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『豊川の家』 森田建築設計事務所 現場レポート9
 

朝からよく晴れた今日、
無事に竣工引渡しの日を迎えました。



植栽も入り、全ての養生が外されて、新しくなった家の晴れ姿です。



思えば随分、表情を変えたものです。
『家がニコニコしている』みたいです、と、家の方がおっしゃいます。
うれしい言葉です。家もきっとうれしいことでしょうし、
私たちもみんなうれしい気持ちです。




レッスン室。
これから沢山の子供達がここで
バイオリンと、音楽の世界に出会っていくのです。



ここで並んで合奏している姿や
レッスンを受けている姿や音がもう見え、聴こえてくるような気がします。
楽しげな声。笑い。
ここで沢山の何かを感じてほしいと思います。

通りを行く人たちには
窓越しに見える子供達の姿や一生懸命な演奏が
ほほえましく愛すべき、街の風景の一部、
生活の中の一つのシーンになっていってほしいと思います。





居間。
古建具がちょうどいい具合に納まり、
移設した炭式の掘りコタツも馴染んでいます。
以前より、広く明るくなりました。




家事室。
気持ちよさそうな光が差し込んでいます。




和室。
古建具や古材の床板が落ち着いた雰囲気をつくっています。
手前には日当りのいい濡れ縁もあって、
居心地のいい場所になりました。




施工していただいたカネキン陶山建築の陶山さん。
色々と手間も随分かかったことと思いますが、
皆さん最後まできちんとていねいな仕事で対応してくださいました。
ご苦労様でした。どうも有難うございます。

※工事中の様子は陶山さんのHP、ブログでも見れます。
  ⇒工事中の様子
  ⇒『現在進行中の物件』(以前の姿との比較が見れます)

このコタツは床下に収納できます。アイデアも仕事もなかなか!です。




お施主さまのご家族の皆さん。
この仕事がきっかけで、お付き合いが始まり、
いまや真太朗君のバイオリン演奏は
年末のお餅つきには欠かせない演目です!(ケーキもね)
皆さん、明るくて素敵な方々で、
この家の明るい印象はその反映のように思えます。
色々とお世話になり有難うございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


・・予感として、
これからこの家を舞台として多くの人が集まり、
よろこびや学びを共にする機会が沢山増えていきそうな気がします・・・。
街のみんなの家、のようになっていくのかもしれませんね。
ますます明るさを増していきながら。
そんな日を楽しみにしています。

どうも有難うございました。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お知らせです。

上門前(かみもんぜん)の家からのお知らせです。




春の宴 演奏会を行います。

上門前の家 むすぶ催し
『はるおこし はるみこし はるみたし はるみたま』


日程2011年3月20日 日曜日
場所 上門前の家 森田建築設計事務所
開場 14:00
開演 14:30

演奏:オトムスビ358 
長根あき ターケン 森田徹

ムックリ トンコリ 鈴 ジャンベ バイオリン…様々な楽器と声…

チャージ2500円 お花見弁当付き(料理教室森田おむすび家より)
お弁当付きですので、お腹すかしてお越し下さい(^^)

小学生以下は無料
小学生はお弁当がいる場合800円
お茶フリー マイカップ持参 助かります。
振る舞い酒あり ぐい飲み持参!!

当日はお花見弁当以外にも…おむすびや、ちょっとおやつなども
ご用意してございます。お楽しみに。


この企画は完全予約制です。
予約される方は森田までメールを下さい。

『みなさんのお越しをわたしたちは両手を広げて待ってま〜す』

※子供さんが参加される場合、年齢とお弁当が必要かをご連絡下さい。
※開場床座りです。 座布団?クッション?持参できる方は
お願いします。こちらでも用意は致します。
※開場は禁煙です。

演奏者:長根さんのホームページ『長根あき』
   :ターケンのブログ 『deep pop』
   :森田徹のブログ springing』 





| 『豊川の家』 | 23:38 | - | - |
『豊川の家』 森田建築設計事務所 現場レポート8




いよいよ竣工目前になりました。

外構のアプローチの洗い出しがいい雰囲気で仕上がっています。

仕上げの工事が平行してあらゆる場所で進んでいます。




庭への出入り口の扉を設置中。
スチールのフレームに檜板を張っていきます。
家の周囲の姿が出来上がってくると、
場が整って、工事が収束に向かっている感じが出てきます・・・。


今日は陶芸家の永塚結貴さんに
製作をお願いしたオリジナルの照明器具の搬入です。

玄関ホールの壁面に設置されるブラケット照明をお願いしました。



玄関ホール。
ルナファーザー張りの仕上げで柔らかく光が巡る空間です。
昼間は吹き抜けや正面からのバウンドした自然光、
夜は照明の光がこの曲面の上を経巡ってゆきます。
ここでの照明器具はとても重要な役割を担います。




照明器具のシェードの
最終の組み合わせを一つ一つ、光具合を確かめながら、
決定していく永塚さんとお施主さまの伊藤さん。



光を透過する磁器のシェード。
光のグラデーションがとても美しい・・・。
ーと同時に、光っていないときの静止的な表情と
光っているときの変化の大きさもとても魅力的です。
器の作品を見せていただいたときに、
その光を透かす表情に感動して照明器具の製作をお願いしました。


そこには例えば、
朝日の微妙な色合いの光の変化が息づいているようです。
わずかな時間のなかにうつろいゆく光を感じているときの
感覚・・・。


家に帰ってきたとき、
レッスンにやってきたとき、
この場にやってきたとき、
ここにある光が
その人の内面の光と共鳴して、感じる何か・・・。

それがその人の意識を静かに整えてくれるように思うのです。


永塚さんの作品はそれに相応しいなにかを湛えているように思います。

永塚さん、どうも有難うございました。

 
| 『豊川の家』 | 22:39 | - | - |
『豊川の家』 森田建築設計事務所 現場レポート7
 
外壁の塗装などが完了しました。
外構のアプローチも施工されつつあります。



パーゴラも設置されて、完成の姿に近づいてきました。



パーゴラの下はベンチです。
バイオリンのレッスンを待つ間はここにいてもいいな。
春先にはパーゴラではモッコウバラの花が咲いているはずです・・。
お日様が気持ちよくて昼寝してしまうかも・・・。




内部は大工工事が造作を進めながら、終わったところから
左官工事が入りつつある状況。
こちらも最終の仕上げに向かっています。



レッスン室。
インドの格子窓が納まり、
壁の下地ボードが張り終わって、左官工事を待っています。
左の木製棚にはお施主さまが家族で柿渋を塗りました。



もう一息、カネキン陶山建築の皆さん、
よろしくお願いいたします。



| 『豊川の家』 | 17:33 | - | - |
『豊川の家』 森田建築設計事務所 現場レポート6
 
現場より外壁木部塗装工事の写真が送られてきました。



使っているのは、ベンガラに墨を混ぜたわびすけという塗料。
外部でも使えて、木の質感や水分の吸放湿性を活かします。



木部に色がつくとぐっと落ち着いて随分雰囲気が変わりました。
新旧の部材もひとつにまとまった印象になっていきます。






| 『豊川の家』 | 10:49 | - | - |
『豊川の家』 森田建築設計事務所 現場レポート5
 

シートの外れた外観。

板張りも終わり、これから木部を着色していきます。


減築され、そのあとがこのようにきれいに出来上がってくると

この家が本来持っていたしっかりとした輪郭が見えてきたようです。





| 『豊川の家』 | 00:31 | - | - |
『豊川の家』 森田建築設計事務所 現場レポート4

大寒は過ぎたものの、
まだまだ寒い日が続いています。
道中の米原から関ヶ原にかけては雪で真っ白でした。
現場の辺りも今年は珍しく雪が積もることもあったそうです。
今日は冷たい風がよく吹いていました。
しかし、お隣の静岡では暖かくて身体を動かしていると
半袖でもいいくらい、という話も聞きました・・。

現場は足場が組まれて、
外壁塗り替えの吹き付け工事が始まり、
平行して一部の外構工事も始まっています。

レッスン室の外部。
下見板張りの施工中。



ブロック積みの部分は植栽スペースになります。

私たちは窓際につくるこの部分のことを 
『neji式』と呼んでいます。
・・何だかどこかで聞いたようなネーミング(笑)ですが、
京都・北山大宮の手作り時計のアトリエ neji に始まる試みなので
そう(勝手に)呼んでいます。
このささやかな植栽スペースが
建築物の内部と外部を繋ぎ、個と街を繋ぎ、
地面と建築物を繋ぐかなりのはたらきをしてくれます・・。
といって、この写真の状態ではまだ想像つかないですよね。
ここでは脚元にも何か植栽をするといいだろうなと思っています。



内部の様子。
桐板の天井が張れたことで光の感じが変わりましたが
音の感じも随分変わっていました。
桐板には他の板張りとは違い、
予想以上に吸音効果があるのを感じました。
これで腰張りもすれば、部屋が鳴り過ぎない、
レッスン室には適度な音環境になると思います。

幅広の桐板張りもきれいに施工されています。
既存母屋や梁と絡むので、それに合わせなければなりません。
仕上がりの印象に随分影響します。手のかかるところです。



楽しいレッスン室になりそうです。
そうぞう の膨らむ場所。



居間、ダイニングの方も差鴨居がついて、天井が張られて
印象を一新しました。
差鴨居がきれいに納まっています。



柱が立っている間なので、雇いを使って
順番に差し込み、込み栓を打って止めていきます。
なかなか手のかかる仕事だったようです。
ご苦労さまです。
おかげさまですっきりといい雰囲気に仕上がっています。


これから仕上げに向かって
多くの作業が佳境に入っていきます。







| 『豊川の家』 | 22:56 | - | - |
『豊川の家』 森田建築設計事務所 現場レポート 3
 
年が明けて工事が進んでいます。

今日は陶山さんが現場の写真を送ってくれました。
現場が離れていても、こうしてすぐに状況が確認できるのはありがたいですね。



レッスン室。
天井に桐板が張りあがってきています。
印象が随分変わってきました。
桐板が音の響きを和らげると思います。
光の印象も変わりました。



居間の方です。
造作が変わって、こちらも印象が一新しています。
今、差鴨居を入れています。


京都のほうでは
今色々なものを探しています。



レッスン室にはこういう格子が入ります。
窓前に取り付けます。



レッスン室の入口横に設置しますアンティークのステンドグラス。
色ガラス越しの光が様々な想像力をかきたててくれることでしょう。
生徒さんたちが音と一緒に体験する原風景になります。


現場の皆さん、寒い中ご苦労様です。
よろしくお願いいたします。







| 『豊川の家』 | 20:59 | - | - |
『豊川の家』 森田建築設計事務所 現場レポート2
 
10月より無事に着工となりました。

解体が進んで家が別の表情を見せています。




先月にはご家族の皆さんと
敷地と家の下に炭を埋めることが出来ました。
一緒に作業させていただきましたが、
とても良い時間でした。

土用の間は土を荒らさないように、
解体や基礎など大掛かりな工事を中止して
整うのを待ちました。
そのために年内に竣工は難しくなりましたが、
長い目で見たときには
こうしておいて良かったと思えるときが来ると思います・・。



実測時に見えなかった部分もあきらかになってきました。
壁内に隠されていた土壁や天井裏の梁。




このがっしりと組まれた梁組みの下がヴァイオリンのレッスン室になります。
子供達に伸び伸びと、音も想像も広げて、音楽を感じてほしい、
設計の間、ずっとそう思っていました。


工事をしてくれるのは
この家をかつて建てた工務店さん。
・・こういうケースも珍しいかもしれませんね。
勝手知ったる?ではありませんが、
やり方がわかっていますから、何かとかつての状況がわかりやすい。
建てた時にはまさか梁組みを見せることになる、
とは思っていなかった(笑)でしょうが、
埋もれていた(?)この家の新しい魅力が見えてくるようになればと思います。
陶山さん、どうぞよろしくお願いいたします。




| 『豊川の家』 | 19:33 | - | - |
豊川にて
 今日は豊川の家の打合せに伺う。
予定より少しオーバーしてしまった見積を、
色々と案を出しながら調整しましょうと。
今までの経験では
変更して当初の計画通りにならないとしても、
無理をしないほうが
出来上がりを見るとこれでよかったのだなあ、と
思えることが多いのはどうしてだろう・・。
これはきっと『見えざる手』が働いているのだなあ・・と思う。

色々とご家族の間でも相談していただいたようで
無理のない案を出していただいたので
きっとふさわしいところに落ち着いて、形になることだろう。
工事の途中でまだまだ様々な調整が必要ではあるだろうけど。


その後打合せにうかがった
工務店さんの事務所の2階にあがると





小屋組みの中に水平に丸太の筋交いを架けて
構面をとっている。いかにも頑丈そうだ。
豊川の家の小屋組みもこのようになっているのだと言う。
三河の辺りの組み方らしい。京都では見たことないな・・。
昨日に引き続いてこれにも大変教えられるものがあった。
ありがたいです。

調整案を伝えて
結果を待つことに。
まとまればいよいよ着工になります。


京都に帰って、3人で散歩。
久美のいない家にも少し慣れてきたけど、
やはり何か物足りないな、とそれぞれに感じている様子。









| 『豊川の家』 | 00:01 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『豊川の家』1

今日は愛知県豊川市に家の実測に
城くんとやってきました。 



雰囲気のある通り。
古びて慎ましやかな印象の家々が素敵です。


今回、久美のブログが縁で、
うちの事務所のことを知った方が家の改装設計を依頼したいというお話。
しかもこれまた何かのご縁でしょうか、
その方、家で鈴木メソードのヴァイオリン教室をされていて、
そのレッスン室もこの家につくりたいとのこと!
・・僕がヴァイオリンを習ったのはこの鈴木メソードなのです。
そこで学んだことの意味や深さを
今になって沢山感じ取ることができます・・。感謝しています。

昨年お電話を頂いたのがきっかけで、
年末の餅つきにも息子さんと来て下さったのでした。
皆とすぐに馴染んで楽しんでいらっしゃる様子に
素敵なご家族との新たな出逢いをうれしく思いました。

何度かの打ち合わせや話を経て、
新しく購入された築15年ほどの家を改装する為の
現況調査にやって来た,という訳です。


ざっと見ただけですが・・・
この町はこじんまりと落ち着いて、
古いけど何気ないたたずまいが、
いい具合に年を経て、そのままあるような印象です。



新たな使い道を与えて
活かしてあげられたら、
とてもいい雰囲気になりそうな建物や家が
そちこちにありました。

今お住まいの家も木造の古い家でとてもいい雰囲気でした。
最初の写真はその家のある通りで、
車も入ってこないので、いい環境が保たれています。
そこに住む人の暮らしや息づかいがそのまま家やその周辺も
形づくっているような街並み。
そんな気配がこの町にはまだまだ残っている様な気がします。

私たちが海外旅行に行ったとき、
印象に残るのは名所旧跡は勿論ですが、それ以上に
市場であるとか、その土地の人たちの暮らす何気ない町並みが
その場所ならではの昔ながらのたたずまいであるとき、
何となく心に残っているものです。
その土地の空気や出来事、人の印象と一緒に。
そこで感じるのは、その場所ならではの調和、
ということかもしれません。
それは遠い異国にしかないものではない・・・こんなに傍にもあるんだ、
かつてはどこもそうだったんだよ、と。
今あるそんな場所を大切にしていきたいと思いますし、
そこが私たちの現代の暮らしを見直す
大切なきっかけであり、
よりどころになるのだと思うのです。

私たちの事務所がしている古い家を直す仕事は
そのよりどころを再編し直すことと言えるような気がします。
新しいものをつくる事も、その調和の中の一部になるようなものを・・・
と、思っています。


・・さて、今回の実測。築15年の木造2階建。



大きめの和風2階建て。
外観は洋風の混ざった、どこかまとまりに欠けた印象(失礼)・・。
内装も書院造りの和室とクロス張り大壁の洋室が配置された
特徴の無い室内,と思っていたのですが・・・。

間取りの改装の為に壁の位置を変更します。
その為に平家部分の屋根裏や2階の梁組を調べようと
屋根裏に潜ったところ・・



階下からは想像出来なかった梁組がそこにありました。
下の印象とは不釣り合いなほどに大きな丸太の梁が三重に組まれた梁組。
これだけの仕事なら見せるようにしても十分引き立ちます。
しかも、クロス張りの大壁の中身は小舞下地の土壁でした。
外の見え方とは別に、実はしっかりと造られた
本格的な木造住宅だったことがわかりました。

そのしっかりした本当の姿を見せながら、
この家を教室とご家族の暮らしに合う形に再編していくという方針が
この実測で見えてきました。

どのような形になっていくのか、楽しみです。
これから実測図をまとめて、計画に入っていきます。
どうぞよろしくお願い致します。






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