ふじ御開帳。温度19度 湿度24%
もう次のステップに移ってもよいころだと師匠の言葉。
前回、もう一日おいてかえってピークを逃してしまったので、
ピークの少し前くらいで進んだ方がよいのだそうだ。
見ている限りでは思ったより静かな状態に見えるのだが。
イメージではもっと激しくしゅわしゅわしている様子を
思い描いていたのだけど。
しかし初日の写真を今見てみると、
そのときはイチジクがほとんど沈んでいるが
今日は大半が浮いているような状態で、
液体の感じも随分変化しているから
かなり酵母が活動しているということなんだろう。
こうぼのきもちを想像するのも面白いものだ。
19度から20度は4月くらいのさわやかな心地よい気温。
こうぼも夏のような情熱的な活動はしないのかもしれない、とか。
とりあえず、これで醗酵エキスは完成ということらしく、
このうち半分を使って次の行程に移る。
朝日に当てて、光のエネルギーを注ぎ入れる。
人も朝日は気持ちよいからこうぼも気持ちよいのではないかな。
全粒粉120g に 醗酵エキス100g を入れて混ぜ合わせる。
煮沸消毒した瓶に入れて、ラップと輪ゴムでふたをし、
常温で約10時間おいて醗酵させる。目安は2〜3倍の大きさに。
昼食後この作業をして10時間おいたが
思ったより醗酵が進んでいないので、ふじに入れることに。
室温は16度くらいなので、少し低いのかもしれない。