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<< 安部太一 陶展   最終日 | main | 薔薇を描く北中さん 続き >>
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薔薇を描く北中さん
 
先日、安部太一さんの展覧会に来てくれた北中幸司さん。
どことなく雰囲気の似た(偶然、お揃いの服装!)二人が
語り合う様子は、ものづくり同士の楽しげな様子でした。

その時、庭の薔薇を見て
せっかくだから描きに来ましょうか、と
北中さん。
薔薇は普段あまり描くことがないようです。
うれしいな〜。
どうなるのか、楽しみ。

去年はこの庭で、
上門前の家での展覧会のためにベル鉄線を描いてくれました()。
暑い時期だったのですが、
今回はその時より、屋外スケッチにはいい日和です。




どの薔薇にしようか。



上門前の庭の白い薔薇は原種に近くて、椿のようにも見えます。
どうもこちらがお気に入りのよう。



いい具合に咲いている花を選びます。



道具が並びます。

今年になって少し技法を変えた北中さん。
それによって、今までは表現できなかった描線が描けるようになったとか。

例えるならば、

『フォルテやフォルテッシモだけだったところに、
ピアノやピアニッシモが入ってくるわけです』

と、本人の言葉。

強弱の幅が広がると、表現はずいぶん広く、深くなるでしょうね。



モチーフに合うサイズの原版を選びます。



持って行って合わせてみる。
・・・う〜む、どれがいいかな。




手前に重ねているのは
原版に手がつかないようにするためのブリッジ。

画面に圧がかかるとそれがすべて写ってしまうので
細心の注意が必要なわけです。



気持ちよくピンピンに削られた鉛筆。
9Hという薄くて硬いものから、Hくらいまで揃っています。

今までは紙が厚かったので筆圧が必要で9H程度しか
使えなかったのが、
今年になって雁皮紙という薄い紙を見つけたので、
筆圧を減らすことができるようになり、
描線のタッチの変化が付けられるようになったそうです。
作業時間も前より長くすることが可能になったとか。
確かに力を入れながら、集中して描くのは
精神的にもかなりの重労働のはずです・・。

作業条件が随分変わって、
表現はさらなる自由さを獲得したことでしょう。
これは作家にとっては、素晴らしい進歩ですね。




・・で、思わず笑みがこぼれる北中さん(笑)。
まあ冗談はさておき、原版のサイズも決まったようです。




構図を決めます。






・・・もうここからしばらくは私たちの関われない時間。
いってらっしゃい。


かくして数時間。

今日は花だけを描き上げました、と。





繊細な描線と表現に思わず感嘆の吐息。
描かれているモチーフの実物の花以上に
薔薇らしさが伝わってくるような・・・
何でしょうね、これは。

写真でどれくらいわかるかな・・。


明日は続きの葉を描きに来てくれます。


深く集中し緊張した後の
解放を楽しむような、とてもいい笑顔を見せて、
北中さんは
帰路についていきました。


ご苦労さまでした。




明日もよろしくお願いします。







































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