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お礼参り
一年の終わりに伊勢神宮へお礼参りへ向かう。

年末まで仕事や予定が詰まってはいたものの、

なんとか来ることが出来た。

ここは心のふるさと。



例年に無く、参拝客が多いように思う。

ここ数年の年末で、一番多いし、年々増えている気がする。

皆、神様のところにやってくるが

心底で本当に望んでいるのはご利益だろうか。

物や金のご利益ではなく、現代日本で忘れてしまった

生を見る別の視点を求めているのではないだろうか。

そうでないと、この閉塞感から逃れられない気が

誰にも感じられている。

マトリックス化した社会常識の上での生を、

客観視する見方。


おかげさまで生かされています、というのは

まさにその視点を提供する言葉だと思う。

そこからものをみることで、日常を覆う常識や通念が

ひっくり返されて、解放される。



『今年一年、どうも有難うございました。

神様にどうぞ祝福がありますように。』

ここに帰ることができて、有難い。





| - | 01:27 | - | - |
ポシェットバイオリン 新たなる旅立ち
先日の誕生日でお披露目した
超スリムボディの愛い楽器、ポシェットバイオリン。
今日は作者の岡本さんがその音を録音しにやってこられた。
作者による制作の顛末記とこの日の音はこちらから
ブログも面白いです。

弾けば弾く程、
良く鳴って来る様な気がするこの楽器。
多分、弾き込む程に今後も変化していくのだと思う。
又、録音された音を聴いていると、
もっとこの楽器の特性にあった弾き方もある様な気がした。
自分のバイオリンの弾き方についてもこういう楽器を通してみると
また違った視点が出て来て面白い。
で、楽器をもっと練習しよう、と久しぶりに(笑)思った。
来年は音楽ももっともっとやろう〜っと、火がついた感じです。

で、作者の岡本さんも早くも次作の制作に入りつつある。
この楽器の制作がきっかけで創造意欲に火がついたようで、
何だか奇天烈な楽器が誕生しそうな気配・・・。
(興味深い次作については岡本さんのブログに詳しい。)

という訳で、
来年は岡本さんの偽楽器展覧会とか楽器のライブとか
そういう企画も上門前の家でやってみたいな〜と
思っています。楽しみ!

| ポシェットバイオリン | 23:44 | - | - |
太陽礼拝108回
08年最後のヨガは
バリでのヨガ合宿帰りでノリノリの清水先生と
冬に入ってすこし練習不足気味(?)の11名で
煩悩の数、太陽礼拝108回連続でしめることに。

風邪気味で万全ではなかったので
数を数える余裕も無く
一回一回のアサナに向き合うしかない。
練習不足もてきめんに体にあらわれる。
回を重ねるごとに鼻水や汗、涙が出てきて
かなり苦しい・・
ただひたすらに呼吸と動きに集中・・・・。
一人だときっと続かない、皆が一緒だからこそ
続けられる。
明るく静かな光の中、先生のカウントと皆の呼吸が響く。

終わると体中にたまっていたものが
全て出きってしまったような開放感。
頭の中も空っぽになる。

何だか今年一年を振り返ってトレースしたような
108回だった気がする。
駆け抜けて気づけば1年終わりだったなあ・・・。
でも一人ではなく、
周りにいろんな人がいてくれるから
なんとか来れたんだな・・、どうも有り難うございました。

来年はどんな108回だろう?




| - | 00:49 | - | - |
改装中
1年寝かせた(?)自宅の改装工事中。
忙しくて自分の家のことは後回しになっていたが
紆余曲折あって、ようやく着手できた。
縁あって、上門前の家の改装も手がけてくれた櫛谷建築に
工事をしてもらえることになった。




事務所の上門前の家より大掛かりな改装工事になる。
2階の部屋の増築部の構造部。
柱と足固めでしっかりしてくると、家もしゃきっとしてきたようだ。





かなり姿が変わることになるが
家のためには今よりきっといい形になると思う。



| 『改装中』 | 02:28 | - | - |
誕生日 餅つき大会


今日は誕生日です。
おかげさまで40歳になりました。
ここまでやってこれたのは
久美やリラ、家族をはじめとして、
周りにいる沢山の皆さんに支えられてのこと。
どうも有り難うございます。

お礼の気持ちをこめて皆で楽しめる企画として
餅つきをすることにしました。

朝から餅つき師匠のすみおかさんや樹里ちゃん、
ワンドロップのお二人が手伝いに来てくれて
餅つきの準備を始めます。
冷たい空気の中、もち米を蒸す湯気に光が射して美しく、清々しくて
あたたかい感じが漂います。
様々な道具と人の協力があってはじめてできる餅つきという行為には
どこか祭り的な賑やかさと神事的なおごそかさが備わっています。
かつての日本人にとって、
年末の餅つきは一年の大切な締めくくりであり
精神的にも物質的にも大きな節目でもあったに違いありません。。

徐々に人が集まり、遠方からも友人たちが足を運んでくれて
沢山のお花や贈り物、持ち寄りの手料理、
お祝いの言葉や笑顔を沢山沢山頂きました。
大テーブルにのり切らないほど、あたたかな気持ちが溢れています。
前日からの準備もお手伝いをしていただき、どうも有難う!有難う!
いやはや、本当に果報者です。
(・・僕はどうも気持ちをその場ですぐに言葉にしたり
伝わるように表現するのが下手なのですが、
本当に感謝していることと嬉しかったことが十分に伝わっていればよいのですが・・。)

そして餅つきを始めます。
皆の『よいしょ!』の掛け声とともに振り下ろす杵で
餅をつく音は下腹にドンと響いて、
段々餅をついているのか自分をついているのかわからなくなる・・、
もち米が次第に合わさって一つの餅になっていくように
一緒にいるみんなの心も一つに合わさっていくような気がします。
交代でつき、こね、つきあがると皆で丸めて、
出来立てのお餅を頂く。石臼挽きのきなこや餡子や苺、大根おろしなどと
合わせて食べるのは本当に美味しい。
一年の天地の恵みをこういう風に頂くさまに、
『神人共食』というのは
こういうことかな、と思ったりします。

よく晴れて美しい光の射す上門前の家の中で
皆さんの笑顔を見ていると、これが現実なのかな、というくらい
あたたかさと平和に満ち満ちた空気を感じました。
何だかちょうどいい湯加減のとろりとした温泉に入っているような・・。
そしてこの人たちに誕生日を祝ってもらっているのか、と思うと
何だかそこにいる人たちが大人も子供も含めて皆、
自分の親であるかのような存在に感じられてきました。
不思議な感覚です。
・・そのうちに、誕生日を人に祝ってもらうということは、
誕生のときに受けた神様の祝福を追体験することなんだ、
ということに気がつきました。
そして、祝福してくれる人は皆、
誕生のとき祝福を授けてくれた神様になるのです。
だからこそ、親のような存在に感じられるのでしょう。
八百万ですから様々な神様がいるのです・・。
(そのことが自分の中ではっきりと言葉になったのはこの会が終わってからなのですが・・。)

この世に生まれたときには誰もがきっと最高の祝福を受けているのです。
その事実に対して、素直にある方が理に適っていると思います。
誕生日はそのことを思い出せる大切な機会かもしれません・・・。

そんなことを朧に感じつつ、
長根さんとターケンと久しぶりの顔合わせで即興でライブを。
最高の演奏でした。楽しかった。ポシェットバイオリンもお披露目できました。
長根さん曰くに、今日の演奏時にはこの家にいる大きな神様を感じた、そうです。
確かに長根さんは勿論、ターケンの演奏も僕の演奏も
何かに導かれての演奏だったと思います。
感謝合掌。

メンバーが少しずつ入れ替わり、
暗くなった頃、岡崎さんと”タック&あい”のチームで
フラダンスをしてくれました。タックこと卓ちゃんの歌入りで、
素敵なダンスに拍手!ありがとう!絶妙のタイミングでこの取り合わせの
フラダンスが実現したのも、お導きかも・・いやきっとそうでしょう。

最後に今日一日の感謝とお礼をこめて
アベマリアを弾きました。どうも有難うございました。


ここに書ききれなかった様々なシーンや
お祝いやプレゼントのことなどなど沢山あるのですが、
この場を借りてあらためてお礼を言いたいと思います。
どうも有難うございました。

この一日にあったどんな些細なことも
欠かせない大切な出来事だったような気がします。
それぞれに相応しい場所と役柄があって、
ものごとが繋がり、起こっていったさまが
とても自然で美しかった。
誰の中にもある神様が光を放って、
その光が場を満たしていたような感じ・・。
大げさでしょうか?
でも僕には、アイリーンキャディの『心の扉を開く』の
この日の言葉の中にあった、
「光の大都市」光の国、というのは
こういうことなのではないかな、と感じられたのです。
現実の現世にあってもそういうことは可能なんだ、と思いました。
そしてそれはそんなに難しいことではない、と彼女の言葉にはあります。
・・現世はまさに「うつしよ」と読むように、
心の映し(うつし)なのかもしれません。


いずれにしても、
僕にとっては今までの人生で最高の誕生日になりました。
どうも有り難うございました。
そして、身近すぎて一番きちんと伝わっていないかもしれませんが、
この日の準備や諸々を事前から当日最後の最後まで、
様々、心づくししてくれた久美に、本当にどうも有り難う。
久美がいなければ、僕の人生にこういう誕生日はやってこなかったでしょう。
感謝しています。
・・そういうことを口で表現するのが下手なので、
十分に伝わるといいのですが・・。









| - | 22:30 | - | - |
ポシェットバイオリン完成
午後、岡本さんが完成したポシェットバイオリンを届けてくれた。
約束どおり、誕生日には間に合いましたね!
岡本さん、どうも有り難うございます!
(ちょっとお疲れ気味のようでしたが大丈夫でしょうか・・・)



美しい。なかなかよい仕上がり。
早速、試し演奏を。



前回のものより鳴りがよくなっているようだ・・。
バイオリンと違って
制作の為のハウトゥ本やテキストがある訳でもなく、
岡本さん独自の工夫で
ボディの削り具合、テンションのかけ方など、
鳴りをよくするための様々な工夫が
こめられていて説明を聞いて、なるほど〜と思った。
回を重ねるとやはり少しずつグレードアップしていくもの。
既に次回作の構想もあって楽しみ。
(それにはここでの雑談から生まれたアイデアが入っていて
うちから材料提供(笑)もしているので、完成したら
ぜひお披露目してもらいたいと思っている。)



リラも聴いてます。

現物は23日の餅つきのときにお披露目します。
お楽しみに。

| ポシェットバイオリン | 21:57 | - | - |
ポシェットバイオリン その後と 岡本さんも出品する展覧会のお知らせ
風邪で寝込んでいる間にも岡本さんから報告が届く。
ニス塗り作業継続中。



『とりあえず、もう数十回目(数えるの止めましたが、30回くらい?)です。
これまで一日2回のペースでしたが、乾燥と硬化に時間をかけたほうが
塗膜が安定するようなので(当たり前ですが、、、)、
あと一週間で7〜10回ほど塗れば終わると思います。』



『色が、前と比べてあまり濃くなっていないように見えますが、
一度サンディングをして表面をならしたので塗膜が少し薄くなっているからです。
その分、ツヤが出ています。べつに鏡面仕上げにしたいわけではありませんが、、、。
塗りはあと10回までで打ち止め、、、。そのあたりで最終的には、2000番くらいの水研ぎペーパーで仕上げて、コンパウンドをかけます。そうするとテラテラしたテカリのないツヤになります。

その後、駒の削りと調整をしたら完成!!あと10日ほどお待ちください。』

とこのバイオリンの製作の傍ら、
実はエレキ馬頭琴も超速で並行製作中しているらしい。



これはモンゴルの弓奏弦楽器の馬頭琴をエレキにしたもので
もちろん、岡本さんのオリジナル・チューンアップ(?)楽器。
音も勿論よい。最近は自身で演奏もしてライブ活動も行っているが、
今回は堺町画廊での企画展に出展依頼され、
急遽制作することになったそうだ。



今回のヘッドはなかなかりりしく見えます。

しかしこんな楽器を並行に作るなんて
なかなか出来る人いませんよね〜。

岡本さんの実作を見るチャンスはなかなかないのですが、
興味ある方は展覧会に行かれてみてはどうでしょうか?
下記の展覧会です。

12月16日(火)〜21日(日) 

ポポフを応援する展覧会
コンゴの人とゴリラのために


ポレポレ基金(ポポフ)は1992年にアフリカ、コンゴ民主共和国で設立された地元のNGOです。ポレポレとは「ぼちぼち」という意味のスワヒリ語であせらずゆっくりと運動の輪を広げていこうという気持ちがこめられています。今だ内戦が続くコンゴ東部で活動するポレポレ基金を応援するために展覧会を計画し、多くの作家の方々にご賛同、出品いただきました。

堺町画廊


堺町画廊さんは古い町家を改装した画廊で,
町家再生の例としてはかなり早い時期に手がけられた先駆け的な存在です。
縁あってその住宅部分の改装の際、設計させていただきました。

皆様是非お運びください。


| ポシェットバイオリン | 00:17 | - | - |
戻るところ
今日、午後から久しぶりに熱が出て寝込んだ。
徹夜明けで打ち合わせにいって町へ出たのが効いたのか。
(打ち合わせ内容は覚えています、ご心配なく・・)
朦朧とした意識で家に帰り着くとそのまま寝込んだ。

熱を出して寝込んでいると
自分の輪郭がなくなっていた。
意識だけが残って、真っ白い空間の中の一部に漂っている。
こういうときは人の優しさだけがはっきりと実体のあるもののように届く。
看病してもらってそれを感じた。こころだけが存在する場所。

だんだん熱が下り、体が回復してくると
認識が3次元に戻ってくる。
自分の体の形が再構成され、空間が分かるようになってくる。
眠っている夢の中のイメージも3次元になってくる。
そうすると体も元の状態に戻ってきている。

久しぶりだったのでとても印象的だった。
発熱や風邪は、
体から魂を解放し、
もとの場所に戻らせて回復させるような
はたらきなのかもしれないな、と思った。


又元気になるとそれが遠いことのように思える。

| - | 22:59 | - | - |
ポシェットフィドル
毎回、奇想天外な作品を
的確な情報収集と緻密な計算、冷静な状況処理で
大胆にものにしてしまう、
知人の『天才』アーティストの岡本さんが
ポシェットフィドルをつくっていることを知り、
一台制作をお願いした。(HPは必見!上記リンクからいけます。)

ポシェットフィドルは
かつてヨーロッパで携帯用のバイオリン、
舞踏教師の伴奏用携帯楽器などとして活躍していた楽器だそうで
僕も本でしか見たことがない。
今回、岡本さんはアイリッシュの演奏家に制作を依頼されたところから
このマニアックな楽器の製作に手を染めることになったようだ。(詳細は上記HPで)

その楽器の制作が終盤の頃、
うちにあるレベックという古楽器と比較してみたいということで
尋ねてこられた。(ちなみにレベックも以前岡本さんの手で修復を受けている。)



手前がポシェットバイオリン、真ん中が普通のバイオリン
奥がレベック。

なかなかかわいい。このハンディさだと携帯にも確かに便利そう。
音も低音は少し鳴りが足りない気もするが
アンプにも接続できるので、ライブでの使用には重宝しそうだ。
で、思わず制作を頼んでしまった(笑)。

それ以降、
岡本さんから時々製作過程の写真が送られてくるのだが
なかなか面白いのでここでまとめて一挙公開。
(『』内は製作者自身による説明)


11/8   
                    

木部の材料が大体揃ったところ。
『・・ネックと指板の成形、裏板の張り合わせは済んでいます。
側板は裏板と同じバイオリンの材料輸入会社から仕入れたので、材質的には近いものが手に入ったと思います。このカエデ材は両方とも、塗装後も虎杢が綺麗に出ると思います。
表板はまだ切り出していません。このスプルースの厚板から前後のブロック、ライナー(裏、表板と側板を繋ぐ細いストリップ)、魂柱などを切り出します。』


11/15


『内型の周りに側板と前後のブロックを取り付けたあと、裏板側のライニング材を接着しているところ』で、このあと、
『裏板を接着し、ニカワが乾く間に表板の切り出しと加工です。
(厚みの削りだしとサウンドホールの切り抜き、湯曲げ成形ほか、、、)
さらに、バスバー(梁)の取り付けなど、内部構造を終えたら、
表板を胴に被せて接着です。
その後、ネックの取り付け、指板の加工、、、、などに進みます』
・・なるほどなるほど、具体的な作業がどんなものかはよくわからないけど、
胴体内側の見えない部分に想像以上に色々な作業があって
バイオリンという楽器が成り立っていることがわかりますね。

11/18

各パーツの整形が終わったところ。


仮組みしたところ。


『今回の表板は、お見せしたフィドルより木目が細かく、少し硬く、また比重が大きいように思えます。音質も若干変わるかもしれませんが、なにぶん作ってみないと判らない、バクチみたいなところがあります。(もちろん、ヒドイ音とかキモイ音とかそういう意味ではなく、楽器の個体差の範囲ですが、、、。)』

そうかそうか、楽しみです。
ボディの木があんまり硬いと響きが弱くなるのかな?
どういう音域(周波数)に最も振動するかがポイントなのでしょうね。
地震もそれを伝える地盤〜建物が地震の周波数に共鳴して
揺れが大きくなったり小さくなったりする訳で、
そう考えるとバイオリンのボディが大地みたいにも思えてきたりして。


11/28



『表板は、f孔周辺を微妙に掘り込まないと駒がうまく振動してくれないのです。
厚みを考えながら削るのですが、、、
実はこの形のフィドルのこのような表板の形式で作っている人が他にないので、
その数値にかんするリファレンスがありません。まったく、カンだのみ。。。 
どんな音になるのか、楽しみです。(ていうか、綱渡り。。。)』

チャレンジャーです。
が多分、大丈夫そうに思えるのが
岡本さんのすごいところ・・?な訳で、楽しみ。






『指板とテイルピース、駒(未加工)を乗っけてみました。だいぶ感じが出てきましたね。テイルガットののっかるサドル接着とエンドピン孔開けもできています。
木工は、駒とあご当て、それに魂柱を除いて、本体の細工はすべて終了しました。』


12/4

ニス塗り工程。




『今回のニスはオイルニスで、溶剤にテレピン油を使っていますが、
最終的には紫外線照射によって硬化するものです。』
『オイルニスは、伝統的にはテレピン油の揮発のみで乾燥硬化させていたので、
一回塗ると次の塗装まで一週間待つ必要がありました。
現代のオイルニスは紫外線硬化性なので、紫外線ランプまたは日光に2時間ほど曝すだけでOKです。塗装してテレピンを飛ばし、全面を照射するには数時間かかりますが、
それでも丸一日で1〜2回は塗装作業が行えます。

添付した写真は日光とランプで紫外線を当てているところです。
まだ目止めと下塗りを入れても8回ほどしか塗っていません。
あと10〜20層ほど、色合いと厚み、艶などを考慮しながら重ねていく予定です。
なので、仕上がり時には写真の色合いよりはるかに濃くなります。もちろんせっかくのトラ杢が消えない程度に、ですが、、、。』

塗装完了後、一月くらいは吊るしておき、実用強度がでるまで
ニスの硬化を待つ必要があるらしい。

完成が楽しみです。
誕生日には間に合わせてもらえるそうで、うれしい。








| ポシェットバイオリン | 00:46 | - | - |
人生の短さについて
「自分の人生を振り返ってみると
生まれてから今まであっという間だった。」
久美とそんな話になった。
確かに、この40年という時間、
長いようで一瞬の出来事だったと感じる。

人は誰でも
人生って長いようであっという間のことだ
と感じている。

それはつまり、
もっと長い時間を知っているからこそ
そう感じる訳で、
個々の魂が
実は永遠の生命からやってきているという事実の
逆説的な証明なのだ、
と気がついた。

誰でもそのことを知っている。
忘れてはいない。



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