11月末、
外構などが一部残ったものの、
一通りの仕上げを終えて、
新しい住まいでの暮らしを始めていただく状況を迎えることが出来た。
今朝、その確認に伺う。
引越しの荷解きも早々と終え、設えも整った室内を
見せていただいて、なんだかとても安心した。
以前の住まいから運び込まれた家具が
新しい住まいにおずおずとしながらも、
違和感無くたたずんでいる様子を見て、
お二人のくらしに相応しい場が出来たことを確認出来たから。
多分、一緒にうかがった櫛谷さんたちも
同じようなことを感じたのではないかなと思う。
有難うございました。
そこでこうして頂くお茶は
つくり手にとって、最高のひとときなのです。
昭和9年、
この家の新たな住人の曽祖父にあたる方が建てて以来、
ずっと小屋裏で屋根を支えてきた丸太の梁に
日の光が当たり
新しく架け替えた垂木が組み合わさる様子。
一見、窓は少ないが
室内には様々な自然光が差し込んでいる。
風も縦横に通り抜ける道があるので
空気の流れもよいと思う。
改装とは思えない仕上がりになったが、
勿論それだけの現場での仕事があったからで、
大変な手のかかる作業を地道に丁寧にやり抜いていただいた
櫛谷建築の皆さんには心から感謝しています。
どうもご苦労様でした。
全体の完成まで
もう少し、どうぞよろしくお願いいたします。