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12月23日 お誕生日 餅つき大会!
 

今年もお餅つき誕生日会の日がやってきました。


今年もおかげさまでたくさんの方に来ていただき、

一緒にお餅をつき、丸めて

たくさんのおめでとう!を頂き、

素敵なケーキやお花や贈り物、

たくさんの笑顔と楽しい時間を共にしながら、

一緒に過すことが出来ました。



本当に色々なことがあった大変な一年でしたが、

その分、この日は笑顔を分かち合える日になるようにできればと

みんなで話していましたが、

そのように過せたように思います。


こんなに幸せな時間はありません。

来てくださった皆さん、

心より感謝しています。

こうして皆さまに支えられて、私たちの今があることを実感します。

どうもありがとうございます。



そして、森田スタッフのみんな、

久美、

なくして、この日はありえません。

いつもどうもありがとう。心より感謝します。



この世に生まれてくることができたことを、

命を繋いでくれた親やご先祖さま、

これまでに出会った、そしてまだ見ぬ全ての人々に、

命のおおもとに、感謝します。


この日をみなさんと一緒に祝うことが出来たことを感謝します。





















































































皆様、どうも有難うございました!


どうぞよいお年をお迎えください。




















| - | 14:09 | - | - |
『猪名川の民家』6
 
今日はいよいよ竣工を迎えて、
検査と引渡しです。



書棚が設置され、その上の既存の梁と組み合わさって
ゆるやかに空間が仕切られていきます。



手前の書庫の間は階段がありますが、
こうなるともうあまり気になりませんね。

「前より随分広く感じますね〜」とはお施主さまの言葉ですが、
最初のこと()を思えば、
確かに広さの印象も変わりました。

全体に一繋がりの空間として感じられるようになったこと、
又、以前は使いようのなさそうな感じだった隅の方まで
使える場所になったから、と、いうこともあると思います。



書斎。
臼杵さんの造った拭き漆のデスクが造り付けられて、
L字型のゆったりとした書斎になりました。
天板のほのかな光沢がゆとりのある雰囲気を感じさせます・・。
掘りコタツ式なので普通に座れますし、
天井が低いことが落ち着きを生むことと思います。
壁面の障子は照明になっています。
壁際の天井面は漆喰を塗ったので、
光の反射でほのかな明るさが広がりを生み、圧迫感を和らげてくれます。



書庫。
照明器具はどれも日本のアンティークのガラスシェードです。
古いガラスはどこか光が柔らかくなります。



中央にある吹き抜けを囲む障子はけんどん式で外すことが出来ます。
欄間についている煤竹は
この家に元々あったものを再利用したもの。
大工さんが順番を吟味してくれたので、
自然な感じに納まっています。



吹き抜けの中は
1階に据えられた薪ストーブの煙突が立ち上がっています。
新しく造った吹き抜けは既存と違和感ないように仕上がりました。
現場はその分、手間がかかったのですが・・。ご苦労様です。



空気の循環用に、対角の位置に設けた新しい開口にも
同じ煤竹を渡してあります。1階から見たところ。



上から見ると不思議な光が・・・。
煤竹の上に落ちないように木製格子を入れてあります。
納戸の中です。



納戸を外側から見たところ。



納戸角の柱は添えを加えながら、新しい部材が接合されています。
こういうところも手のかかるところです。




寝室。置き式の畳を敷いています。
この窓越しに入る朝日と鳥の声で向かえる朝は気持ちいいでしょうね・・。
山からの澄んだ空気が流れてきます。



窓には網戸とガラス戸と障子を備えました。
外側は元からあった漆喰塗りのムシコ窓。



障子を閉めると美しい影を映します。



既存の材にもエイ油が塗られて蘇りました。
白い漆喰ととりあって、粗めの表情が生きてきます。
貫と楔が意匠になっています。



今回、木童さんの扱っている宮崎産の田野赤杉を床と天井に使いました。
天井はやさしい表情の素地のまま。
床はわびすけ塗り仕上げで落ち着いた雰囲気に。



施工してくれたあかい工房さんの大工さんが柱に象嵌した銀杏。
どの現場にも記念にどこかに埋めさせてもらっているとのことで、
ここでは階段を上ってきた時に最初に見える柱に埋めてもらいました。
ここに何か絵になるものがあるとよいなと思っていたのでぴったり。
家の方も、皆さんの仕事をここを見るたびに
思い起こされることでしょう・・。

写真を撮っているときにあかいさんが
「ここは暮らしが始まって、
物が入ってからの写真のほうがいいですね」と言われたのですが、
それはうれしい言葉でした。

くらしの行為があって、
はじめてその場が生きて完成してくるように設計することを、
常々心がけているつもりなので・・。


あかい工房さん、施工ご苦労様でした。
ていねいに、又楽しんで施工していただけたようで、
よい仕上がりになったと思っています。
どうも有難うございました。



・・・この現場、遠方ではあったのですが、
車で通う道が山里の中を通っていくので、毎回
季節ごとの変化を見るのが楽しみでした。
里山に田畑に家々といった、どこか日本の原風景のような景色。
それに加えて、道中で見つけた昔ながらの製法のお豆腐や
鶏やしいたけといったものを
毎回、お土産にするのも楽しみで(笑)
それが終わってしまうのが、ちょっと残念(笑)です・・。
・・・現場でも大工さんと食べる話、けっこうしてたな・・。



| 『猪名川の民家』 | 21:41 | - | - |
石積み
 
このプロジェクトでは庭に石積みをする予定。
機能的にもイメージ的にもかなり重要な要素になります。

そのイメージを確かめに、
造園工事担当の宮川さんと
早朝から湖西の方へ石積みツアーに出かけました。





湖西側を走っていると、何気ない畑や田んぼに
自然な表情の石積みがあるのをよく見かけます。



石の色の混ざり具合や積み方、馴染み具合、どれも自然な印象です。
近くで取れた石を使っているからでしょうか。



古代遺跡のような表情。
よく見ていると近くの山の斜面の岩盤と同じ色の石です。

既製の市場に出回っている石では
なかなかこういう表情の石をそろえるのは難しい、ということで、
古材の島村さんに教えてもらって、近くの石屋さんを尋ねることに。

写真を見せると、「安太積(あのうづみ)やな」と。
城郭や寺院だけと思っていたのですが、
地元では田畑の石積みもその流れを受けていたのか、とちょっとびっくり。
綺麗なはずですね・・。

使うのは山石がいいらしいのですが、
入手は簡単ではなさそうです。
石切り場に行くかな・・。

その石屋さんと話していると、
その辺りがかつては琵琶湖の湖底で河口に近かったので様々な石種があるが
山の方へ行くと石が単一の色(種)になってくるとか、
江戸時代に山崩れがあって、そのときに流れてきた石がこの石だとか、
タイムスパンが古代から江戸まで普通に出てきて、
日常の時間よりぐんと長期的になってくるのが面白い。

石を扱う人は、
捉える時間も石が出来てくるのと同じようなスケール感の射程になってきて、
その悠久の流れの中を生きているのかもしれません。




| 『 O project (桜鹿荘)』 | 23:37 | - | - |

 


| - | 23:36 | - | - |
『猪名川の民家』5

今月半ばの竣工に向けて、
現場は仕上げ工事が始まっています。
床は張り終わって、工事終了まで養生がされています。



枠周りをわびすけで塗装しています。

荒壁だった土壁と天井面も仕上げのための下塗りが終わってきています。



壁が塗り上がってくると、随分雰囲気が変わりますね。

奥の壁面の柱と貫、桁にはエイ油を塗って拭き取っています。
既存の木部には同じ仕上げを施します。
ツヤも少し出て、濡れ色になり、また油分が加わることで
木のお手入れにもなります。肌の保湿クリームみたいなものでしょうか。
古い木も美しく蘇った感じになります。
手前の丸太梁はまだ塗っていませんから、まだ乾いた感じが残っていますね。



掘りコタツ床になっているところの腰壁張り中。
先にわびすけを塗ってあります。

 

電気の追加配線中。



納戸の壁面。
荒壁の上に下塗りがされています。
粗いままの時にはあまり見えてこなかった壁の分節が
段々、意匠として感じられてきます。



納戸の隅に設けた吹き抜け。
薪ストーブの暖気が1,2階で循環するための通路になります。
この家に昔使われていた煤竹を磨いて再利用しています。
床面なので、踏み抜いて落ちないように、
その上に木の格子を渡しました。



正面の壁は左官で仕上がります。
吹き抜けの上には薪ストーブの煙突も設置されました。

もう少しで完成です。






| 『猪名川の民家』 | 14:35 | - | - |
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