現場は最終段階に入りました。
外部の左官の仕上げ塗りが終わっています。
白壁になって、印象が明るくなり、全体の一体感も出ました。
木組みのファサードにはインドの格子も納まっています。
裏寺町通りだけあって、向いはお寺さんですが、
そこの白壁とも呼応しあっているかのようです。
内部も壁の仕上げが終了しています。
ウッドチップ入りの壁紙仕上げで、柔らかで素材感のある印象。
古材の木部とよく映えています。
こうして見ると古材は曲がったり反ったり、
ねじれたりしていることがよくわかります。
これをきちんとあわせていくことで、古材の魅力が生きてきます。
チークの古材と古材柱のジョイントもひかりつけてあります。
インドネシアと日本の古材の国際結婚(笑)。
幸せな結婚のためには手間を惜しむことは出来ませんね。
現場のこういう手間があって、
はじめてこれらの素材も生きてきます。ごくろうさまです。
こちらはインドの格子と古材の木組み。
格子は光越しに見るのがきれいですね。
高窓の向こうの景色に想像を巡らせます・・。
シサムコウボウ古材コレクションの古階段側桁と
インドネシアのチーク板を腰張りに使った棚。
古材柱と取り合って新たな形を成しました。
違和感なく納まっています。
使い込まれ、時間が経って出来た
自然な馴染み具合が古材の魅力でしょうか。
白壁との対比できれいに見えてきます。
螺旋階段に手摺が付いて、完成です。
なかなか格好いい階段です。
早速登るシサムコウボウ水野さん。
(注・営業時には登れません!)
インドで見つけられて、
日本に来てからしばらく倉庫で眠っていたので、
立ち上がった姿にうれしさもひとしおでしょう。
これもまた
インドの古カンヌキと
インドネシアのチーク板と日本の古建具の古材国際コラボレーション。
なかなかいい表情でとりあっています。
勝手口(?)の扉になっています。
工事は大詰め。今週中でほぼ完成になります。
シサムコウボウ裏寺通り店 11/24 グランドオープンです!
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