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『豊川の家』 森田建築設計事務所 現場レポート5
 

シートの外れた外観。

板張りも終わり、これから木部を着色していきます。


減築され、そのあとがこのようにきれいに出来上がってくると

この家が本来持っていたしっかりとした輪郭が見えてきたようです。





| 『豊川の家』 | 00:31 | - | - |
上門前の家 アロマのワークショップ

この29、30日、

上門前の家では的場さんのアロマのワークショップが行われました。

沢山の皆さんにご参加頂き、ありがとうございました。

今年一番の冷え込み?(朝の掃除で雑巾がけしたところが冷えていると即座にパリパリと凍り、

打ち水の水が数分後に路面で凍っているさまにはさすがに震えましたが・・)で、

広い吹き抜けの空間では快適に過せたとは

きっと言えないだろうと心苦しく思っていましたが、

2階の事務所にも皆さんの笑い声や熱気が香りとともに立ちのぼってきていたのが

こちらとしては救いでした・・・。

楽しんでいただけたでしょうか。


この場での学びや体験が深まり、充実したものになるよう

気がついたところは、出来るところから改めて、

また進化していきたいと思っていますので

どうぞよろしくお願いいたします。


的場先生、盛り沢山の熱いレクチャー有難うございました。

スタッフの山本さん、松田さん、有難うございました。



同時開催で料理教室も開かれ、

上で設計事務所も稼動し、

土間ではワークショップなどが開催されて、

人も場所もフルに動いていきます。


土曜日には、私、上門前での秋の企画の参考にも、と

密かに(?)、鈴木先生の出られたオイリュトミー公演に行ってまいりました。

広い文化パルク城陽のホールで空間一杯に伸び広がり、響くかのような

オイリュトミーに感激でした・・・。


上門前の家ならどのような響きになるのか・・・

色々な想像を膨らませています。

お楽しみに。













| - | 21:06 | - | - |
古長屋ハイブリッド小屋組



近所で平屋の連棟長屋を一部解体していました。

手前の一軒分が解体されたとき、思いがけないものが出てきてびっくり。 

トラスを組み込んだ和小屋でした。

トオリニワの吹き抜け部分に面したところです。

接合部がどうなっているのか、ちょっと不明ですが・・。





何故か壁がない。確かに束立てだけでは

ちょっと心もとない気がしたのはわかる気がしますが・・、

あれ、でも天井の上に抜けていたのも変だな。

昭和初期かもう少し前の建物と思いますが・・・。

元の形を見たかった気もしますね。






| - | 18:32 | - | - |
『豊川の家』 森田建築設計事務所 現場レポート4

大寒は過ぎたものの、
まだまだ寒い日が続いています。
道中の米原から関ヶ原にかけては雪で真っ白でした。
現場の辺りも今年は珍しく雪が積もることもあったそうです。
今日は冷たい風がよく吹いていました。
しかし、お隣の静岡では暖かくて身体を動かしていると
半袖でもいいくらい、という話も聞きました・・。

現場は足場が組まれて、
外壁塗り替えの吹き付け工事が始まり、
平行して一部の外構工事も始まっています。

レッスン室の外部。
下見板張りの施工中。



ブロック積みの部分は植栽スペースになります。

私たちは窓際につくるこの部分のことを 
『neji式』と呼んでいます。
・・何だかどこかで聞いたようなネーミング(笑)ですが、
京都・北山大宮の手作り時計のアトリエ neji に始まる試みなので
そう(勝手に)呼んでいます。
このささやかな植栽スペースが
建築物の内部と外部を繋ぎ、個と街を繋ぎ、
地面と建築物を繋ぐかなりのはたらきをしてくれます・・。
といって、この写真の状態ではまだ想像つかないですよね。
ここでは脚元にも何か植栽をするといいだろうなと思っています。



内部の様子。
桐板の天井が張れたことで光の感じが変わりましたが
音の感じも随分変わっていました。
桐板には他の板張りとは違い、
予想以上に吸音効果があるのを感じました。
これで腰張りもすれば、部屋が鳴り過ぎない、
レッスン室には適度な音環境になると思います。

幅広の桐板張りもきれいに施工されています。
既存母屋や梁と絡むので、それに合わせなければなりません。
仕上がりの印象に随分影響します。手のかかるところです。



楽しいレッスン室になりそうです。
そうぞう の膨らむ場所。



居間、ダイニングの方も差鴨居がついて、天井が張られて
印象を一新しました。
差鴨居がきれいに納まっています。



柱が立っている間なので、雇いを使って
順番に差し込み、込み栓を打って止めていきます。
なかなか手のかかる仕事だったようです。
ご苦労さまです。
おかげさまですっきりといい雰囲気に仕上がっています。


これから仕上げに向かって
多くの作業が佳境に入っていきます。







| 『豊川の家』 | 22:56 | - | - |
hibihibi morita
 
今日は夕方、森田スタッフ のりちゃん、なんちゃん、西村君

そして久美、僕が集まって話しているうちに企画会議になった。

今年、上門前で行う予定の企画について話しているうちに

ひょんなところから思いがけないアイデアが出てくる。

素敵なアイデアは素敵なアイデアを呼ぶ。面白い。

こんなことって今まで無かったんじゃない?

どうなるんだろう。わくわくする。


こころが、大切にそっとつながれていくとき、

そこから生まれてくるものはどんなものだろうか。

・・・・一つのこころみ。


楽しみ。
| - | 22:26 | - | - |
素材から感じるもの

竣工目前のショッピングセンター内の物販店舗。

仕上げの確認作業中。




古材の松板を扉にし、スチールで柱を立て、

木製のトラスを組んだ。


質感の印象を揃えるために、

このあと、何をどうできるか、検討中。





 
| - | 22:45 | - | - |
新しい学び
 
今日は今年から始めた新しい学び、
気功の学校の第二回目でした。
基礎に入りました。

前回、基本として
『ゼロに戻る』実習と講義を受けました。
想像以上に大きな影響と変化があったのを感じます。
数日間はちょっとどこか変だった?ようです・・・。

前回の講義には忘れがたい、とても大きな感動がありました。
『今生きているということは、全面的な愛を受けてきたということ』
天野先生、言葉にしてくださってありがとうございます。
こんなに基本的で大切なことを、
日々忘れてしまいがちです。

言葉でわかりやすく人に伝えることが
とても大きな働きをすることを実感しました。
なかなか出来ないのです。
今年(に限らず!)の私のテーマでもあります。
ささいなことでも、言葉にしてわかりやすく伝えること。
身近なほど、おろそかになるようです・・。

伝えることで人同士は繋がりあえます。
湧き起こる想いを言葉と行為にして伝え、
見知らぬ人同士をどんどん繋いでいく
あゆみさんは愛にあふれた素敵な人だなと思いました。
初日はあゆみさんの繋いでくれた輪に乗って、
安心して楽しく過すことができました。どうもありがとう。

そしてさらに、ここにはそう言う輪が
生まれ易い状況があるようにも思います。
実践と講義を通して体験していることが、
全員で共有している体験であり、
全体で何かを感じているということを
講義の中で先生が言葉にして下さるので
そのことを意識出来ます。

意識と無意識。
自然と不自然。
今日の講座を通して、又、
自分を知らぬ間に束縛していた何かが
解きほぐれて、新たになっていくのを感じました。

そして又、
皆で学びを通して生み出しつつある何かが
この場をいい場にしていて、
それが回を追うごとに育っている、
ということも感じました。

人の生み出すいい場、というのが
どんなものでどこからうまれるのか、
ということに、
建築を設計するものとしても興味があります。


沢山の大きな学びがここにはあります。
皆さんと学びを共有しながら
進んでいきたいと思います。





| - | 20:58 | - | - |
『豊川の家』 森田建築設計事務所 現場レポート 3
 
年が明けて工事が進んでいます。

今日は陶山さんが現場の写真を送ってくれました。
現場が離れていても、こうしてすぐに状況が確認できるのはありがたいですね。



レッスン室。
天井に桐板が張りあがってきています。
印象が随分変わってきました。
桐板が音の響きを和らげると思います。
光の印象も変わりました。



居間の方です。
造作が変わって、こちらも印象が一新しています。
今、差鴨居を入れています。


京都のほうでは
今色々なものを探しています。



レッスン室にはこういう格子が入ります。
窓前に取り付けます。



レッスン室の入口横に設置しますアンティークのステンドグラス。
色ガラス越しの光が様々な想像力をかきたててくれることでしょう。
生徒さんたちが音と一緒に体験する原風景になります。


現場の皆さん、寒い中ご苦労様です。
よろしくお願いいたします。







| 『豊川の家』 | 20:59 | - | - |
桂離宮と修学院離宮
 
今日は一日、
櫛谷建築の櫛谷さんと宮川造園の宮川完君と一緒に
二つの離宮を見て歩く。
今一緒に取り組んでいるプロジェクトの参考のために、
最高のものを見に行こう、という趣旨。

午前中に桂離宮に行く。







惜しげもなく溢れ出て満ち満ちた
創造力と想像力の豊穣さに感動する。

そしてそれを実現するための労力も惜しみなく注がれたに違いない。

ものづくりとしては、何だか鼓舞されるものがあった。
勇気付けられる感じ。

説明してくれる宮内庁のおじさんがまた桂への愛情に満ち満ちていて
一行にとても幅広く深くまたわかりやすく魅力を説いてくれる。
素晴しい!


午後から修学院離宮を訪ねる。
西に傾いた日差しが庭へ差し込んでちょうどよい頃合になった。
桂とまた違って、周囲遠近の山々、地形と一体になりながら
別世界を創り上げる雄大で広壮な構想。







本当に最高だった・・。

どちらも個々の建物も庭の部分もとても注意深く美しく造られながらも、
おのおのだけで突出して主張しようとはしていない。
周囲との関りの中で存在し、他を活かしつつ、己も活かされて
役割を果たすように設えられていて、
結果として、より大きな全体への繋がりや広がりの印象を生み出している。


周囲の棚田と山並みの中の御馬車道を歩きながら、
京都、そして大きく言えば日本は
これらの離宮が存在していることで安心していられるんだな、
と納得した。

ここには最高に美しく純化された日本の原風景と美意識が
存在するからだ。
これを見て美しいと思えるこころがある限り、
ここに含まれている様々な意識や考えなどを
日本人はいつでも新たに再編成して何かを生み出すことが出来る。
そこには国造りに繋がるようなものも普遍的なものも豊かに含まれている。

そういうものが存在していることを
日本の人は体験しておくべきだと思った。
写真や言葉では伝わらないからだ。
どちらも体験して体感するしかない。

そして僕はそこからはじまるものづくりをしようと
今日の一日のうちに内面深くで決心したような気がする。


不思議なことにどちらの離宮もほぼ同時代、
徳川時代の初期に出来上がっている。
何だか当時の天皇家が後世への贈り物として遺したように思える。
そのように天の采配があったということかな・・・。


一緒に行った三者三様に様々感じながら、
プロジェクトに向けて熱い想いが盛り上がった。




| - | 01:39 | - | - |
Fly as a bird
 

鳥のように空高く舞い上がるとき

初めて見えてくる

彼と彼女のいる位置

彼の後ろにいる人と彼の位置

彼女の後ろにいる人と彼女の位置

彼の後ろにいる人と彼女の位置

彼女の後ろにいる人と彼の位置

千里先を見通すかのように時間を越えるまなざしを持つとき

初めて見えてくる

彼と彼女の関係

人と人の関係

人とものごとの関係

その美しさ 絶妙の配置


鳥のように高く舞い上がり

時空を超えて眺めるまなざしで

この世界の美しさを知らしめる人に

わたしは深く感謝します






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