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ととのう

先日壁の白く塗られた家の工事が
終わりました。

植栽が入って庭が完成し、
この場所に潤いが生まれ、
また奥行が増した感じがあります。



壁に映る光の動き、
雨に濡れた石や葉の様子、
葉や枝の風に揺れるさまは見飽きないものです。
部屋の中を風が抜けていきます。



障子を閉めたところ。
また違った表情と雰囲気です。
和紙を透かした光は柔らかく、和みます。

右手に古建具を入れた新設の収納があります。
幅が狭くて有効に機能していなかったトオリニワを
部屋内から使える収納にしました。

障子と外の建具は、壁の前に引きこめるので、
庭に向けて全開放できます。




塀足元の大谷石に砂利や植栽がよく映えます。
縁側も新しく直って清々しい印象です。

それほど広くはありませんが、
木を植えて庭をつくったことで得られたものは
とても大きなものだと思います。

大地に根差し、
天に向かってのびてゆく植物のいのちの様子、
雨や風に乗ってくる、いのちの循環のさまを、
くらしのいとなみの場のすぐそばで、
いつも見て感じることが出来ること。
人のいのちもその流れの中にあることを
無意識に感じ、確認して、安心するのかもしれません。


もちろん、こうした場も、
建築がきちんと整ってはじめて
日々のくらしのいとなみの中で生きてきます。

この家には何か縁があって、
違う住まい手のために2回、改修に関わってきました。
こういうこともなかなかないことです。感慨深いです。
前には手を入れられなかったところが
今回ととのった感もあり、
もしかすると家に呼ばれたのかな、とも思います。

引き渡しのときにお施主さまが
「何だか(工事に関わっている)みんなの家みたいですね」
と言われていましたが、
確かに、それぞれに想いのある家です。
よいかたちでまた関わることが出来て本当によかった。

2回の工事を施工してもらった櫛谷建築さん、
丁寧な仕事をどうもありがとうございました。
庭をつくってもらった宮川庭園さん、
どうもありがとうございました。


新しいくらしの場がととのいました。




















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