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森田建築設計事務所 現場レポート 『M邸』 改装工事8
外部の仕上げが進んでいる。
ガルバリウム鋼板瓦棒葺きの屋根も仕上がった。

 

今日は2階扉に使うアンティークドアが搬入された。



イギリスのアンティークで
ステンドグラスがはめられていたパイン材のもの。
ガラスはもうないので、
代わりにステンドグラスの材料に使う透明のガラスを入れることに。



現場は順調に仕上がっていきつつある。
2階の納戸にも古建具が設置された。



1階も大工工事はほぼ完成に近づいている。




| 森田建築設計事務所 現場レポート『M邸』改装工事 | 15:02 | - | - |
ある一日
 第7回のくらしのかたち展が終わった。
皆様どうも有り難うございました。
郡司夫妻をはじめとする様々な手仕事のものが上門前の家から移って
それぞれの場所ではたらき始めている事と思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

今、一説によると
一日24時間がかつての16時間くらいにしか相当しない速さで
時間が流れているそうだ。
その真偽はともかくとして、それなら分かるなあ〜と思うくらい、
めまぐるしく様々なことが日々起こってゆく。
それらがどこか大きな何かで繋がっていることなのだということを
なんとなく感じている。
影がものの一部分しか写さないように、
現象に起こることも本質の一部しか見えていないのかもしれない。


今朝、リラの散歩の際に、偶然のタイミングが重なって
我が家にフラットコーテッドの新しい家族が来ることに。
名前はbon。どうぞよろしく。

古材を見に新旭の島村さんのところへ。
希望を伝えて、膨大な量の古材の中からいくつかピックアップしてもらった分を
あれこれと話しながら使い方を検討する。



その中から次第に活かせる形が見えてくる。



古材に限らないかもしれないが、
素材がまだ見ぬ空間や場所を形作る際の道しるべになることはある。
想いの寄り代のようなはたらきをするのかもしれない。

かつては古材を使うのは当たり前のことだった。
古い家では転用された部材を見ることがよくある。
『材料費の方が人件費より高かったから』という
一見至極判り易い説明で納得するのだが、
ここで積まれた古材を見ていると、まだ生きている木の力を見て
何とか生かしたい、と感じて使っていたという部分も多かったのではないかと思う。
(審美的にはもちろん、例えば檜は実際に200年後までは強度が上がっていく。)


近くの野鳥観測所を利用したオーガニックレストランで
島村さんたちと一緒に昼食を頂く。
湖に向かってガラス張りで眺望が開け、風がよく通って気持ちのいい場所。
冬には渡り鳥や白鳥の姿も見られるらしい。
若い女性が一人で切り盛りするこのお店は、
近在の有機や無農薬の農家の野菜等を使って地産地消にも取り組む。
時にはヨガやアロマのワークショップを行うこともあるそうで、
きっと気持いいに違いない。
イベントの際には街からの人がほとんどだが、
近在からのお客さんも増えているらしい。
このあたりだと一見自然が沢山残り、環境がいいから気づきにくいのだが、
食を始めとして生き方を変える必要があるという思いの人たちは
どこであっても確実に増えているのだと実感した。
そういう動きの主体になっているのは女性の方が圧倒的に多いようだ。
身体や精神の些細な変化を敏感に感知できるから、
今ある危機を回避しようとする意識がはたらいて、
まずはそういう身近なところからの変化を試みるのだと思う。
それを命を守る為の女性の天与の能力といってもいいし、
女性性の本質の一部ともいえるかもしれない。

男性はどちらかといえば形になったものや判りやすいものに目が向きがちだが、
だからこそ例えばヨガや様々な修行という形でそういう部分を磨くためにも
様々なメソッドが伝えられてきたのかもしれない。

菜食や様々な身体技法などを日々の習慣にすると、
確かに感覚や意識は変化していくようだ。
よくその先に神秘体健などがあるのか、ということが話題に出てくるのだけど、
そのことを目的にして追うのはあまり意味がないような気がする。
個人差もあるようだし、その体験の有無が指標になると、
本質を見失う可能性があるように思う。
精神や身体の波動が粗いものから細やかになっていけば
同調するものも変わってくるので、結果としてそういうこともあり得る。
それよりその過程を通して、
『繋がり』の中に全てのものが存在している ということを
様々な瞬間において感じられるようになっていくことが大きいように思う。

その事実に気がつく事が、最大の変化なのかもしれない。
なぜなら現代社会や現代文明のシステムは、
何かを分離・独立したものとして扱うことが出来る、
という前提の下に成り立っているからだ。
だからこそ、欲望や資源を商品として
切り離して売買する発想が許容されることになる。
その前提が覆されてしまうからだ。

『繋がり』を前提にしたとき、
その中で、人間はどんな文明を創り上げることが出来るのだろうか。
所有の概念も変化せざるを得ないだろう。今世界を覆っているものとは
全く違う文明のありかたが生まれてくることだろう。
その流れはもう始まっていて、押しとどめることの出来ない流れなのだ、
ということをこのお昼の会話の間にひしひしと実感していた。
水門から勢いよく水が流れるように、新しい何かが流れ始めている。


夕方、工事を終えたO邸の離れに久美と伺う。
長い年月、西陣織の工場だった場所が生まれ変わった。







ものをつくる場所から
こころをはぐくむ場所へ。
その為の場所が整った。
有難うございました。

女性がわが身の中に命を受け入れて育むように
この場所も様々な学びを受け入れて育てていくことだろう。

この家の二人の女性と話しながら、
今、新しい時代を育てることを女性たちが様々な形で
行っているのだということ、
その為にこの場所がお役目を変えることになったこと・・・
様々なことを感じ、心に響かせたひとときだった。

有難うございました。


(bon、女性)



| - | 02:38 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『URBAN RESEARCH 京都店』 11
 昨夜から今朝にかけてのコンクリート打設を終えた現場。
硬化熱のせいか、現場の中は熱気を感じる。







夕べは半分まで。
今夜再び続きを打設する工事を行う。




| 森田建築設計事務所 現場レポート 『URBAN RESEARCH 京都店』 | 23:02 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『M邸』改装工事 7
 屋根にトップライトが納まった。





内部が明るくなる。



奥の空間も出来つつある。



かつての空間が再編されて
場に新しい秩序が生まれてきている。



| 森田建築設計事務所 現場レポート『M邸』改装工事 | 02:46 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『O邸離れ』 改装工事 7
 内部壁の左官が終了した現場。
白い壁が木部と双方を引き立てあう。







光が満ちてくる。



玄関土間と通路の仕上げ中。



畳を待つ和室。



塗装の終わった外部。完成は目前になっている。





| 森田建築設計事務所 現場レポート 『O邸離れ』 改装工事 | 02:46 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『URBAN RESEARCH 京都店』 10
2階スラブの型枠が組まれつつある現場。
サポートが林立する空間。





階高があるので、空間に迫力を感じる。

 

型枠に包まれた荒々しい印象の柱に
ピラネージの銅版画『牢獄』を想い出す・・。



光の取り入れ口。





空に立ち上がる虚の円柱。





2階の床と梁が組まれつつある。







アーケードに近づいてきた。


| 森田建築設計事務所 現場レポート 『URBAN RESEARCH 京都店』 | 02:01 | - | - |
田植え

今日は山田さんの田んぼで田植え。
気持ちよく晴れた日曜日。
ここまでの過程を思い起こすと
無事にこの日を迎えることが出来て感謝。







 

田んぼの際を歩くとなぜか懐かしいような気分になる。
子供の頃の記憶からだけではないような・・・
もっと遠い記憶、ご先祖様の時代からのDNAの中の記憶に響いてくるような何か・・。



風の吹きぬけるこの田んぼなら稲もすくすくと育つに違いない。
豊かな水は淀まず滞ることなく、
日差しと風を受けて稲を待っている。





山田さんの指導を受けて、
一列に並んで手で植えていく。
もうこの辺りでも見ることのなくなった田植え風景だったろう。
日差しと水と泥の感触と、
稲を植えていく作業から生まれる
独特の間合いのようなものが身体の中から流れてゆくのを感じる。
それがきっと田植え唄になって歌われていたのだろう。
知らないのが残念だったが、もう少し作業をしていれば自然に
節回しになって歌えていたような気もする。

青空の下、鳥の鳴く声に守られた、平和なひととき。
素人ばかりだからという訳ではないだろう、
今日のこの田植えは
何だか大昔、初めて稲を手にした人たちの田植えのような印象だった・・。
植えている間に感じた幸福感はどこから来たのだろうか・・。





無事に田植えを終えた。

山田さん、色々とお気遣い頂き、どうも有り難うございました。

| - | 00:32 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『M邸』改装工事 6


外壁の下地板が張り終わっている。
シートの下では着々と変化が進行中。

 

内部では2階の床が張り終わり、空間の姿が現れてきた。
内部で使用する古建具もほとんどが決まり、
取り付け位置や収まりなどを確認していく。




1階床もほぼ張りあがってきた。




納戸前の廊下から手前の部屋を見る。
内部の奥行きと広さの感じが随分変わった。



手前の土間側から部屋の方を見る。



土間上の見上げ。
この垂木の間がガラス屋根になる。



かなりの面積が天窓になる。
日当たりの悪かった以前の状況から180度変わる。

現場は木のよい香りが立ち込めていた。
順調に進めば、7月半ばころには完成の予定。



| 森田建築設計事務所 現場レポート『M邸』改装工事 | 13:55 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『URBAN RESEARCH 京都店』 9


現場は1階の型枠立て込み中。
空間のボリュームが次第に立ち現れてくる。






ピサの斜塔のよう?
鉄筋だけでは柱はまだ自立しない。
コンクリートと合わさって力を発揮する。



地下へ降りてゆく階段。



地下の様子。



コンクリートの建物は工事途中なのに廃墟や遺跡を思わせるような光景がある。





1階の天井の高さが感じられてきた。






立ち上がってゆく古代遺跡・・・。



 
| 森田建築設計事務所 現場レポート 『URBAN RESEARCH 京都店』 | 21:21 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『O邸離れ』 改装工事 6


 現場は最終に差し掛かってきた。
大工工事もそろそろ終わり。左官仕事が始まり、
壁が仕上がってきている。



光の見え方が変わってゆく。


| 森田建築設計事務所 現場レポート 『O邸離れ』 改装工事 | 21:14 | - | - |
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