CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< June 2020 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
<< 浴室棟開口部、外壁 | main | 庭つくり >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
『本を読まない男たちへ』 おすすめの本 第1回
久美が何やら言い出したので
これから数冊本を紹介しようと思う。



西遊記〈上・下〉 (福音館) (単行本)
呉 承恩 (著), 君島 久子 (翻訳), 瀬川 康男 (挿絵)

今さら説明するまでもなく有名な1冊。
小学生の頃に出会って、その面白さに夢中になった。
色々な本で出ているが、この福音館のをお勧めしたい。
基本的に子供向けとして出されているが、
翻訳の文章が格調高く、
そして挿絵が素晴らしい。(ーどこか民画を思わせる、簡素で高いものがある絵だ。)
双方があいまって、翻訳ながら原作の魅力を無理なく伝えてくれる。
いい本には何か香り立つようなものがあるものだ。
子供心にそれを感じていた気がする。

子供の頃の僕はこの本に出会って、
読書を通して日常と違う世界に接続する面白さを味わった。
知らないうちに道教や儒教、仏教といった東洋思想の
エッセンスに触れることができていた。
(それに気がつくのはずっと大人になってからだけど)
これがきっかけで京劇や中国の文化などに興味を持った・・・
等々、実生活においても様々な新しい世界を教えてくれた。

そして大人になって
タオのことを知り、太極拳に出会い、
スピリチュアルやこころのはたらきなどに興味を持つようになってきて、
ここに書かれていたことが又別の側面から見えるようになってきた。
ストーリーの中に、様々なこころのはたらきのことが
比喩や象徴として散りばめられているのに気がつく。
(事実、そういう研究も実は盛んに行われている。)
孫悟空の頭の環が締まるというはこういうことだったのかな、とか
自分の実体験と対照できる事柄が、記憶の中から甦ってくることがある。
荒唐無稽な作り話ではなく、裏づけのあるものだったからこそ
子供の頃にも違和感なく夢中になれたのかもしれない。

そんな世界への第一歩、
最初の扉を開いてくれたのがこの本だった。
このとき蒔かれた種が今も僕の中で大きく育っているのを感じる。
この本には深く感謝している。

本を読まない男たちも
この本なら読み始めには入りやすいのでは。
子供向けとはいえ、読みごたえ見ごたえは十分にあると思います。

※ハードカバー(上・下)と文庫本(上・中・下)両方出ています。
| 本を読まない男たちへ  | 01:50 | - | - |
スポンサーサイト
| - | 01:50 | - | - |