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再び現場調査 (吉田の家 2)

 

夏場の現場や入院の影響で

色々な作業がやむなく中断や延び延びになってしまい

皆様をお待たせしてご迷惑をおかけしている(汗)のですが、

今、ようやく少しずつ再開してきました。

 

この吉田の家も設計作業を再開しつつあって、

その中で懸案だった事項を確認に再び現場に、

工事をお願いする櫛谷建築の親方櫛谷さんと

行ってきました。

 

1階の座敷天井は

網代と一枚板を組み合わせた天井で

なかなか雰囲気があるのですが・・・

 

 

構造補強と造作の変更で

天井を外さなければならず、

残念ながら壊さざるを得ないかと

考えていたのですが、

見てもらったところ、

なんとか解体して再利用出切るとのこと、

さすが!

これを残せると

1階の改修にまた趣が加わってきそうで楽しみです。

 

さて、今日の一番の懸案は・・

 

 

隣家屋根との間にある隙間の処理です。

元は多分こちらの家と同じような平入り屋根の町家が

屋根を上下にかわし合いながら、

それぞれのけらばを重ねて連なっていたのだろう

(当然ながら双方とも屋根が相手敷地内に越境しています)

と想像するのですが、

お隣を建替えた時に屋根の形状が変わってしまったために

このような状況になったようです。

 

わずかな隙間なのですが、

上から覗き込むとこのような感じ。

 

 

雨は確実に下に入り込んでいます。

前回調査の際に、

床下を見ていて土台の様子から

どうもここから水の浸入があるようだとわかったのです。

 

ちょうど調査の前日に雨が降ったので

どの程度下に入り込んでいるのか確認するよい機会になりました。

 

屋根の上から降りて、1階の床下に潜ります。

 

 

想像以上に

土台から基礎、そして周囲の土が濡れていました。

場合によると、こちらの土台の方が

隣地の地面より下になっているかもしれません。

長年この状況が繰り返されてきたので

土台の下端は腐朽しています。

ちょうど小屋梁からの荷重のかかる通し柱の下なので

このまま放置するわけにもいきません。

手はかかるのですが、

何とか対処しておきたいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 吉田の家 』 | 19:03 | - | - |
関係性をつくること(建築について)

 

 

タイトルのことについて

コロンビア京都プロジェクトの映像の中で

話させていただきました。

話の後半の部分がカットされていたので

もう少し書き加えておこうと思います。

 

どう考えて建築の設計をしているのか、

ということを問われて、

建築をつくるということは、

『様々な関わりあい(関係性)をつくることと』

答えました。

 

もう少し詳しく言えば、

『関わりあいを方向付けてそれを固定化すること』

になります。

 

例えば、

建築そのものを形づくる素材同士の関わりあいもありますし、

建築とその場所、

建築の内部と人、

建築の外部と人、

建築を介しての人と場所、周囲の環境

などの関わりあいが

建築をつくることによって

方向付けられ、固定化されていきます。

それは新しく造る場合でも、

既にある建築物に手を加えて改修する場合でも

同じことです。

 

方向付けは

いかような方向にも向けられる可能性があります。

例えば建築と人の関わりあいで

極端な例をあげれば、

訪れる人が

明るい平和な気持ちになるような方向付けも出来るでしょうし、

暗く絶望的な気持ちになるような方向付けも出来るでしょう。

 

 

 

そこにかかわる人や様々なものこと諸々の

いのちが肯定されるような方向付けをすることが

僕の設計という行為の目指すこと、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| コロンビア京都プロジェクト | 18:20 | - | - |
コロンビア京都店 オープン

 

この9月20日、

コロンビア京都店が無事オープンしました。

 

 

富小路六角

の西南角にある築100年の町家。

改修して店舗にする、この夏の間の工事は

予想外の補修などもあってなかなか大変でした。

(工事の様子をブログにアップする時間もとれず、

最後は入院もしてしまいましたが・・)

オープンぎりぎりまで作業がありましたが

無事、間に合いました。

木村工務店の皆さん、ご苦労様でした。

 

 

既存の塀を撤去して出来たオープンなアプローチ

既存の敷石の両側は

建物側は新たに山石の舗装に。

道路側は元からあった松の古木の足元に

杉苔や吉祥草などの緑で

野の風情を感じさせるように

庭師 山下良文さんが整えてくれました。

飛び石は塀の基礎石を再利用したものです。

 

コロンビアのロゴマークが入った

麻のれんが入口です。

 

 

内部も

既存の部材や建具を再利用して活かしながら、

アウトドアウェアのお店に相応しい雰囲気を

生み出しています。

 

山の峰峰のように連なる3つの棟の屋根が目印です。

皆さん、機会がありましたら

どうぞお店にお立ち寄りください。

 

 

コロンビアさんのHPで

出来上がるまでの過程が動画で公開されています。

元の建物の様子もよくわかります。

 

https://www.columbiasports.co.jp/special/kyotoproject/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| コロンビア京都プロジェクト | 11:44 | - | - |
人の歩く街の家 (吉田の家 1)

 

 

 

細い小路

肩寄せ合うように連なる

こじんまりとした家々

車より人の歩くテンポと

空気感の漂う街並

下駄履きのからころ、

みたいな

 

ご夫婦お二人で

静かに 明るく 気持ちよく

緑を愛で

かろやかにご近所との

コミュニケーションも

楽しめるような

 

そのような、

この家が元から持っていた可能性を

実測で身をおいた三日間、

じっくり教わりました。

 

図面をまとめていくのが楽しみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 吉田の家 』 | 07:03 | - | - |
上門前の家 オイリュトミーワーク 5/18

 

 

 

 

ワークのあとのティータイム

今日は

パインのベジアイスクリームに

ハーブティ「令和」ブレンド

料理教室森田より。

 

その日の

オイリュトミー体験を

ゆっくりまったり、皆で

心身奥深くに

染み込ませ、反芻していくひととき。

 

既知の言葉や知識には

おさまらない体験が

開いてくれる新しい感覚や

立ち上がる思考、

その芽を

意識にすくい上げていくのを

霊化したハーブや果物たちが

サポートしてくれます。

 

今日のワークは

皆で閉じて開いて歩くオイリュトミー、

シュタイナーの詩 

『雲を貫き輝く者』に合せたオイリュトミー、

『子音の進化列』、

北原白秋の『薔薇二首』に合せたオイリュトミー

 

お互いの動きを聴きあう

ようにして、

個々が動くときに導かれる

意図せぬ調和的な全体運動。

個が個として自立し、

依存せずに

かつエゴ的な主張から離れて

全体として動く

(実際にはただひたすらに、

自分も含めた周囲の動きを

そのまま感じとりながら

それに呼応するように動く、

ということに集中していくのですが

内面では様々なことを感じています)

とき、

それぞれの中では

物理的な速度や時間を超えた知覚状態を

意図せず知らぬ間に体験していました。

その状態は外から見ていると

とても無理のない、そして

美しい動きを生み出していた

そうです。

 

オイリュトミーは

言葉と音の響きを 

動作としてあらわして

その本質を体験、表現する

身体技法です。

そのことによって、

音や言葉が

本質的に表している

意味を受け取り、把握することが出来ます。

 

本質なので

恣意的なものは

そこには含まれていません。

あるとすれば、

世界、宇宙を創った存在の

創造の意図がそこに

今も響いているのを

まざまざと感じる、

ということでしょうか。

それが

嘘偽りではないであろうことは

私達自身皆が

奥深いところで

感じ取り、確かめることが

出来るでしょう。

 

オイリュトミーは

他の多くの身体技法などのような

即効性のある効果は

ほとんど何ももたらしてくれません。

ですが、

宇宙の中の

被造物の一つである

私達自身の内におりこまれている

新しい何かの芽生えと成長を

促してくれるはたらきが

あるようです。

イノチは

目覚めていくのです。

 

 

 

 

 

| - | 19:03 | - | - |
【 とわ十話 】 上門前の家 からのお知らせ

 

 

 

上門前の家 からのお知らせです。

.

下記催しは

おかげさまで満席となりました。

ありがとうございました。
.
Sunday, May 26, 2019
.
【 とわ十話 】
.
語り Junichi Ogawa × 森田久美
聞き手 森田徹
.
なになにとは?の「とわ」
永遠の「とわ」
十話の「とわ」
フランス語ではあなたを意味する「トワ」
オノマトペとしての「とわとわ」は・・
例えば、鳥が舞い降りる羽の音・・
.
と・わ という二つの音が連なる時、
とらえ方や見る位置によって
それぞれ単独ではあらわれてこない
様々な意味や様相を私たちにつたえてきます。
そして、そこにはまだ気がついていない、
未知のものもあるかもしれません。
.
森田久美とJunichi  Ogawaの二人が

連なった時に はなたれる響きには
きっと同じようなことが起こるのではないでしょうか。
それらが発している意味や様相が
どんな角度、見方からのものなのかを
私、森田徹がナビゲートしながら、
二人からの響きに、
皆さんと共に耳を澄ましていきます。
そのとき
受け取る側の中に起こる共鳴は
あなたに何をうながし、
どこへ導いていくのでしょうか。
.
多分、一回では言い尽くせないであろうから
十話(とわ)、もしくは
限りなく続くとわ(永遠)に
なるのかもしれません・・
とわ十話の始まりです 
とわとわ・・
今ここに、
見知らぬ鳥が舞い降りてきました・・・

今回のテーマ「目覚めていくイノチ」 です。
.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《 詳細 》
Sunday, May 26, 2019
11:00 〜 15:00 
始まる時間 15分前から開場しています。
場所  上門前の家 にて
京都市北区紫野上門前町 5
森田建築設計事務所
定員 25名
.
◎参加費  6500円
料理教室森田のお弁当
Junichi Ogawaのハーブティが付いています。
.
◎予約方法
料理教室森田のホームページからメールにてご連絡ください。

Instagramのダイレクトメールでのご連絡は受け付けていません。
.
お名前
ご連絡先
年齢
同伴者がある場合 人数
同伴者のお名前 年齢
✴︎料理教室森田 料理綺譚に参加されたことがある方は

料理綺譚に参加 と 明記の上 ご連絡ください。
以上を必ず明記の上 ご連絡ください。
✴︎予約が一杯になり次第 受付を終了致します。
.
《 profile 》
Junichi Ogawa
アトリエ兼サロン “scholē(スコレー)” を鎌倉の山の上にて主宰。
スピリチュアリティや自然療法などのホリスティックな観点から、

様々なアプローチで表現活動を行う。
junichiogawa.com/
.
森田久美
料理教室森田 主宰
自宅にて イノチの在り方 を 菜食料理教室を通し 伝えている。

http://r.goope.jp/morita0358
.
.
森田 徹
森田建築設計事務所
場所・こと・もの・人の内側に働いている、

見えない いのちのいとなみ を、

建築として、設計しています。
https://morita-architect.com/
.
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| 上門前の家 | 05:36 | - | - |
5/6 中世古楽器演奏会・展示会「祈り」のお知らせ

 

 

 

 

 

不思議なご縁を頂いて

花咲き鳥歌い緑眩しい

五月の佳き日に

静原のカフェミレットにて

アルチザン・ブリュイオンの

楽士お二人と共に古楽を

奏でます。

 

大地の恵みを紡いでいく

綿の種まきを皆さんと共に

行なうところから

演奏会は始まります・・・

 

大地からの恵みを形にする

作家さんたちの集まった

素敵な展覧会の始まりの日でもあります。

詳細は下記にて・・(カフェミレットさんのHPより)

 

お越しくださる方は

ミレット millet@cafemillet.jp  

までご予約お願いいたします。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

このたび、

ミレットでは「大地へ捧げる祈り」をテーマに、
作家たちによる展示会と中世古楽器の演奏会を開催します。
この地でそだった綿を紡ぎ、
それが芯となり自然の象徴であるミツバチの恵みを伴い、
ひとつの明かりを灯す。
今回、地球上の命が輝きを放つ新緑の日に、
古(いにしえ)の時代から奏でられた音色に
耳を澄ます演奏会や、
ケルト民族にみられる古代の文様などから得た
インスピレーションを元にした作家たちが集います。
今回をきっかけとして、
古代の人々が脈々と残し受け継いできたものへの想いや、
この星、大地とのつながりを
改めて感じられる機会になればと思います。
また、演奏会の前には、
綿の種を地に皆さんと一緒に蒔くことも予定しています。

○展示会「大地へ捧げる祈り」

 

 ●2019年5月6日(月・祝)〜12日(日)11:00-16:00

<出展作家>
・Lump アクセサリー 
・清水やえ 陶器
・rinntohitosuji キャンドル 
・prinp and preen 衣類 ケルトの刺繍の羽織り 
・miliscrann 香りのギフト(展示期間中、芳香蒸留水WSを開催予定)
・mikuko nakamura 草編み(展示期間中、草編みWSを開催予定)

<Food & Drink>
・maka ハーブティー
・Yugue natural sweets
・菓子工房パルフィ
展示会会期中、ミレットより特別プレートランチ(1,500円)をご用意しています。
お電話にてご予約ください。tel: 075-741-3303
 

○中世古楽器演奏会 

 

 ●2019年5月6日(月・祝)17:00-19:00(16:30 受付開始)
今から600〜800年ほど前の中世ヨーロッパ。
修道院で歌われる聖歌、羊飼いの笛、村祭りの踊り、
吟遊詩人の恋の歌、奇跡物語・・・
さまざまな土地で奏でられていた音楽。
豊かな倍音を含み、人の肌や内なる感覚に語りかけるような、
素朴な手触りのある古楽器の数々。
いくつもの時代と巡り合いが繋がり
いまここで、
私たちが響きを重ねられることをしあわせに感じています。
<演奏者>
・近藤治夫
・SallyLunn
・森田徹
・お申込み:予約制 3,500円
(ワンドリンク付、菓子工房パルフィ松本さんによるお菓子付き)
・お申し込み先:予約はミレット millet@cafemillet.jp まで、
1.お名前、2.人数、3.お電話番号、4・アクセス方法(バス・車)をご連絡ください。
・定員:30名

※小さなお子様のご参加につきましては、
他のお客様の鑑賞にご迷惑とならないようにご配慮をお願いいたします。
※会場ではドリンクの他、軽食もご用意しております。
<プロフィール>
アルティザン・ブリュイオン
ヨーロッパ中世ルネサンス時代の様々な古楽器を操り、
いにしえの音楽と風景に新たな色と薫りを織り交ぜて演奏する楽師たち。
楽音・雑音がともに関わりあう音世界をも追求。
近藤治夫(バグパイプ、角笛、ハーディガーディなど)
Sally Lunn(プサルテリウム、中世ハープ、笛、歌など)
森田徹(中世フィドル、レベック)
場や状況に流れているいのちを感じ取って、形(建築)や音(楽)にします。
音楽ではヨーロッパ中世ルネサンス古楽演奏や言語造形への音楽などに携わってきました。
建築は古民家や町家の改修や移築、新築の設計を手がけています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| - | 12:41 | - | - |
上門前の家 コンサートのお知らせ:うぶ音
4月27日開催  
上門前の家からコンサートのお知らせです。
.
.
*「初夏のうぶ音2019」*
.
「うぶ音」は、0歳児から大人の方の心まで届けたい音楽会です。
赤ちゃんや子どものまっさらな心にこそ
音楽好きの方も喜ぶような、
本格的な生演奏をとどけたいと願ってはじまりました。
子どもが音に耳をかたむけ、楽器をみつめる姿は、無垢。
ひとりひとりが自由に音を楽しんでいます。
そんな姿を感じながら、
大人の方も全身に響く音を楽しんでいただける音楽会です。
今回のうぶ音は、チェロとコントラバスによる演奏です 。
会場を変えて2日間開催します。
.
演奏者
河田悠太*[チェロ] <http://ubuoto.tumblr.com/page/2>*
松本友樹
*[コントラバス] <http://ubuoto.tumblr.com/page/2>*
.
2日間開催
4/27(土)
■会 場 cafe Millet
.
4/28(日)
■会 場 森田建築設計事務所 上門前の家 京都市北区紫野上門前町5
■演奏時間 13:30〜15:00 (開場12:30〜 途中休憩があります)
  15:00〜楽器体験を予定しています
■料 金     大人/中高生:3,000円 小学生:500円 未就学児:無料
■その他 *12:30〜お弁当1100円もご用意しています。
アレルギー対応もしておりますのでお気軽にご相談ください
申込時にご予約ください(締切4/21)
*別途、軽食等、ソフトドリンク、ワインの販売もしております
*会場周辺には駐車・駐輪場がございません。
公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします。
.
ご予約・お問い合わせ ubuoto@gmail.com
受付は、うぶ音のホームページからお願いします。
.
,幹望の会場・時間
△名前
人数(大人・子供)
づ日連絡のつく電話番号
ジ鯆娘蠱福Milletご希望の方のみ)
をお書き添えの上メールをお送り下さい。
メールの返信をもって受付完了とさせていただきます。
その際に会場へのアクセス等について詳しくお知らせします。
ランチボックスをご希望の方は、ご予約の際にお申し込みください。
・・・・・・・・・・・・・
| - | 09:54 | - | - |
上門前の家から展覧会のお知らせです。 「後藤典子 の ウォルドルフ人形展」

 

 

 

 

 

「後藤典子 の ウォルドルフ人形展」

 

日時  2019年3月 22日 23日 24日 

13:00〜18:00

 

場所  森田建築設計事務所 上門前の家

京都市北区紫野上門前町5

075-495-0440

 

住宅地ですので自転車を止める場所がございません。

公共の乗り物 または、車でお越しください。

近くのコインパーキングをご利用願います。

 

.

.

後藤典子 の ウォルドルフ人形展によせて    

森田徹

.

 この人形たちから放たれる

無垢な愛おしさはなんでしょうか。

世界を、目の前のあなたを信じて、

ただそこに在るから、でしょうか。

 

 ウォルドルフ人形はシュタイナーが

「子どもたちには、

自身の想像力で補う余地のあるシンプルな人形を」

と提唱し、

世界各地で作られ続けている人形です。

素材には子どもの肌に馴染む自然なものが用いられます。

頭部と下腹部には羊毛を硬く丸めた核を秘め、

胸部は張りを持たせ柔らかく。

これは人間の身体構造を本質的に再現した、

この人形の構造の特徴です。

 

 後藤典子さんは

和裁の仕事をされていたお母様のもとで、

幼少時より手仕事に親しんできました。

30代、ある手仕事をきっかけに

「『手』は世界に筒のように開かれていて、

手を通して自分の内面が作るものにそのまま浸み出される」

ようだと思うようになり、

同じ頃にシュタイナー教育に出逢って、

ウォルドルフ人形を作り始めました。 

 

 人形を作るときは、

技術的なことは意識で捉えつつも、

「ちょっと、自分を半意識的な状態にして」

作っていくそうです。

「手には、できるだけ『我』は通さず、

世界から受け取ったものに応えるだけ」という感じで。

彼女の手を導いていくのは、

日々の作業の前にカーテンを開けて、

「庭の植物や鳥や猫や、お日さま、雲、風、雨、

そういう生命あふれ移ろいゆくものたち」

と自由な行き来をすること。

世界に対して両腕を広げ

“アー(A)” と開き受け入れる状態になって、

それらのふるまいを

さやかに確かに感じながら、

淡々と手を動かしていきます。

出来上がっていく人形は

まだ見ぬ引き取り手の子どもと

既に繋がっているように感じられます。

 

 各パーツを組み合わせて

人間の形になったとたん、

ふわっと明るく輝くものがあると言います。

 

 あなたの目の前の

この人形が宿しているその光は

何なのでしょうか。

彼女の言うように人の形は

そういうものを宿す器なのでしょうか。

それとも、「我」という

自意識や感情に濁されずに行為されたゆえに

もたらされた光なのでしょうか。

いずれにしても、

あなたは同じものを

自身の中にも見出すかもしれません。

目の前の人形を通して。

 

 

.

後藤 典子

和歌山在住。16歳と14歳の娘の母。

2014年に和歌山にて

シュタイナー幼稚園「こども園ほしの子」を

小さな子どもを持つお母さんたちと立ち上げ、

担任を務める。

手仕事が好きで、とりわけ子どもたちへ

お誕生日の贈り物を作ることに幸せを感じる。

2018年よりウォルドルフ人形製作の活動を開始する。

.

 

 

 

22日初日は、

後藤典子さんに聞こう 育児のお話 相談会 6名 予約制

 

お菓子工房パルフィ松本くんからホットケーキ

料理教室森田からハーブティーまたは、紅茶 コーヒー付き

 

13:30〜14:30 会場にて

参加費 2000円

 

参加ご希望の方は

森田久美 Instagramダイレクトメールまたは、

料理教室森田、

または

森田建築設計事務所のホームページよりご連絡ください。

 

お名前 

連絡先

基本的に子供さんとの参加は出来ませんが

乳幼児の子供さんであれば、ご連絡ください。

.

22日

料理教室森田から春のちらし寿司お弁当の販売を行います。

会場当日の引き渡し 予約制

料理教室森田のちらし寿司 1100円

 

ご希望の方は 

森田久美 Instagramダイレクトメールまたは、

料理教室森田のホームページよりご連絡ください。

 

お名前 

個数

ご連絡先をお知らせください。

数に限りがございます。

.

22日会場では、

料理教室森田が喫茶を行います。

 

23日 24日会場では、

お菓子工房パルフィ松本くんの

ホットケーキ🥞 や 素敵なおやつが並びます。

.

作品は販売していますが、

全ての作品を皆さんに会期内見て頂きたいため、

作品の引き渡しは後日 または、郵送になります。

また、オーダーもお受けできますので、

スタッフにお声がけください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 上門前の家 | 09:37 | - | - |
「民家は生きてきた」 ー オダチ組 (心根 古民家後日譚)

 

 

 

最近、出逢った

『 民家は生きてきた 』(伊藤ていじ 著)

という本。

数年前、鹿島出版会から復刊された名著。

建築家の内藤廣さんのまえがきがまた

出版時のおよそ50数年前から現代までの時間差を

一気に埋め合わせてくれるような、よい文章で

書店での立ち読みからつい購入してしまいました・・。

(この本を読んでいたであろう、僕の師匠の世代の建築家達の

古民家に対する思いや感じ方の背景も見えてきて面白かったです。)

 

興味深く読んだのですが、

その中で「山陽路」という章の中で、

丹波地方の民家についての記述があり、

その特徴のひとつとして、オダチ組が出ています。

 

茅葺屋根の小屋組みとして、

丸太を合掌につき合わせて組むサス組という形式が

一般的なのですが、

近畿地方だけ、

特に丹波地方と紀州南部に多く見られる形式として

棟木を受ける束(オダチ)を立てて、

そこからほぼ放射線状に太い丸太の垂木を流す造りがあり、

それをオダチ組と呼んでいます。

 

心根さんの古民家は

実測の際、小屋裏を見ていて

普通のサス組ではなく、棟束が立っていたので

珍しい形式だなという印象がありました。

それがどうやらこのオダチ組だったということを

この本であらためて知りました。

 

 

実測時の小屋裏。

葺き替え用のわらが沢山積まれています。

(無人の期間、アライグマの寝床になっていたようでした・・)

中央に棟束(オダチ)が見えます。

手前と奥の二本並んで立っていますが、

貫でつながっているわけでもなく、

独立で立っているだけです。

この本では、

丹波民家ではオダチの両脇にトリイと称する構えで

支えているのでかなりしっかりしているとの記述がありましたが、

それとは違い、より古式な造りにも見えます。

 

 

また一方では、

合わせて合掌(サス)的な部材

(中央の垂木丸太の内側に斜めに立ち上がる部材)も使われており、

サス組とオダチ組の混淆した過渡的な手法のようにも見えます。

といって、

この民家が時代的にそれほど古いものとは思えません。

 

−棟札も見つからず、築年月日は不明です。

近所の方の話では

少なくとも100年以上は経っているとのことで、

明治かそれよりも古いものだろうとのことでした−

 

 

今回の改修では

ここは空調機本体の設置場所になりました。

 

 

100年以上重ねた日々の炊事の煙による煤が

いくらでも落ちてくるので、

透湿シートでカバーすることにしました。

 

オダチ組の特徴としては

オダチに荷重がかかるので、

棟束を受けている中央列に柱が並ぶことになるのですが

ここでもそのようになっています。

そして、改修前は

その列(エントランス正面の丸窓のある壁面通り)の

を抜いた箇所があったために

その部分がかなり下がっていました。

今回はそこを上げ直した上で、

補強する柱を新たに入れてあります。

 

心根さんのある高槻市中畑は

元々丹波の一部で、

都に近い、いわゆる口丹波といわれる地域にあたります。

この辺りからぽつぽつとオダチ組が始まり、

これより丹波の先のほうへ進むとそれが主流になっていくようです。

技術の切り替わる地域としての特徴を

よく示す一つの例だとも言えるかもしれません。

 

 

この本、『民家は生きてきた』の著者による概説の最後に

「民家は保存さるべきである」という一節があります。

(以下引用・・

 

 民家は人間がつくったものである。この人間がつくったものにたいして、

等しく敬意を払うことは、人間の努力に対する正当な評価であり、

まさに人間的な行為である。

 しかも私たちがこうした民家を有意義に保存できるかどうかということは、

過去の遺産の研究資料的価値の大小よりも、

むしろ現代再建のイメージが豊かであるか否かにかかわりあっている。

建設のために民家をこわしてよいとする者は、

人間の努力に対する軽蔑であると同時に、それは自らの努力が

後世の人たちから軽蔑を招きかねないほど怠慢であることを

予想させるものであり、自らの現在の努力への誠実さを疑わせるものである。

つまりそれは彼等の建設のイメージが、いかに貧困であるかを告白するものに

ほかならない。

 もし私たちが誇り高き現代人としての自尊心をもっているならば、

祖先への郷愁ではなくして、

むしろ輝かしい構想力に満ちた未来への現代的象徴または反映として、

民家を保存すべきであると考える。

そしてその保存法方はひとつである必要はない。

現在国指定の民家にたいして行われているように、復元も一法である。

但し百年以上も前の形式に復元された場合、

私たちはもはやそこに住めないという欠点はある。

第二は軸組と外観を生かし、造作工事の変更、仕上げの改善、

設備の現代化によって、民家を再生させ住みつづけながら誇りをもって

後世に伝えることである。第三は、手法としては第二と同様であるが、

博物館・旅館・店舗等に用途を変更し、リサイクルさせるものである。

それぞれの方式には特徴があり、私たちは選択をすればよいのであり、

ひとつの形式に固執する必要はないと思う。

 

・・・引用終わり)

 

 

心根さんはここでいう「第三の方式」で改修されたものです。

私たちはここで出来る限りの

「輝かしい構想力に満ちた未来への現代的象徴または反映」としての

仕事をしたつもりですが、

それが加えられることによって、

また民家はこれからも

「生きていく」ことができるようになるのだと思います。

 

 

この本のこの箇所は

古い家を直す仕事をするものにとって、

心励まされる熱きものを感じる文章でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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