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「高瀬舟 森鴎外作 〜言語造形による語り聴かせ〜」 語り 諏訪耕志
ことばの一語一語、音韻のひとつひとつが、
舟の舳先にさかれる水の囁きのよう
に、聴く人のこころの深みに響いていく・・・。
その内なる響きに耳を傾けていくとき、
京都の春の夜の向こう側にわたしたちは
何を見ることができるでしょうか。
言語造形による語り。
ヴァイオリン。
ふたつの声の交響する世界。
どうぞごゆっくりとお楽しみください。
「絵本の読み聞かせ〜言語造形の観点から〜」
シュタイナー教育においては、絵本ではなく、語りで、
子どもたちに物語を伝えることの大切さが説かれています。
それは、子どもがことばのみを受け取ることによって内側に絵姿を
自由に繰り広げつつ、ことばの世界、物語の世界にファンタジーを
持って生きることの重要性を知っているからです。
しかし、その他多数の教育現場、もしくは家庭においては、
素話をするよりも、絵本を通しての読み聞かせが、
大人にとってやはりより近づきやすく、親しみやすいと言えるでしょう。
今回のワークショップでは、絵本を通して、どう、
ことばを発していくかに挑戦していきましょう。
聴き手の内なるファンタジーをより豊かに繊細に育んでいくことに、
きっと繋がっていきます。
人から人への声のプレゼント。
より多くの人たち、子どもたちがそんなプレゼントを
日々受け取ることができることを願って。
1964年大阪市出身。1994年より新宿の
ルードルフ・シュタイナー・ハウスにて言語造形家・鈴木一博氏に師事。
2004年より「ことばの家」として関西を中心に自身の活動を始める。
言語造形の舞台、ワークショップ、
アントロポゾフィーの講義、大人と子どものための
演劇塾などを通して活動中。