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竹小舞をかく 2(あやうたの家 9)

 
翌日は大阪から
さおりさんが手伝いに来てくれました。
くりくりが作業について説明中。

 
この作業は
手先の器用な女性の方が向いているかもしれません
 
昔は村の人たちが皆で手伝って編んでいたようですが、
そのときに若い男女がペアになるように組ませてカップルが
生まれるように仕向けたりしたこともあったとか・・。
木舞の裏と表に分かれて、紐をこちらに来たら通してまた返す、
というやりとり。
双方が協力しないと上手く出来ないし、
作業の雰囲気も、
適度な集中とほんわか具合が同居していて
どこか心地よい時間が流れています。
心通い合わせるにはちょうどよい状況が続くかもしれません。
人の手作業のスピードは度を過ぎることがないようです。



それぞれの持ち場で作業を進めます。





作業しながら日差しを遮る軒の出のありがたさを実感。
雨のときにもこの下を歩いてゆけます。

 
谷から風が吹いてきて、屋根の下を流れていきます。
そうしてようやく・・

 
今日の予定の箇所は終了。



なかなかきれいに編めましたね。
というところで、
皆で記念撮影、パチリ。お疲れさま〜。


というところで我々は京都に戻ります。
しかし、家全体の竹小舞を編むにはまだまだです。

 
このあと、臼杵さんはこつこつと作業を続け、
最後はしばらく奥様が手伝いにこられて、
1か月ほどかかって竹小舞を仕上げました。お疲れ様でした。


ところで、
当初この竹木舞の土壁を耐力壁として想定していました。
その場合、建築基準法の規定を満たす必要があるのですが、
仕様規定の寸法や土壁の素材に関する規定などが
とても細かく厳しいのです。しかしこれをクリアーしなければ
確認申請の中間検査が通りません。
作業性や穴あけ位置の違いのため、
現場でエツリ竹を割竹から丸竹に変えた時点で
この規定を完全に満たすのは難しいと感じ、
色々検討してみたのですが、
筋違を入れて耐力を確保する仕様に変更しました。
必要な耐力はこれで確保されるので、
竹木舞土壁の強さや粘りは余力としてはたらくことになるでしょう。

そしてまた、土と木という
呼吸する自然の素材でできた空間が出来上がることに
変わりはありません。









具体的な数値や寸法で規制しないと
欠陥のある建物ができてしまうから
法規制が厳しくなる、というのも、ある程度理解はできます。
一方で、そうした規制や基準があるがために、
自国の昔からある伝統的な工法の住宅が
昔のように気安く、合法的に建てられない、というのも、
不自然な状況だと感じます。
もう何年も議論がされてきていることです。
どの観点から論議するのかによっても見出せる答えは違ってくるでしょう。


夏が終わり、
現場では荒壁付けが始まっています。










































 
| 『木を植える (あやうたの家)』 | 17:42 | - | - |
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