小舞をかく 2(あやうたの家 9)

 
翌日は大阪から
さおりさんが手伝いに来てくれました。
くりくりが作業について説明中。

 
この作業は
手先の器用な女性の方が向いているかもしれません
 
昔は村の人たちが皆で手伝って編んでいたようですが、
そのときに若い男女がペアになるように組ませてカップルが
生まれるように仕向けたりしたこともあったとか・・。
木舞の裏と表に分かれて、紐をこちらに来たら通してまた返す、
というやりとり。
双方が協力しないと上手く出来ないし、
作業の雰囲気も、
適度な集中とほんわか具合が同居していて
どこか心地よい時間が流れています。
心通い合わせるにはちょうどよい状況が続くかもしれません。
人の手作業のスピードは度を過ぎることがないようです。



それぞれの持ち場で作業を進めます。





作業しながら日差しを遮る軒の出のありがたさを実感。
雨のときにもこの下を歩いてゆけます。

 
谷から風が吹いてきて、屋根の下を流れていきます。
そうしてようやく・・

 
今日の予定の箇所は終了。



なかなかきれいに編めましたね。
というところで、
皆で記念撮影、パチリ。お疲れさま〜。


というところで我々は京都に戻ります。
しかし、家全体の竹小舞を編むにはまだまだです。

 
このあと、臼杵さんはこつこつと作業を続け、
最後はしばらく奥様が手伝いにこられて、
1か月ほどかかって竹小舞を仕上げました。お疲れ様でした。


ところで、
当初この竹木舞の土壁を耐力壁として想定していました。
その場合、建築基準法の規定を満たす必要があるのですが、
仕様規定の寸法や土壁の素材に関する規定などが
とても細かく厳しいのです。しかしこれをクリアーしなければ
確認申請の中間検査が通りません。
作業性や穴あけ位置の違いのため、
現場でエツリ竹を割竹から丸竹に変えた時点で
この規定を完全に満たすのは難しいと感じ、
色々検討してみたのですが、
筋違を入れて耐力を確保する仕様に変更しました。
必要な耐力はこれで確保されるので、
竹木舞土壁の強さや粘りは余力としてはたらくことになるでしょう。

そしてまた、土と木という
呼吸する自然の素材でできた空間が出来上がることに
変わりはありません。









具体的な数値や寸法で規制しないと
欠陥のある建物ができてしまうから
法規制が厳しくなる、というのも、ある程度理解はできます。
一方で、そうした規制や基準があるがために、
自国の昔からある伝統的な工法の住宅が
昔のように気安く、合法的に建てられない、というのも、
不自然な状況だと感じます。
もう何年も議論がされてきていることです。
どの観点から論議するのかによっても見出せる答えは違ってくるでしょう。


夏が終わり、
現場では荒壁付けが始まっています。










































 
| 『木を植える (あやうたの家)』 | 17:42 | - | - |
意識
 
8/31に大阪のドーンセンターで見た、
メルクリアーデのオイリュトミー公演
「森羅万象」はとても素晴らしかった。

出演
メルクリアーデ オイリュトミー:鈴木明子 中島雅子 森ひろ美 朗唱:根岸初子
ブーケ・デ・トン フルート:齋藤佐智江 ヴァイオリン:飯島多恵 ピアノ:猿渡紀子

プログラム
短歌 3首
宮沢賢治…『春と修羅』『永訣の朝』『あの、おおもののヨークシャ豚が……』
J.シベリウス…もみの木
E.グリーク…エロティコン
C.フランク…ヴァイオリン・ソナタ第4楽章
R.シュタイナー…『地水火風の精霊たち』(作曲:藤井喬梓)
J.S.バッハ…2つのヴァイオリンのための協奏曲より
ほか


私たちの習っている鈴木智子先生を含め、
3人のオイリュトミストの方々と朗誦、音楽によるプログラムは
内容が盛り沢山でした。
ユーモラスな演目もあり、壮大なものもあり・・又
光の演出や音楽と言語造形との関連付けや演出もバラエティに富んでいました。
そして、日本語への意識的な取り組みをとても興味深く感じました。
ドイツ語の響きとはある意味、とても対比的で、
言語を介して捉えられ、あらわれてくるものが違うことを
あらためて感じます。その奥へ向かう時にはどうなるのだろう・・?

オイリュトミーの動きから表現されるものによって、
そのようなことをまた更に深く感じている訳ですが、
私たちも同じオイリュトミーをやっているはずなのに、
舞台を見てると何でこんな風に動けるのだろうと思います。
信じ切る心が足りないのかな?とか(笑)。

鈴木先生の動きを見ていると
(師匠なのでどうしても注目してしまうのですが)
いつも体が生まれてきた中心から全ての動きが発生してくるようで、
それが体の隅々から、
さらにその先の空間にまで広がっていくように感じられます。
印象としては
何かに任せ切った末に出てくる動きのような・・。

それはレッスンのときに言われている、
動きが方向を持ってやってくることを感じる、ということ。
それを感じてそこに乗っていく、
に任せ切るということなのかもしれない、
と思いました。

その動きが既にあるのだとすれば、
音楽や言葉の中の流れをどこまで微細に感じて
動きとしてあらわしていけるのか、
ということに焦点が向いていきます・・。
オイリュトミーは表現が先立つというよりは
感知とそのさらなる探求があって成り立っていくもので、
自己の表現、というような枠組みより
さらに深い部分に根差そうとする衝動を
根本的にもつものなのではないだろうか、
とあらためて感じました。

そのことによって
意識がとらえる範囲を
例えば無意識と言われているような領域へ積極的に広げていくような、
そのための訓練となるメソッド、
ともいえるのかもしれません。

そのような部分の存在を
確固としたものとして目の当たり体験しているような
鮮烈な印象の公演でした。





















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