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現場と春の足尾( ましこの家 9 )

大工工事が
完了目前となった現場にやってきました。




施主の郡司さんたちも一緒です。
外壁と屋根はガルバリウム鋼板波板のシルバー色。





作業場を出たあたりの造りや配置など確認。
突き出した浴室部が
作業エリアと生活エリアを分けています。





浴室のコーナーは
柱無しで窓を引き分けて開放できます。
窓は郡司家にあった4枚組の古い窓を再利用。
残り2枚は網戸になります。




浴室内部はヒノキ板を張りました。

作業場ではろくろば周りの工事が進行中。



材を余すことのないように、
浴室などで張ったヒノキ板の残りを腰板にしています。

玄関土間の仕上げタイルを検討中。




施主制作の炭燻しタイルと手前はそれに拭き漆をしたもの。
並べてみて検討したものの、
もう少しさっぱりした雰囲気のほうがよいねということになり、
別の仕上げに変更。
タイルは別のところで利用できそうです。


内部では下地ボード張りが進んでいます。




居間の東西に設けた、
屋根上に突き出した高側窓(ハイサイドライト)。
朝と夕の光をそれぞれ壁に受け、
高い位置から熱い空気が抜けて重力換気するように
設けたもの。




壁は薄塗りの漆喰で仕上げます。
壁が仕上がって白くなると
光で場がより活き活きとすることでしょう。
そこには東からの光と西からの光の
色の変化も映し出されます。



正面の寝室入口には
京都で求めた、
換気用無双付の古建具が納まります。





杉板張りの食品庫。棚を製作中。



外部周りでは
犬走りコンクリートを打つ準備が進んでいます。
その外側に雨落ちが出来て、
屋根からの雨を受け流していきます。




犬走りは内部床と同じように段々に上がっていきます。
表側(南面)は開口部の形状が様々に変化しますがシンプルな印象。

屋根の上に突き出したハイサイドライトがなんだかユーモラス。




裏側(北側)はエリア分けのために壁面に凹凸があって変化があります。
庭になる場所とのつながりも
これをもとにつくっていけると思います。




正面の山に夕日が沈みます。
ここではきっと太陽の動きとともに
生活のリズムが刻まれることでしょう。

現場の皆さんごくろうさまでした。
引き続き星居社高田さん、工事よろしくお願いします。


この日は
足尾の郡司邸に泊めてもらうことに。
山の中は夜間気温9度くらいです。

翌朝、よく晴れて気持ちのよい光。
そして周囲の森の中に響き渡る沢山の春ゼミの声・・・
どこか透けていて、
遠い向こうの世界から響いてくるような感じがします。
益子よりもずっとずっと深い山の中・・・
空気も透けているようです。




今日は家の横を流れる川で石を集めます。
玄関土間は足尾の石を
モルタルに埋めて仕上げることにしたのです。

それぞれ思い思いに、ひとしきり石を拾ったあと、
郡司さんの案内で裏の山の中、
郡司家の水源までいくことにしました。




木漏れ日の下の小さな淵。
おじいさんの代から借り受けて使っているものです。




時々こうして
チヨをお供にここまで来て
落ち葉や砂をかい出してタンクを手入れします。
冬場は凍ってしまって水は使えなくなります。

それから
家の見える開けたところまで登りました。




連なる山々
その谷あいを道路が通っていますが、
それがなければ人里を遠く離れた深い山の中です。
視界の中に街は見えません。
道を行く車の音が止むと自然の気配があたりを覆いつくします。




ここでは圧倒的に自然の方が濃い。
人為を越えていくような豊かさと厳しさ。
自然のままのいのちのいとなみが放つもの・・・




そこには何か澄んだもので
満たされているような感じがあります。




そこから受けとめたものが
二人の創るものには生き生きと息づいている。
この場所が二人に伝えたもの。
それを十分に聴き取るまで、
彼らはここにいたのかもしれません。


拾ってきた石で
郡司さんが閃いて並べたかたち。




何か楽譜のようにも見えます・・


ここで二人が受けとったものは
益子でまた
新たな泉となって湧き出し、
二人の手から、
さまざまな恵みとしてかたちあるものが、
生み出されていくことでしょう。






























 
| 『 ましこの家 』 | 06:51 | - | - |
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