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丸太梁 ( 秦町の家 1 )

 

今、寝屋川市で

住宅の新築工事が進行中です。

 

先日、そこで使う丸太梁の選定に

豊能郡の製材所へ行ってきました。

 

 

山里の中にあってちょうど藤の花が満開。

簡素な建物とその配置も素敵な製材所です。

 

 

ここにあるのは広島産の松。

たくさんある中から寸法と形状の合うものを探します。

今回、工事でお世話になります

木村工務店の現場監督・篠田さんと

材木・岡房商店の岡本さんと沖大工さん。

 

 

候補になりそうなものを

一本一本リフトで上げてもらいます。

 

 

2階小屋の地棟として通っていくものと

それに十字に架かる梁が化粧で見えてきます。

現場の前面道路が狭くて大きな車が付けられず、

長い材の搬入が出来ないので地棟は継いで使います。
そこに十字にかかる梁は組んだときに

ちょうどよく合わさりそうな曲がりが必要で、

かつ寸法も大きくなり過ぎないもの。

 

 

曲がり具合とひねり具合を確かめつつ・・。

色々な丸太を見て架け方の相談をしているうちに、

当初、太鼓挽きだけの予定だった加工を

沖大工さんの提案もあって、

丸太同士もきれいに合わせられ、

寸法の微調整も出来るので

ちょうなで大きく八角形に手はつりする方がよいのでは、

ということになりました。手間は増えますが、

手をかけただけのことはきっとあるでしょう。

 

 

選定された松丸太。

沖さんの加工場に運ばれます。

お施主様の了承も得て、丸太梁の手はつり加工へ入ります。

 

手加工の様子。

見えている道具がちょうなです。

 

 

この道具で全面少しずつはつっていきます。

 

 

ちょうな(手斧)という道具は

かなり古くから使われているもので、

登呂遺跡の出土品の木にも

はつり跡が残っているものがあるそうです。

 

 

こちらは『春日権現記絵』に描かれたちょうなはつりの様子。

絵の描かれた1309年当時、鎌倉時代には台鉋はまだなく、

板を平らに削るのにもこのように手斧が使われていたようです。

 

 

 

仕上がった後に少し薄く古色をのせると

ハツリ面がきれいに現れてきて美しいでしょうね。

沖さんごくろうさまです。仕上がり楽しみにしています。

 

ちょうなに想いをはせながら、

この梁を見上げるのも

住んでからの楽しみの一つになるかもしれません。

一つ手を加えることで

一つ新しい美しさと

新しい世界へ繋がる扉が開いた・・・

ようです。

 

 

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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