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暮しを紡ぐ販売所  まつなが畑


御所のまつながさんが、
仲間たちと一緒に
作業小舎を『暮らしを紡ぐ販売所』として
新たにオープンされました。

震災の年にここが出来てから数年、
農業の作業場として、又
様々なワークショップなどを通して、
現代を生きる ということを見つめ直すような、
具体的な取り組みをしてこられたのが、
今またこうして新しい展開に育ってきました。


まつながさんはこう言っています。
『販売所としてまた、
この家も再スタートしました。
自分と言う存在を、
自らの意思ではなく農業や、
この家が導いてくれているのだと思います。
そして、ここに来る人の心を
一つ一つ繋ぎとめてくれているように思います。
 
私たちは息子をきっかけに農業を始めましたが、
今も多くの子どもたちを意識して
農業と言うものを見ています。
子供たちはいつの時代も大人たち(に方向)を
示してくれているのかな?と感じます。
(ここ数年の)出産ラッシュ、どこか気が引き締まる思いです。
政治や社会と違い、
生命のリズムは誰にも影響されない力強さを感じます。』


まつながさんが感じているように、
この家の新しい展開も
生命のリズムの上にあるように見えます。


これからの展開を楽しみにしています。


『暮らしを紡ぐ販売所』

























 











 
| 『まつなが畑』 | 10:43 | - | - |
作業小舎 引渡し
 
今日は まつなが畑 作業小舎の引渡しです。



すっかり片付きましたね。

松永さん、大工の亀井さんと3人で、あちこち確認してまわります。
今回直せなかった部分もあります。
気がかりなのは明日の台風。
なんとか大事無くすんでほしいもの・・
(・・でしたが、それほどの雨風もなく無事だったとか:後日談)。



トラックも入って、この小舎もすっかり稼働体制。




新しい玄関の前で記念撮影。
亀井さん、工事ご苦労様でした。
途中、色々ありましたが、おかげさまでここまで辿りつけました。
ありがとうございました。


この一年ばかり、
松永さんたちとこの家を通して関ってきました。

大地や野菜と直に触れあう農業という営みを通して、
現代生活を見直さざるを得ない立場にあって、
生きることに対して真剣な人たちと、
もう一度、住いや暮らしについて、
一緒に考えなおしてみる機会がもてたことは
とても有意義で大切なことでした。


私達の暮らしに本当に必要なものはなんだろうか。




ものではなく、
こういう時間を過せる、気持ち、家族、環境・・・・

『夕顔棚納涼図』に現されているところに、その答えがいくばくか
あるような気がします。

そして、それは松永さんたちとの話を通して感じていたことでもあるように思います。

この絵は国宝なのですが、
この絵に共感できる心情やこの光景をよしとして受け入れられる心根こそ、
この国の宝、かもしれません。


松永さんたちとの話は
いつも気持ちのいいものでした。
言葉の生まれてくるところに嘘がないという印象がありました。
功利の為の言葉はなく、
苦しいことや辛い内容の話でも、どこか爽やかな印象でした。


松永さんたちはこの小舎で
暮らしについて考えてみるお話会をもたれるようです。

興味のある方はぜひ。


ありがとうございました。


松永さんがブログでこの家のことを書かれています。⇒













| 『まつなが畑』 | 00:29 | - | - |
作業小舎 工事中

今日で亀井さんの大工工事は終了。
仕上げの作業を進めていきます。



古建具のガラス戸も入りました。
古び具合が家に馴染んでいます。合うものが集まるのですね。
ガラス面が大きくなったのですっきりしました。






建具が変わって
家の中から庭の枇杷がいい背景として見えるようになりました。
ちょっと舞台のような感じです。新しくかけた丸太の梁も
そんな雰囲気作りに一役買っているように見えます。



新しくなった勝手口近辺。
出窓の下に井戸水ポンプがあります。



古材板にて作業台製作中。
亀井さんには大工仕事でとにかく色々造ってもらいました・・・。
ご苦労様でした。



既存収納の奥行きを縮めてもらったり。



古材板で収納の引き戸を造ってもらったり、などなど
色々細かい注文を引き受けていただきました。
ありがとうございました。




夕方、厨房も出来上がり。
この手前にはいずれおくどさんが据えられることでしょう・・・。




片付いてみると、
すっかり生まれ変わった姿の家がありました・・・。


工事完了前に 『小さなお話会』 でデビューしたこの家ですが、
その日の様子を見ていて、松永さんは
「家のお役目というのがあるんだな、と気がつきました」
と話してくれました。

「それは自分達がこうしたいと思っていたものとも少し違うようだけれども、
想像以上の何かがそこにあるようで、
それにお任せしてしまえばいいんだな、という気がしたんです。
そうする方が自然で楽だなあ、と・・・」

帰り際にいつも送ってもらう無人駅のホームで電車を待つ間、
そんな話を聞きました。

家のお役目はきっと松永さんたちのお役目でもあるのでしょう・・・。
この場所と家との出会いがあって、
松永さんたちの内側に用意されていた
可能性の種子が芽を出し、葉を茂らせ、育っていきます。
お任せしよう、と心に決めた大きな流れにのって、
きっと大きく育っていく何かがここに生まれてくるのだろうなと
思いました。
この工事も、私たちが関っていることも
その大きな流れの一部なのです。
そんな中に仕事で関れている私たちもうれしいことです。



今日は入れなかった建具と電気工事が済めば
全ての工事が完了します。

| 『まつなが畑』 | 22:26 | - | - |
作業小舎 工事中

まつなが畑 作業小舎 工事が進んでいます。
左官屋さんが作業を始めました。



傷んだ壁に下地を塗り足していきます。



厨房周り。
この下地塗りの上には墨モルタル塗りが仕上がっていきます。




板の間から見ています。
壁が出来上がってきています。



新しい玄関から入ったところ。
ロフトが出来ています。

この床は高さの限定と方向付けも行います。
入口から入ったところは少し高さが低くなると
中の高さがより伸びやかに感じられます。
また前方への方向性を感じさせて、
人に動きを、空間に秩序を与えます。


玄関のほうでは家族全員が見守る中、
お施主さん支給の古建具を亀井さんが設置中。




勝手口では・・・



もと実家のお風呂で使っていた施主支給の古建具 と
この家の別の場所で使っていたガラス戸の引き違い窓・・・
なかなかよくあっていますね・・。


もう少しで仕上がる予定です。



| 『まつなが畑』 | 21:27 | - | - |
作業小舎 工事中
 
まつなが畑 作業小舎 工事が進んでいます。

床が張り終わって、随分印象が変わりました。
元は座敷だったところが板の間になっています。



正面の大きな開口は
もともとその右と同じような腰窓だったところを出入り口にしたところ。
ここが開いて、よく風が通り抜けるようになりました。
外に出ればここから下のほうの畑が一望できます。



棟までの高さが板の間から4mほど。
差鴨居上の小壁は面になりますが、その上部は一続きの空間で
広々と感じます。
既存天井もなくなったので上部での水平力に対して、
棟の下の束間に筋交をつけて一繋がりにして力が流れるようにしています。



現場で部材を加工している大工の亀井さんと施主の松永さん。
小屋裏収納の床も張り終わっています。
ここの土間が作業スペースになります。
松永さんの奥のほうが元の玄関の位置。
こちらには別の箇所についていた窓を移設して腰窓にします。



新しく出来つつある勝手口。
ここの建具には
松永さんの実家で使われていたお風呂の扉が移設される予定。
なかなか思い出深い建具のようで、
又ここでも新しい思い出の背景になるのでしょう。

左側は出窓になり、
下部に外に見えている井戸のポンプを納めます。


外に生えている枇杷が室内からよく見えるようになりました。
まるでこの場所のシンボルツリーの様です。
今たわわに実を鳴らせていて、子供達が食べて楽しんでいます。

家の中が変わって、
外との関係性も再編されていきます。
場所とのつながりが新しく生まれ変わっていき、
ここでのくらしや仕事が活き活きと流れる場として整っていきます。

ここでのこれからの活動が新しい形を導き出してきた、
ということが
形が見えてくるとあらためて実感されます。


これから松永さんたちがここでしようとしていることを
家と場所が受け入れてくれていることを、
たわわな枇杷の実が
知らせてくれているように思えました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まだ完成前になりますが、
ここで 『 小さなお話会 』 をされるようです。 ⇒


| 『まつなが畑』 | 16:51 | - | - |
作業小舎 工事中
 
御所のまつなが畑の作業小舎では亀井さんのもとで工事が進んでいます。



軸組に関する部分が終了し、
床の下地から床板張りの作業中です。



軸組が力を受け流せるように部材を補足しています。



新旧の部材が取り合って一体になっていきます。

古い部分には古材が使い回されています。
昔は手間賃より材の方が値が高かったので、
使える材は何度でも大切に再利用していました。
刻まれた仕口の跡がそれを物語っています。











| 『まつなが畑』 | 23:14 | - | - |
作業小舎 工事中
 
御所で進行中のまつなが畑さんの作業小舎改装工事、
進行中です。 
工事は和歌山の亀井さん。遠路ご苦労様です。



柱を入れ替え、差鴨居を設置しています。
小壁も落ちて少し頼りなげだった構造体が
段々としっかりしてきました。



差鴨居はボルトで両側から締められるようにしています。
下の方は足固めを入れなおして固めていきます。
以前よりはしっかりしたものになるでしょう。
今回は主に構造体を補強し、しっかり直して、
これから長く使っていけるようにするのが主な目的です。


元々、隠居として造られた家のようですが、
今回手を入れられて、野菜の作業をする場になります。
ここを訪ねる人にとっては、
松永さんたちの野菜や畑や暮らしや考え方やお人柄に
直に触れて、出会う場にもなることでしょう。
皆で何かを分かち合う場にもなりそうです。
そのような新しいお役目を得て生まれ変わります。
また先でも色々な変化はあることでしょう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

考えてみると、家は、長い年月の間には
色々な使われ方をする(可能性がある)わけで、
そこには実は完成形というのは、
無いのかもしれません。

そうしたことが許容される『囲い』であり、
行為をなすための『結構』のようなものが
日本人がずっと造ってきて、
またこころの中にずっと、無意識に持ち続けている家(建物)の
原型なのかもしれない・・・、と最近、とみに思っています。
いわゆる 『建築』 という概念やイメージよりは
もっとずっとゆるやかで、融通無碍なもの。
はじまりは、しめ縄で囲ったある区画、のような・・。
・・『結構』を『けっこう』と読むよりは
『むすび かまえる』と読む方が、
そこで感じる感覚にはあっているかもしれません。

お役目があって必要であれば、
新陳代謝のように部材が入れ替えられて
その『結構』が保たれていくのが、
木で組まれてつくられてきた日本の家(建物)の面白さであり、
その根底には、
先述のような感覚があって、
それは今もなお生き続けているような気がします。

『建築』 とはarchitecture に対する明治の訳語です。
それ以前にその概念にぴったり該当するものは、
正確に言えば日本には無かった、ともいえるのですが、
それはそれでよかったのではないかなあ、と。

この融通無碍さや、
必要なお役目をなす場のための『結構』として形を成していく作用のような方に
目を向けていくと、こうでなければならない、
というところからどこか自由になっていけるような気がします。
その感覚を意識化していくことに、
何かとても新しい可能性が潜んでいるように思えます。
・・言い古されてきたことでもあるのですが、
まだまだ汲み尽くせぬ何かがそこにはあるようです。


古い家を直してくるうちに
そのようなことを教えられてきたような気がしています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・そういえば、
今日から新スタッフの栗橋君も一緒に現場に行きました。
週の半分を設計、
半分をやおや ワンドロップというかたちで働くのですが
松永さんのところはちょうどどちらにも関わりがあるので、
スタートに見るには相応しい現場だったかと思います。
どうだったかな?
がんばれ、期待の新人。



| 『まつなが畑』 | 18:49 | - | - |
作業小舎
 
御所の農家 松永さんたちの
作業小舎の工事がようやく着工に辿り着きました。
今日は工事を前にした打ち合わせで現場にやってきました。



手前の畑には農作物の貯蔵コンテナが設置され、
ビニルハウスの骨組みをリサイクルした作業用のスペースが出来ていました。
冬の農閑期に自分たちで作られたそうです・・・、
いつもながら本当によくはたらくなあと感心します。
テントの下では堆肥が醗酵して発熱していました・・。

ここを初めて訪れた日のことから
ここまで振り返れば
途中、様々な紆余曲折がありました。

場のあり方や内容も変化してきたのですが、
それは彼らが生きることに対して、
誠実に向き合っているからこその変化なのだろう、
と思います。

内面の変化へのまなざしと、それに対する素直な対応は
日々、温湿度や環境につれて変化する野菜を見てお世話するところから
培われてきたのかもしれません。
もしくはそういう人たちだから農に携われるのか・・。

いずれにしても いのち を まっすぐに見つめていることには変わりない・・。




工事をお願いしたのは
後藤さんの工事でお世話になりました亀井さん。
和歌山から1時間半ほどの距離ですが、
『いいよ〜!』と心強い返答。ありがたい。

『この梁は他からの転用やな、
昔は材が全部木挽きで手加工やったから
大事に何回でも使いまわしたんやなぁ』
『ここも貫通してしっかりしてあるなあ』
大工歴40年の亀井さんには
この家が出来た頃のかつての仕事の様子や当時の状況が、
ご自身の体験や記憶にいきいきと繋がるようです・・・。
そして、その古い家に対するまなざしと話には
いつもこちらの心を何だかあたたかくさせるものがあります。
家も話を聞きながら
これからの工事に安心して身をゆだねられる気持ち
になっているような気がします。


週末から工事に入ります。
よろしくお願いいたします。


| 『まつなが畑』 | 14:05 | - | - |
生きる ということ
 
縁あって御所市に行きました。
以前、くらしのかたち展に来てくれた若い農家のご夫婦が
借りている家を直したいので、一度見てほしいとのこと。

葛城山、金剛山などを
傍に控えるこの地はどこか歴史の古さを
感じさせます。
道々見える山々とそこから青々と続く農地。
古くから変わらぬ光景が、
現代の道路や建物の間から
時間を超えて垣間見えているようです。
変わらぬもののたたずまいがどっしりとしてあるだけに
現代のものの存在の根拠の希薄さが目についてしまいます・・。


家に伺って、
就農したいきさつから、
農業を通して見えて来た様々なこと、
これからの想いを聞きました。

まっすぐにまっとうに生きている二人。
その行く先を彼らの太陽の光が照らし出してゆく・・。
地面に鍬を振るって耕し、畑としていくように
彼らはその生き方そのものを形づくりながら
多くの人がそこから恵みを
収穫出来るような場を創ろうとしているように
見えました。






畑のようちえん から始まって
ここが多くの学びをわかちあえる場所になるように。
どのように形づくるかを考えることで何か手助けが
出来れば、嬉しいことです。







活き活きとした彼らの想いそのままに、
あるがまま、なすがまま。
・・・皆さんも機会があれば召し上がってみて下さい。


このご縁と出逢いに感謝します。
これから出来上がってゆくであろう場を
楽しみにしています。


彼らのブログです。
まつなが畑
 ※野菜も購入出来ます。






| 『まつなが畑』 | 22:49 | - | - |
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