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冬支度
 

ラトナカフェさんに奥のスペースとの間に
間仕切り建具が入りました。
インドの彩色板を組み込んだもの。
なかなか馴染んでいますね〜。


町家のようなつくりでは冬場は
細かく部屋ごとに区切れる方が暖房は効きます。
夏場は開放できるように、
建具を入れて仕切るのが伝統的なやり方。

冬支度の整ったラトナカフェさんで
カレーを食べてあったまろ〜、っと。


・・・そういえば、最近知ったのですが
一説にはカレーを考案したのはお釈迦様で
色々なスパイスを混ぜて
それぞれの人の体調などに合うようにつくった
薬膳がそのはじまりだとか・・。

ラトナさんのカレーを頂いたときに感じた
『薬膳のような』きれいな味の印象は
カレーというものの中に、
そのルーツから息づいているものなのかもしれません。
その調理や扱いが整ったときにあらわれる本質・・・。


| 『ラトナカフェ』改装工事 | 11:16 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート『ラトナカフェ改装工事』6
 
改装工事の竣工なったラトナカフェ。
今日が引き渡しとなりました。



新たな間仕切りを設置。
冬場はここに建具を入れて、部屋を仕切れるようにしてあります。
レンガの腰壁は元床にしいてあったものを再利用。
奥の床は古足場板張り。



厨房と繋がった奥の客席。
壁を抜き、新しい柱を立てて、厨房を広げました。
客席と厨房が繋がることで、サービスもし易くなるでしょうし、
ここで行われているスパイス料理教室時のやりとりも
変わることと思います。
何より、厨房が明るくなりました。



右側は古材製の扉。
ここからもサービスが行えるようになりました。



新しく立ち上がった2階の壁。
天窓からの光を反射しながら室内に導いてゆきます。
インドの格子窓がポイントになっています。


玄関周りも改装したのですが
ここには完成した写真がありませんので、
ぜひお店で実際に見てみて下さい。

櫛谷建築さん、工事ご苦労さまでした。
どうも有難うございました。



ラトナカフェさんは近日再オープンです。お楽しみに〜!



| 『ラトナカフェ』改装工事 | 00:34 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『ラトナカフェ改装工事』5
 
竣工までもう少し、
現場は追い込み中です。



1階キッチン付近はほぼ終了。



内部の様子。
土間床もすのこを敷いて
床レベルの差が解消される予定。

新設の柱の間に棚を設置して完成。
キッチンと客席の間に
有機的な繋がりが生まれたようです。



入口を入ってすぐの壁の前には収納が新設されています。
間口1間半に古建具の2枚引き違い戸が立てられます。
無双格子付きでこれだけ幅の広いものはなかなかめずらしい。
歪みを直して、使えるように調整してもらっています。



吹き抜けの上、キッチン側との間には壁が新設されました。
壁にはめられているのは西インド地方の鉄製の格子窓。



2階の部屋から
キッチン上に出来た新しい部屋への出入り口に
無双格子付きの古建具を設置しました。



キッチン上の部屋。
奥に見えるのはダクトを囲うボックス。点検口付。
以前、フードに直付けされていた為に、
振動が共鳴して音の問題があった換気扇を
影響のない場所に移設し、清掃が出来るように改装。

・・2階にくると、この家の歪みの様子がよく分ります。
長年かけてゆがんできたのでしょうか。
トオリニワへの上下水の配管工事による軸組の沈下や
様々な理由が想定出来ますが・・。
これを完全に修正するには
もっともっと大掛かりな工事が必要になります。
さしあたっての使用にはとりあえず支障はありませんし、
昔はこの程度の歪みはそれほど珍しくなかったのかもしれませんが・・?
・・古い家の改修ではこうした部分をどこまで直せるか、
直すのかが、施工者共々いつも頭を悩ませるところになります。
その時の諸条件の中で最大限出来るところまで・・。
今回は歪みや沈みを直すところまでは
工事の内容上、不可能でしたが、
新設柱が立ったことで補強にはなるでしょうし、
新しい間仕切りや床が出来て軸組の足元が繋がったこと、
2階が出来て、少しでも吹き抜けが塞がり軸組が繋がったことは、
構造的にはプラスに働くことと思います。



新設の軸組の開口に鴨居を設置中。
冬場にはここに障子や建具がはめられるようにしてあります。
奥のスペースの冬場の環境は随分変わっています。
冬になれば実感してもらえると思います・・。


| 『ラトナカフェ』改装工事 | 23:57 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『ラトナカフェ改装工事』4
 
キッチンの辺りの様子が変わりました。



ほら,天井がついています。



キッチンの中に入るとこんな具合です。
随分明るくなりました。

以前はここは吹き抜けだったのですが、
この上はどうなったのでしょうか?




床が出来ています。
吹き抜けの上に見えていた丸太の梁が
床の上の低い位置に見えます。

下は数日前の姿。



厨房の上に梁を架けて床をつくっているところです。

このスペースにはどうやって入るのかと言うと、



表側の部屋からは元々ついていた引き違い戸から入ります。
但し以前は吹き抜けに面していたので
出入りは出来なかったのですが・・・。
町家としては、この厨房にあたるトオリニワからはしごを
かけてもの入れにしているケースは時々見かけますから、
ここもそうだったのかもしれません。



奥の部屋からも
壁を抜いて出入りが出来るようにしました。

これによって2階の二部屋が
デッキを介さずに行き来出来ます。
つまり2階で
ぐるぐるまわれる動線が出来上がったことになります。

営業中に2階に上がっても
二部屋を自由に行き来出来ますし、
以前少なかった収納場所も
これである程度は確保されました。




| 『ラトナカフェ』改装工事 | 00:30 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『ラトナカフェ改装工事』3

前回出来た軸組の間にレンガを積んでいます。
室内の雰囲気が随分変わりました。 


床は古足場板を張っています。




腰壁にレンガが積み上がると雰囲気がありますね。
このような木の軸組の間にレンガを積む形式は
インドやネパールなど、
またヨーロッパでもハーフティンバーなどと
呼ばれて各地に存在しています。

実はこのレンガ、
以前はここの床に敷いてあったものの再利用です。

床に敷き詰められたレンガ、
見た目は確かに雰囲気あるのですが、
冬場はとっても寒いのですね〜。
土間と同じことです。
僕も以前住んでいた町家で
モルタルの土間を土足のリビングにしていたので、
冬場の寒さは骨身にしみて知っています。

ここもやはり冬場、
ストーブをたいても暖まりにくい、というのが
ネックだったようで、それでは食事をしていても何だか落ち着きません・・。

で、それに代わるもの、として古足場板の床を提案しました。
木の床、それも足場板なら杉で厚さは30mmはありますから、
断熱性もあるし、体温を奪うことはありません。
これも以前の住まいの体験をもとに、
事務所や自宅で採用した仕上げでもあります・・。
・・なかなか、そういうことは経験してみないと
見えてこないことでもあるのですが・・。

そういえば、
コンクリート打ち放しの家にお邪魔した時、
外は20度くらいあるのに内部はひんやりと冷えていました。
ここでは朝、窓ガラスに外部結露するんだ〜と
家の方が笑いながら教えてくれました・・。

うまく蓄熱するように利用出来れば、
こういった素材の熱容量の大きさがプラスに働くようにもできるのですが。


とにかく、
ここでは冬の寒さが大分改善されていることと思います。
皆さん,
新しくなったお店で試してみて下さい
(といっても次の冬は大分先になりましたね〜)。



さて一方、キッチンの上ではこのような改装が進行中。
こちらは一体どうなるのでしょうか?
次回をお楽しみに(笑)。





| 『ラトナカフェ』改装工事 | 22:42 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート『ラトナカフェ』改装工事2

現場では引き続き木工事が進行中。



 新しい骨組みが立ち上がっています。
随分印象が変わりました。



前回、壊した壁の部分。
補強を兼ねて柱を立てています。
こうすることで、元の柱への負担が少し軽減されます。
下には基礎も新設してあります。



新設の配管の為に土間を割っています。








| 『ラトナカフェ』改装工事 | 02:46 | - | - |
森田建築設計事務所 現場レポート 『ラトナカフェ改装工事』1
 町家を改装したインド料理店、
ラトナカフェさんは我々夫婦が随分以前から、
時折食事に出かけている、
数少ない(笑)お店のうちの一つです。

バックパッカーとして長くあちこちを旅されてきた
ご夫婦お二人の気さくなお人柄と
きれいなお味の料理(僕らは”薬膳カレー”と呼んでいます^^)が好きで、
長らく通ううちに、親しくなり
改装の相談を受けて、今回の工事に。

まずは『キッチンをオープンにしたい!』
確かに町家のトオリニワをそのまま利用したキッチンでは
暗いし冬場は特に寒いのです・・・。
(・・町家暮らしが長いのでよく分ります、その感じ。)



客席の方は明るそうなのですが、
お店の人が気持ちよく働けてこそ、
全体の雰囲気もよくなるというもの・・。

お店に限りませんが、
場所と人が途切れずに一体になって動いている様からは、
何だか調和がとれて
エネルギーがうまく流れているなあ、と感じます。
そういう場所はいても気持ちいい。
・・ここもそうしたいね(^0^)!

お客としても調理の様子が見えるのも楽しいし、
会話をする事も出来ますから
その提案には大賛成です。



ほら、今は客席側とキッチンではこんなに
明るさや雰囲気が違います・・。

そこで、



この間の壁を抜いて、二つの空間を繋げます。



小舞下地の土壁です。
客席側からは見えませんが、
壁の中に柱が半間毎に立っています。



キッチンの中にも光が差し始めてきました・・。
柱がずっと上の方まで伸びているのが見えます。
通し柱として屋根まで直接伸びて荷重を受けているのが
町家の造りの特徴の一つです。



壁がとれたところ。
空間が一繋がりになりました・・。



長い年月でこのような古い家の柱の足下は大抵傷んでいます。
今回はこの根継ぎまでは出来ませんが、
この柱の負担をサポート出来る様な形状を
新たに付加する部分の意匠として設計しました。

それがどんなものかは
現場の進み具合で出来上がってきた様子を
又見て頂こうと思います。
そちらをお楽しみに。




| 『ラトナカフェ』改装工事 | 00:44 | - | - |
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