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版になった薔薇を印刷する北中さん その1
 

北中さんがいよいよ、薔薇の版画の印刷作業を始めました。

様々な工程を経て、完成に向かっていきます。

その道中をしばし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

作業報告も大詰めになってきました。
今回はいよいよ印刷です。

印刷は工程が多いので、2回くらいに分けて報告します。
性懲りもなく、事細かに紹介させていただきます(笑)。

『薔薇の「銅板スケッチ」を印刷する―その 


 
印刷の数時間前に、あらかじめ紙を水に浸します。



その日に印刷する枚数分の紙を濡らして重ねます。



新聞紙などに包んでビニール袋に入れ、数時間寝かせます。
こうして紙に湿り気を与えておきます。



印刷の道具と材料です。
画面の左上隅に卓上用のプレス機が写っています。



油性の黒インクをゴムべらでよく練ります。



インクを銅版につけていきます。




水平、垂直、斜め…といろんな方向にへゴムべらを動かして、
版の凹部にインクを詰めていきます。





新聞紙で余分なインクを拭き取ります。
新聞紙を何枚も取り替えながら拭いていると、
だんだんと銅の面が現れてきました。
大体のインクが取れたら、人絹を使ってさらに拭き取ります。
仕上げには手のひらで、銅版の表面に残っている油膜を取ります。
このとき、あまり力を入れすぎて、
凹部のインクまで拭き取ってしまわないように気をつけます。




これで版の用意はできました。
このあとプレス機にかけて印刷します。
続きはまた後日に。

北中幸司

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

北中さん、どうもありがとうございました。

一枚の版画が刷り上がるまでには
とても沢山の工程、作業を経ていることがよくわかります。


インクを塗って、ふき取るところが面白いなと思いました。

・・・見ていて、こんなことをふと連想しました・・・。


・・私たちの心に印象付けられたものは
様々なイメージや体験がその上に塗り重なっていて
ちょうどインクを塗った版のような状態になっている。
そのままではその刻印は姿をあらわすことなく、
どんな刻印がされているのか、明かされることはない。

しかし何かのきっかけで、
そのインクが拭い去られるような体験や心境の変化などがあった時に、
その刻印されているものが姿をあらわしてくる。

それを記憶といってもよい。
記憶は事実そのままでなく、
その刻印が立ち現われてくる作業の過程のさじ加減ひとつで、
様々な姿、印象を表し得る・・・。



版画 には
見る人の無意識で起こっている作用を
知らぬ間に連想させたり、
そこに働きかけたりするような何か、が
画面の中に潜んでいるのかもしれません・・・。


この後の工程で何が表れてくるのか、
楽しみにしています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上門前の家(森田建築設計事務所)にて
展覧会のお知らせです。


『くらしのかたち展 仕事する服と植物へ』


森田建築設計事務所 上門前の家にて
2012年 7月 14日(土)15日(日)16日(月)
12時〜18時まで


詳細はこちら 


どうぞ皆様、お運びください。
お待ちしております。




























| 北中さん 薔薇を描く | 23:40 | - | - |
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