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草花と息する時間
 
上門前の家に珍しいお客さんがやってきました。


銅版画で路傍の草花を描いている北中幸司さん。


今日は上門前の家の庭の草花を描いてくれます。



数年前に展覧会で
彼の描く草花のスケッチを見て、
そこに流れる時間の静謐さに感動したのを覚えています。

植物に寄り添うように、
同調して描かれた行為の過程、
経過した時間、
通わせた意識 がそこには息づいていました。
そのことによって、見えてくるもの。

確かに存在するけれど、
このような形で取り出され表現されることで、
私たちが認識し、共有できる何か。

草花のいのちの震え。

・・・見ているうちに
こちらの内側で共鳴してくるものを感じました。


それ以来、
上門前の家で展覧会を、とお願いしていたのですが、
銅版画の作品がたまってきたので、そろそろしてみましょうか、と
いうことになり、
今年の11月に展覧会をすることになりました。


その展覧会に出品するひとつとして
ここの庭の草花を描いてもらえることになったのです。



銅版画の道具です。
右側のトレーシングペーパーで覆われた中に
銅板が貼られています。これが原版になります。

ペーパー越しに鉛筆で描くと
銅板の表面をコートしている材がはがれます。
その部分は銅がむき出しになるので、
液につけたときに腐食されて、インクが入るようになり、
原版になるという仕組み。

現場で描いた線がそのまま原版になっていくので、
北中さんの仕事にはよく合っているのでしょう。

描き終った後にもって帰る途中で
上から圧がかかって余計な線が出来ないように、
左のへこんだ部分に銅板が納まるようになっています。

このセットを数種類のサイズ持ち歩いて、
モチーフにあうサイズのものをその都度選んで描くそうです。




庭の中で描いている北中さん。
植物と光に混ざりあって一体化していますね・・・。




二日間通ってもらって、描いたのは ベル鉄線。

微かに震える・・繊細な線です・・。


これから銅板にしたてる過程を経て
完成していきます。

秋の展覧会には出品される予定です。
お楽しみに。







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