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お稲荷さんと誕生日
(  沢山のお稲荷さんで その誕生をお祝いします。

       おめでとうございます。

 離れていてもこころはつながります。

       ありがとうございます。


 輪が連なっていくさま、

     そこから起こることを

 しっかりと心に記しておきましょう。

     忘れようもありません。

            今日、生まれたこと・・・。  )








| - | 01:14 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『Iビル』新築工事4
 

今日は鉄骨が立ち上がる日。
現場におもむいて、その様子を確認します。

クレーンで鉄骨が持ち上げられて
立ち上がって行く様子は木造の現場とは又印象が違うけど、
これくらいの規模だと人の手が造って行く様が
よく感じられます。ご苦労様です。


今週はここの内部に使う
ある方にお願いしている絵の原画の一部が届きました。
とても活き活きとしていて、
心の奥の方に訴えかけてくるものがあります。
なかなかこんな風に描ける人は、いそうでいないように思います。
ここではまだお見せ出来ませんが、完成をどうぞお楽しみに。
良い雰囲気に仕上がりそうで楽しみです。
建物の中で大きな役割を担ってくれることと思います。










| 森田建築設計事務所 現場レポート 『 焼肉・冷麺 一龍(I ビル)』新築工事 | 00:59 | - | - |
湖北にて
 今日また再び、滋賀の島村さんのところに古材を見に来ました。
今、進行中の物件で使う為の古材はかなりの量があるので、
島村さんにピックアップしてもらい、
こうして何度か足を運んで、あれこれ考えます。



倉庫の中に松板を並べて確認中。
実物を見て、湧いて来たイメージを感じながら
仕様箇所を再検討します。



倉庫の小屋組のトラス。
和小屋と違う美しさを感じます。



近くの湖を眺めるレストランにて。
湖には今沢山の水鳥がいて
枯れた葦の間から湖面に浮かんでいるのが垣間見えます。
バードウォッチングの人達が沢山来ていました。
僕らは幸運にも、白鳥を見ることができましたが
これはかなり貴重なことだそうです。





| - | 00:45 | - | - |
街の記憶
打ち合わせの帰りに、思いついてミナミの方に出る。
歌舞伎座が無くなるというので見ておきたかった。


解体に備えて,周りには仮囲いが出来ていて
どこか寂しい雰囲気・・。
写真で見ていると
連続する唐破風の印象ばかりが強い感じだけど
実物で見ると全体のプロポーションの良さをまず感じる。
大胆な意匠なのに品の良さもあって・・
どこか清々としている。



周囲には沢山の大きな奇抜なデザインの現代建築が
どんどん出来ているけど、
こんな風にしっくりと落ち着いた風情の建築は
なかなか見当たらない・・。

色々な時代の色々な考えのもとでつくられた建物やものが
街の中に混在していることが、
時間の記憶を表して、
その街の懐の深さ、印象の豊かさを
形づくっていると思うのだけど、
こんな風に印象の強い建物が消えて行ってしまうと
どこかぽっかりと穴のあいたようになってしまいそうだ。

いざ無くなるとなると、
あわててそんなことを考える。











| - | 00:19 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『アイランド計画』6
 今日は、お清めの炭を埋めるために朝から現場に向かいます。
・・朝の通勤電車に乗ってみて、
大阪から和歌山に勤めに出ている人が
予想していた以上に沢山いることに驚きます。ご苦労様。

現場に向かう前に後藤夫妻と一緒に氏神さまの神社にお参り。
今朝お参りしてきた今宮神社と同じ神様がお祀りされていて、
何だかとても安心しました。

二人が床下に潜って掘ってくれた穴を
三人で順に回ってお酒,塩とともに炭を入れてゆきます。
炭の粉が舞う中、床下に差し込んでくる光が美しい・・。
炭が埋まると、場から感じるものが清々しくなってゆくようです。
無事にすんで良かったこと。有難うございました。




現場では亀井さん達が工事を着々と進めています。
新しい姿が形づくられていきます。



離れの下屋庇からの視線が抜けました。
・・何年ぶりのことでしょう。



内部では低かった梁が上に架け替えられています。
新しい床の下地が形づくられています。



以前の離れとの間の壁は全面的に作り替えます。
傷んだ柱は差し替えてもらいました。
新しい梁が丸太梁を受ける架構になっています。




合板張りの既存天井を解体して出て来た小屋裏。
高さもとれるのでこの姿を活かす形に改装案を変更しました。



お風呂の基礎がたちあがって、今は配管工事中です。



かつての式台玄関にあたる位置は
姿を変えて、楽しげな(?)場所に生まれ変わります。
かけ声をかけて、亀井さん達3人の大工さんが大きな部材を納めています。





これも家の一部です・・といってもいいくらい近くにある立派なお寺。
広々とした芝生の中にあって気持ちのよい場所。
こういう場所はその周りに住む人みんなのためのもの。
きちんと維持管理されていながら、
みんなに開放されていることでこの場所が活きていて、
素敵なことだなあと思います。
今日はここでのりちゃんがつくって来てくれたお稲荷さんを
三人で頂きました。美味しかった。ありがとう。
いつもお弁当を作って来てくれるのですが、
それを現場やそのまわりでこんな風に頂くのを
実は毎回とても楽しみにしています。いつもありがとう。


昨日までとても寒かったのに、
今日はよく晴れて暖かな春の様な一日でした。

    の この日の様子も楽しそうです。


| 『アイランド計画』 | 22:23 | - | - |
『たまねぎ小屋』 コヤ1
 

半間毎の柱を貫が繋いで、筋交いが入る形式の骨組みだけの小屋。
屋根はトタン葺きが多い。
和歌山県にはいると畑の中にあるのを沢山目にする。
阪和線の車窓からも見える。
とても印象的で、畑の中にシマウマがいるみたい。

地元では『タマネギ小屋』と呼んでいるらしい。
タマネギを中に吊るして干したりするのに使っていたそうだ。
これに壁を張ると,役人が来て税金を取られるので壁は張らない、
そうだ。


和歌山県 岩出市。

| コヤ | 00:36 | - | - |
だれかの為に
 今日は料理教室のオープンクラスということで
久々、上門前のキッチンで沢山の人が料理を。
そして参加する皆さんの持ち寄り料理もあります。
これも久しぶり、教室のお相伴にあずかることを楽しみに(笑)
2階で仕事をしています。



皆さん、真剣、かつ楽しそう。

出来上がりに呼んで頂き、一緒に料理を頂きました。
皆さんでつくったこの日の料理は勿論ですが、
皆さんが家で作って来た持ち寄り料理の美味しいこと!

一体これはどこから来るんだろう・・、
と思っていると
隣に座っていた岩崎さんが

『誰かのことを思って誰かの為に作った料理って、
本当に美味しいですね!』と。

皆さん、同じことを心から感じられていたようでしたね。
まさに・・・。
これはとても深い意味のあること、
大切なことだなあと、感じます。


それは料理だけでなく、
他のいろんなことにでも共通して言えることなのかもしれません。
僕の設計という仕事でも、そうですし、
仕事でも日々の様々なことのなかでも。
そこを出発点にものごとなんにでも取り組めれば、
そのことがとても素敵なことになる気がします。
わたしのできることを
わたしのものにするのではなく
わたしの為にするのでもなく、
だれかの為にすることによってわたしからあふれだすもの、
つながってゆくなにか。


僕自身を省みれば、
忙しいとかなんとか、色々な理由から
ついついそのことを忘れていることが多いような気がして、
反省しなければなりませんが・・・。
でもここに立って生きて行けたら、本当に素晴らしいことだなあと思います。
そうありたいと願います。
この日の皆さんの料理は
そんな大切なことを教えてくれるものでした。
どうもありがとうございました。合掌。






| - | 23:50 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『Iビル』新築工事3
 今日は設備の配管工事中。



飲食店なので給排水の設備が建物内のあちこちに
張り巡らされる。
基礎の中が埋め戻されて、配管が埋設されていく。
建物内の消化器系統。

空き地の様な状態で作業が出来るのも
もう少しで終わり。
鰻の寝床の上に両側の建物も迫っているので、
敷地内での動きもかなり制限される。
工事が無事に進んで行きますように。










| 森田建築設計事務所 現場レポート 『 焼肉・冷麺 一龍(I ビル)』新築工事 | 12:27 | - | - |
古材
 滋賀の島村さんから電話があり、
湖北方面は明日から雪が本格化しそうとのこと。
予定を変更して今日、古材を見に行くことに。

湖西を北上する。
湖の際を走るこの道がなんとはなく好きだ。
どの季節も美しい。
冬の今は鈍色の空の下、
平らに広がる灰色の水鏡の上を
白い山上からの息吹が撫でてゆくさま
みなもの上で曲線をなす彼岸の山々の薄い藍鼠色
そして白鬚神社の鳥居が
この風景の中の永遠を顕現する・・。


島村さんの所では
今回、イメージにぴったりの古材を色々と
取りそろえていてくれて、見ていて楽しい。
有難うございます。





風と雨が長い年月をかけて生み出した仕上げ。
これは蔵の外壁に150年使われていた板材。
余計なものが削ぎ落ち、繊維が立って
銀色の枯れきった表情。美しい。

材を見ているとどこにどのように使うか、
イメージが湧いてくる。
今,進行中の物件で面白く使えそうだ。



こんな材もあった。
アーチのように大きく曲がった赤松の梁材。
現代彫刻の様にも見えるし、
そのままで唐波風になりそう(?)な、不思議な材だ。
どんな風に使っていたのか。
今ならこんな材は絶対に使わないだろう。
昔でもきっと破格の材だったと思うが。
どんな風に使えるか・・想像が膨らむ。

時間の刻印や
手仕事の痕跡、使い込まれた風情などなど
新材にはない魅力や面白さを
沢山感じさせてくれるのが古材。
毎回色々な材との出会いがある。
それぞれの魅力を活かせる使い方が見つかると
とてもうれしい。




| - | 20:52 | - | - |
家とくらし ー薪ストーブから
 
薪ストーブ設置の為に
去年の夏に竣工したM邸に下見に行く。

あまり知られていない(と思う)が、
環境省が薪ストーブの設置に対して、
CO2削減に貢献するというので補助金を出してくれる制度が
実はあり、その申請が通ったのだった。
(最大20万円補助される。
来年度その制度がどうなるのかはまだわからないようだが・・。)

久しぶりに訪れたM邸は
彼らのくらしぶりと家がしっくりと馴染んで、
調和していた。楽しそうな雰囲気。
設計者は家を設計するところまでで、
そこでのくらしは住まい手がつくるものだ。
それがうまく調和している様子を見るのはうれしい。

薪ストーブがくらしにもたらしてくれるものは
単に暖をとる為の火ばかりでなく、
心へ働きかける火の効果もある(眺めているだけで落ち着く)し、
焼きリンゴや焼き芋を作る(美味しい!)、
やかんをかけておくことが出来る・・といったことから、
薪の調達とそれを乾かして保管することなど、
様々な行為とその体験がもたらしてくれる
智慧や楽しみがあり、
周囲のものとの又新しい関係や循環が生まれてくる。
例えば、道ばたに落ちている枯れ枝が
焚き付けに使える貴重なものに見えてくる、
出来た灰はどう使えるか・・などなど。
散歩に新しい目的が出来るかもしれない。
そういうくらしや体験を、手間や労力と捉えず、
楽しいと感じられる人の方が
薪ストーブを暮らしに取り入れるのに向いていると思う。
暖を目的とするだけならもっと効果的に暖める器具があるから、
薪ストーブに憧れている人はそのことをまずよく考えてみた方がいい。
くらしの範囲はきっと広がるが、
実はそれを望んでいないことに気付いていないこともあるから。
(ーそれはどちらが正しいとか良いということではなく、
くらしの中で何を選択するかという好みの問題。)

彼らはそれをくらしの新しい楽しみとして
自然に受け入れてくれることだろう。


そして何より、そのくらしぶりが
家とよく調和していること、その楽しげな雰囲気に
僕は設計者として心温まる想いがしてうれしかった。
こういう温かさは薪ストーブの火でも生み出せないものだ。
有難うございます!




                          (笑顔)






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