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| - | | - | - |
夏の現場は続く
 
日差しの中で現場は引き続き進行しています。




蔵は腰壁の修復が終わりました。



池の石積は最下段がようやく半ばを越えました。





煉瓦小屋は煉瓦工事が終了し、
木の小屋組みが設置されるのを待っています。



気持ちの良い木陰の下。



コンクリートの臥梁は木目を写しています。



窓からはムクの大木の幹が見えます。



緑の中の煉瓦小屋。
木部の完成が楽しみです。

































| 『 O project (桜鹿荘)』 | 16:18 | - | - |
はじまり
 




今年もまた早朝、琵琶湖の蓮を見に行く。

美しい光と姿とそのさま。

美しいと感じるその前に

感じている何かはなんだろう。

胸の奥が開き、動いてゆく何かは

風となって花を揺らす。



多く動いた一日。

北の水のほとりから、南の街の真ん中の鉄工所へ。

熱い工場の中。人の手を介していても、

何かが生まれてくることには変わりはない。その胎動を見る。



夜。

言語造形の諏訪先生とはじめて合わせる。

森鴎外の『高瀬舟』。

先生の言語造形に、私がバイオリンで音をあわせる。

そう、手と手をあわせるように。 これは祈りなんだと、心の奥深くで了解している。

先生の声で立ち現われてくるシーンや印象。

一人ではとらえきれなかった部分が、

生き生きと立ち現われてくる様子に感動する・・・。

立ち現われてくるものが、何なのか、

何を私たちに与えているのかを

言葉を交わして確認してゆく共同作業。

無意識で既に予感していたことを

意識で確認していくことで、さらにあらわれてくる姿や意味に、

二人は感動する。

今、言語造形によって、『高瀬舟』がたちあがることの意味。

偶然ではなく、用意されてきたことごとの流れが垣間見えて、

そこに私たちが乗っている高瀬舟。


『 初めにことばがあった 』


ここで選んだフレギア旋法も、

ヨハネによって示されたものでした。

私たちは今、

光について証をすることの 

なにがしかを

担う仕事をはじめたのかもしれません。





















| - | 18:44 | - | - |
『URBAN RESEARCH DOORS なんばパークス店』 リニューアル 1
 
開店から5年が経った ドアーズなんばパークス店 。

すっかり人気の店になって、

今回、隣の区画まで合わせ、大きくなってリニューアルすることに。




区画壁がとれて変更部分が解体された様子。


リニューアルと言っても、

もともとが古材や大谷石などの素材を使った造りですから、

使えるものは再び使います。


そして、新しく加えられる造作の制作が進行しています。



スチールの造作が出来上がってきています。

設置されたところを想像すると、

なかなか迫力のあるものになりそうです。



施工は前回と同じ、木村工務店さん。

工期が厳しい中で前回と同じような密度の

左官や石積みや木工事があるので、きっと大変でしょうが

よろしくお願いいたします。









| 『URBAN RESEARCH DOORS なんばパークス店』 リニューアル | 18:43 | - | - |
望み
 
ある朝、
木漏れ日の公園の横を進みながら、
ふとこう思った。


私たちの中には誰にも
光の存在がいつもあって
そこに祈ることができる

よろこびと希望の光
平和と愛の光

あふれ出る泉がそこにはある
そこにいつでも至ることができる

その光をこの世界に実現させることができる
それが望み

私たちの






| - | 15:00 | - | - |
古材選び
 


今年の夏は暑いですね。

炎天下の中、古材選び中です。


古材といっても色々。
材の古び具合はもちろん、
もともとの材の違いや
つかわれていた場所や様々な要素がからんで
その表情が生まれてきます。

質量のあるものにはそれだけの力が材の中に
含まれているのが、
一緒に並べていくと見えてきます。


並べてみて、仕上がり具合をシュミレーション。


活かされるように使います。



しかし、熱い一日でしたね〜。

島村さん、ご苦労さまです。



選んだ古材は
これからさらに手を加えて、
現場で使える状態にまで整えてもらいます。


よろしくお願いします。















| - | 18:26 | - | - |
夏の現場

すっかり夏のような光。
季節が駆け足で巡ってゆきます。


庭の一角に煉瓦小屋が立ち上がってきました。
コンクリートの臥梁が打ちあがっています。




木立の奥の小さな東屋です。
これから木で小屋組みを架けていきます。




池の石積が進んでいます。
日除けの天幕。




洋室と和室のとりあうところ。

この接点の内部では
光が場をつないでいく仕掛けが
施されています。




洋室の中では堅木の床材をパターン張りしています。

無垢の材は湿度で伸び縮みするため、
一つ一つ材を確かめて、
寸法を削り合わせながら、張っていきます。
工芸品のような密度の仕事です。





天井から入り込む光。

光が内部に浸透し、巡っていきます。



今の季節と同じくらい、

それ以上に

熱のこもった仕事が現場では続いています。













| 『 O project (桜鹿荘)』 | 10:29 | - | - |
リラの日

なんちゃん、 のりちゃん、
ピンクの薔薇をありがとう。
今日はリラが旅立ってちょうど1年の日。


リラの乗っていった
ピンクの薔薇を買いに行こうと思っていたら
なんちゃんが薔薇を届けてくれた。

私が仕事をしているのが好きだと
リラが言っていたので
そうか、と思って仕事に戻る。

打ち合わせしていたら
思いがけない知らせが入って、
予想もしていなかった、
何だか面白いことになりそう・・・・。

別の打ち合わせに大阪に出かけて
夕方戻る電車の窓から空を見ると、

大きな雲が
まるで薔薇の花のような形で
夕日に染まって
ピンクに輝きながら浮かんでいた。

君は今そこに乗っているのか・・・


そういえば、
昨日の夕方、
新幹線に乗っているときも、
目の前の通路への扉が人がいないのに何回か開いて、
あれ?と思って、
ふと窓の外を見ると、
そこに金色の夕日が輝いていた。

黄金のリラ。


今日のこと、
これからのことの、
予告に来たのかな・・・?

いつでもこちらを見てくれている・・・


事務所に帰ると、
のりちゃんからのピンクの薔薇が届いていた。



そうだよ、と
笑うリラがいるようだった。












| - | 12:05 | - | - |
『岐阜の家』 6
 
今日、梅雨明けした東海地方。

今朝までは雨だったそうですが、
朝からはからりといいお天気に。

おかげさまで予定通り、
棟上げが進んでいきます。



すっかり夏の日差しです。
ご苦労さまです。



大屋根の登り梁が組み上がっています。



登り梁の間に母屋をかけていきます。





何だか、かわいらしい大きさの家ですね。



屋根面に母屋がだいぶ入り、骨組(軸組)がしっかりしてきます。
登り梁を架けているので、
普通の垂木を流していく屋根の造りとは少し違っています。



引き続き、野地板を張っていきます。
屋根面が固まっていきます。



万が一の雨に備えて
ブルーシートをかけて、作業終了。

炎天下の中、
皆さんご苦労さまでした。


家の骨組みが立ち上がって、
実感がわいてきました、とご主人。

大きさもちょうどいい感じですね、とのこと。
よかったです。確かに図面などからでは、なかなかわかりませんね。

中もぐるぐる廻れるので
暮らしていると、
より広い印象に感じられるかもしれません。


これからの工事もよろしくお願いいたします。
脇義建築さん。















| 『岐阜の家』 | 20:28 | - | - |
上門前の家より『くらしのかたち展 仕事する服と植物へ』の企画のお知らせです。
 


13日より始まりました
上門前の家より『くらしのかたち展 仕事する服と植物へ』の展覧会


森田建築設計事務所 上門前の家にて
2012年 7月 14日(土)15日(日)16日(月)
12時〜18時まで

上門前の家の住所

京都市北区紫野上門前町5 地図 ←クリック

連絡先 075 - 495 - 0440 森田建築設計事務所 
morita-tkl@rio.odn.ne.jp






仕事する服 『Kurashi no Katachi』は
制作:杉本さん 意匠:森田久美
 
 






松本高志さんの草木染めのストール





森田美香さんのアロマのワーク
コロンを作ります。
『シエスタ』と『ヴァカンス』どちらがお好み?(^^)

みなさまのお越しをお待ちしています。




北中さんの描いた上門前の薔薇の版画 『薔薇』







暑い7月の展覧会 きっとみなさん 咽が渇いちゃいますね…。
今回会場ではイギリスのオーガニック コーディアル
3種類をご用意しています。
・エルダーフラワー
・アップルジンジャー(ここに森田生姜シロップ入っています)
・ライム&レモングラス(ここに森田生姜シロップ入っています)
全てソーダーで割ってお出ししますね。

どうぞ、声をおかけ下さい。







今回ジャム数種類の中にトマトと塩のジャムが異彩を放っています、
このトマトと塩ジャム
実はトマト2キロを…ぎゅぎゅぎゅっと濃縮してつくるので、
ごめんなさい。全く数が出来ませんでした。
数個…並んでいます。





おまけ
ソレイユとボンちゃん
お昼ね…。可愛い。







| - | 09:55 | - | - |
版画になった『薔薇』を額装する北中さん
 

北中幸司さんの薔薇が、ついに版画として完成しました。

展覧会でのお披露目が楽しみですね。


そして最後の作業報告が届きました。

額装です。画面の周りのマットの大きさや

額とのバランスは作品の印象に大きく影響します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


前回で終了したと思われた作業報告。
またか…と思われるでしょうが(笑)、
今度は額装編です。いよいよ完結?
「毒喰わば皿まで」の心境で、、
どうぞ目を通してみてください。



額装の準備段階。
絵に対して、額をどれくらいの大きさにするか、
実際に模型を作ってシミュレーションします。
寸法が決定したら、額屋さんにオーダーメードで製作してもらいます。
今回は「くらしのかたち展」に間に合わせるため、急ぎで作ってもらいました。



数日後、額が届きました。
ブナ材の木地を研磨しただけの仕上がりで、塗装はしていません。
歳月とともに木の色が変化しますが、それも味になるでしょう。



1ミリ厚の淡いクリーム色のマット紙に、
作品の寸法に合わせて窓がくり抜かれています。
マット紙の下に同寸法の厚紙があり、作品はこの間に挟み込まれます。



マット紙と厚紙の一辺は、このようにテープで止めてあり、
開いたり閉じたりすることができます。



作品の上側の辺です。
マット紙の断面は45°の角度にカッティングされています。
版の外側の余白は4ミリほど見えるようにしました。



こちらは、下側の辺。
下はサインが入るので広めに空けます。



作品のコーナーを固定するためのシールです。
直角三角形の袋状になっていて、ここに作品のコーナーを差し込みます。





こうして四隅を厚紙に固定します。
作品に直接テープを貼っていないので、
額や作品を入れ替えるときに
作品を傷つけないで取り外すことができます。



作品の下に鉛筆でタイトル、サインを入れます。
僕の場合、植物の名前をそのまま
作品のタイトルにすることがほとんどです。
今回は漢字で「薔薇」にしてみました。
…難しい字です。
漢和辞典でよく調べて、別の紙で練習してから書きました。
それからスケッチした日付も忘れずに書き込みます。



マット紙をかぶせます。



上から、マット紙・作品・厚紙・透明アクリル板・パネルの順に重ねています。
今回は、会場で作品が鑑賞しやすいように、
作品のうえにはアクリル板を入れないで展示します。



額の裏側です。
フレームとパネルを金具で留めています。



これで、額装が終わりました。
いよいよ搬入ですね。
どんな出会いが待っているのでしょうか。
僕も楽しみです。

北中 幸司

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ありがとうございました。

額の大きさを決めるシュミレーションもあったのですね。
一点、一点、この作業が施されて、ようやく完成。


私たちは一足先に作品を見る機会()がありました。

薔薇を見たときに私たちが受け取る印象、
意識化されているところから
無意識に受け取っているところまで、
途切れないひとつのあらわれとして
その画面の中に見ることができるようです。

ですからこの絵を見ることは、
ひとつの体験(追体験とも言えます) 
といえるかもしれません・・・。

情報として、片づけられていない、
薔薇そのものと出逢う体験。

いわゆる、薔薇の絵を見る、
というには納まらないものが、
そこにはあります・・・。

是非、会場で体験を。


今回からの技法の変化が
版画として完成させるために必要だった制約から
表現に自由度を与えたように思います。

これからの作品がどうなっていくのか、
どこまでいくのか、楽しみです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上門前の家(森田建築設計事務所)にて
展覧会のお知らせです。


『くらしのかたち展 仕事する服と植物へ』


森田建築設計事務所 上門前の家にて
2012年 7月 14日(土)15日(日)16日(月)
12時〜18時まで


詳細はこちら 


どうぞ皆様、お運びください。
お待ちしております。



| 北中さん 薔薇を描く | 06:56 | - | - |
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