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治療 ( 吉川の古民家 premdan 8 )


現場では
解体から補修へと工事が進んでいます。




前回の隅柱は
無事に新しいケヤキの柱に差し替えられました。
周囲の傷んだ土台なども交換されています。




上部梁の腐朽部分も取り除かれて
新しい材で埋められました。
さすも束で受けて、ちょっと楽になりました。




母屋と平屋の接続部分屋根も
新たに架けなおされました。

無理のかかっていた部分がなくなって
すっきりしました。

屋根の上のほうも




切り離された瓦屋根のけらばのしまいが済みました。

板金を雌瓦の下に差し込んで・・




雨が入り込まないように、
立ち上がりを造って止めています。
現場でうまく納めてくれました。
これで一安心。




新たになった部分から母屋の方をみたところ。
大分雰囲気が軽くなってきました。

しかし、ここまで来て
解体前に予想していなかった
コンクリートの土間が床下から発掘されました・・。




既存の敷瓦土間より30cmほども上がっています。
柱の下のほうも埋まっています・・。
想定外ですが撤去してしまわないと
予定している厨房が造れません。




梁のかかった下の柱の根元が
土間に埋もれてこんな風に腐って傷んでいたので
これも根継で補修することに。

改修工事では、
これらのような予期せぬ傷んだ箇所はつきものですが、
以前造ったときにもう少し配慮されていればなあ・・、
と思うこともしばしばあります。
隅々まで落ちなく目配りするのはなかなか大変ですし、
事前に想像のつかないようなことも勿論ありますが・・。


平行して
茅葺屋根の葺き替えも始まりました。

葺き替えの様子をみている

くさかんむり親方の相良さんと坂口さん。



まずは
今の葺き材を降ろし、
使える部分は再利用、
腐った部分は堆肥に、土へと返します。




竹で出来た垂木は弱いので、割れたりして
屋根が一部垂れ下がってしまっています。
見た目は高台寺傘亭を連想させるかのようで
風流で面白いのですが・・。




この垂木も今回丸太に交換します。


どこか外科手術のような、
家の傷んだ部分を治療するような工事が
しばらく続きます。

母屋屋根と切り離された平屋瓦屋根。
みちがえるように風通しよく、
軽くなった印象を受けました。




切り離された屋根と屋根の間から
裏の家の茅葺屋根も垣間見えるようになって
景色もすっきりしたかのようです。
(茅葺屋根が葺きなおされると、また半分は隠れてしまいますが・・)


ぎゅうっと、
変に力がはいっていたのが抜けたような、
すっきり感。




だんだんにかるく
すこやかになっていくような印象を
うける家をみていると、
想定外とはいえ、
この工事を家が長く待ち望んでいたことが
ひしひしと伝わってくるようでした。

 

 

 

 

 

 

つづく 

 

 前回

























 

| 『 吉川の古民家 premdan  』 | 17:24 | - | - |
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