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岡崎の家 2

 

現場の方は

各所で作業が進んでいます。

 

 

縁側周りは

開口高さが上げられて、以前より開放感が出てきました。

 

 

1階主室は

天井下地が出来上がり、

電気の配線工事進んでいます。

 

 

ハイサイドライトと

光を導く天井。

姿が感じられるようになってきました。

 

 

階段には

新たな天窓から

新たな光

 

 

この光は

障子越しに

2階の室内にも導きいれられます。

 

 

現しになった丸太梁と

勾配の付いた天井の

新たな関係

 

2階の部屋は

印象を一新して

のびやかな空間に

生まれ変わりつつあります。

 

 

2階東向きの円窓

 

引き分けの内障子だけでは

雨風はしのげなかったでしょう・・

かなり傷んでいました。
 

 

下地の篠竹と蔦の編みこみは

材料を新しくして復元。

雨風が入らぬように

スチールでFIX窓を設置しました。

 

 

いい空間になっていく兆しが

そこここに感じられてわくわくしてきます・・・

現場に身を置いていると、

その兆しがまた仕上げに向けた

新しいアイデアや方向付けを教えてくれます。

 

 

交錯する勾配天井

主室と厨房の間には垂れ壁ができるので

奥の下屋根の流れが続いて見えるのは

今だけの光景 

 

 

ハイサイドライトからは

下へ向けた光、

そして登り梁の上にできる壁が抱きになって

入る光を反射で増幅してくれるでしょう。

 

 

奥へと繋がっていく主室

差鴨居で柱間が補強されています。

 

 

こつこつと確実な作業で

現場は仕上がってきています。

現場の皆さん、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回<  >つづく)

 

 

 

 

 

 

 

(→ スタッフ募集中です  )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 岡崎の家 』 | 12:57 | - | - |
秦町の家 4

 

年が明けました。

 

家の方はおかげさまで

暮れに無事に引渡しも終わり、

住まい始められています。

先日、残工事の最終確認も終わりました。

 

それまでの現場の様子をもう少し・・

 

 

外部仕上作業が完了して無事に足場も取れました。

 

古材の造作の様子・・

 

 

玄関の式台は

杉古材板と栗の曲がった古材柱を框にしました。

(これは仮に板を当てて色合わせをしているところ)

 

新しい部材でできた中にあって、

柔らかい部分が磨り減って浮き上がった木目や

枯れた木の表情は

落ち着いた風情をもたらしてくれます。

主に玄関や和室周りに使いました。

 

キッチン周り

 

 

タイルが貼れて、造作のシンクなども設置完了。

 

2階の南面する窓は最終的に

計画時のサイズにまで大きくなり・・

 

 

軽く腰掛けられるような手すりをつけました。

 

外に大きな木が植わって

この窓から梢が見えたりすると

素敵な眺めになりそうです。

手の届くあたりの枝に果物などを刺しておけば

野鳥がやってきたりするでしょう。

お向かいの家との緩衝にもなります。

庭がたっぷりあるので植えるスペースは十分ありますね。

先の楽しみです。

 

 

内部が仕上がっていくのに伴い、

外構も進んでいきます。

 

エントランスポーチの周りには

現場から掘り出された石を並べて段を造ることに。

 

 

ポーチの柱石も同じ掘り出された石を

加工したもの。花崗岩です。

だいぶ風化も進んでいそうですが・・。

 

 

こんな大きなものもあって、

これは縁側からの靴脱ぎ石に利用することに。

 

 

前面道路の道路後退があって

縁石を新たに据えています。

 

道が狭いので車の通り抜けが無いのは

住まいの環境としてはよいのですが・・

とはいえ、

この先の古い家が全部建て変わって

道幅が全部広くなるまでにはまだまだかかりそうです、

・・幸いなことに。

 

 

西に面した窓前に

植栽ができるようにブロックで囲って

土のスペースを造ります。

 

道の際には

何か大きくなるシンボルツリーを植えたいですね、と

ずっと話していました。

実のなるジューンベリーとか・・

近くに保育園があるので

そこの子達の楽しみになりそうだとか

色々想像して話しました。

・・・あとはお施主さまのお楽しみに・・

 

 

そうして迎えた引渡しの日・・

 

 

エントランスポーチも仕上がっています。

柱は栗の古材。

 

玄関から入った1階の主室と和室

 

 

 

和室は腰掛けて二部屋続きでも使えるように1段あげました。

足固めに入っているのは松の古材梁。

 

主室の西端にあるキッチン 

 

 

シンク下には

後から古建具で両開き扉をつけました。

 

和室

壁は手すき和紙貼り

 

 

収納は古建具目板戸を丈を縮めて設置

下は古材の地板(クス)に

これも古建具の引き込み小障子付き、

夏場寝たときの通風に、また地板への採光もきれいです。

 

左手主室との境には

4枚引き違いの古建具の入子障子付筬格子戸

入子障子を外せば遮りながら夏季の通風に。

巾がほとんどぴったりだったので

ここに来るべき縁があったのでしょうね・・

 

 

入子障子越しの光。

筬格子が濾過する光が美しいです。

 

和室の外には

 

 

縁側のような小さな小部屋

高さを絞った太鼓張り障子の開口があります。

 

ここには・・・

 

 

玄関からもダイレクトに入れます。

 

 

2階の方は・・

 

 

開放感のある多目的なスペース

右手は階段ですが、

手すり壁沿いにデスクなどを置けるようになっています。

正面は鉄格子の入った古建具引き込み戸。

なかなかめずらしい造りです。

 

この左手は・・・

 

 

ガラス屋根のあるユーティリティ。

正面の古建具の目板格子戸を閉めて

外出中も通風しておけるようになっています。

 

 

2階の掃きだし窓には

3枚引き込みの太鼓張り障子も入りました。

落ち着いた光、たたずまいになります。

ここに緑陰が映るさまもきっときれいでしょうね・・

 

 

という感じで

無事に完成、お引渡しを経て、

残りの工事が完了したのを、先日確認してきました。

もう住まい始められて幾日か経っています・・。

 

 

多少不便でも

当面は合う家具を色々探していきます、と

どこか楽しげなこの家のあるじ、

家族を迎えて、

家もどこか落ち着いたような感じ・・

 

もう少し言えば、

工事だけでは成し得ない、

いのちが家に宿ったのを

現場監督の木村工務店の篠田さんともども

見届けた日、になりました。

ようやく、ほっとしたような、よろこび・・・

 

 

 

木村工務店の皆さま、

あれこれなかなか手のかかる仕事になりましたが

最後まできちんと丁寧に対応していただき、

どうもありがとうございました。

ごくろうさまでした。

 

 

 

 

 

ここでの暮らしが

どうぞ喜びに満ちたものになりますように

 

 

 

 

 

 

森田建築設計事務所     森田 徹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(→ 事務所ではスタッフ募集中です  )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 秦町の家 』 | 16:44 | - | - |
現場進行中  (岡崎の家 1)

 

2018年も明けて

早や1月も終盤にさしかかってきました。

遅ればせながら、

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

今年は

リノベーションでなかなか面白い(=手のかかる!)

現場がいくつか控えています。

ただいま、現場と設計が進行中です。

いずれも前を継承しつつも、

大きく変わって新たな場が生まれるので

楽しみです。

 

 

そのうちの一つは

去年から現場が始まっています。

大正頃に建てられた2階建。

お祖母様の住まわれていた家を

新しい生活に合わせて改修しています。

 

改修前

こじんまりとして、

静かに丁寧に暮らされていたたたずまいが残っています。

 

 

1階の和室 

 

 

左手、元のトオリニワの厨房側との境の壁は

足元が沈んで床も傾いていました。

 

 

2階 北窓の静かな光

 

 

解体が済んだところ・・

 

 

新たな光が家中に差し込んで

新たな気が巡るようなこのとき、

何か清々しく、

こちらの気持ちもまた新たになります。

 

実測調査の際には

わからなかった不具合が

この時点でいくつか見えてきたので

対応を検討し、相談します。

 

 

浴室。

古い家はここのように基礎部分にレンガ積みが多いです。

 

 

壁に貼られた昭和7年9月の新聞。

棟札が見つからなかったので、

壁の隙間に貼ったこれで、建てられたのは

およそ大正末ころだろうと見当をつけました。

 

 

沈下箇所をジャッキアップし、

基礎を造り直します。

 

 

2階大屋根は傷んでいた瓦を葺き替え。

軒先で見えている化粧丸太の垂木を残しながら、

下地の野地板などを補修します。

 

年が明けて・・

 

 

床組みが新たに組まれています。

傷んだ柱を差し替え、

土壁の竹小舞下地を編んでいます。

 

 

柱同士の足元は足固めで繋いでいきます。

 

 

構造部材が再編されて

家全体がしっかりとしてきました。

 

 

現場の皆さん、

寒い中ですがよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 

 

 

(→ スタッフ募集中です  )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 岡崎の家 』 | 12:20 | - | - |
スタッフ募集のお知らせ

 

森田建築設計事務所のスタッフを募集します。

基本的には建築や設計の経験者で、
CAD(JWを基本とする)を使えること
普通免許を持っていること
建築の学校を卒業していることです。
男女不問とします。

主にCADによる設計図面の作図など、
設計補助を行うことから、です。
(その他、上門前の家などで行うイベントや行事のサポートも

場合により行います。)

HPのコンセプトの文章をよく読んで、
共感できる人。

こころを十分にはたらかせながら、
私たちと同じ方向を向いて心を合わせて働きたい、
という方を募集しています。


興味のある方はまずメールでご連絡ください。

 

info@morita-architect.com

 


履歴書と志望の動機を文章にしたものを送っていただいた上で、
面接を行います。




ご応募をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

森田建築設計事務所   森田 徹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

| - | 11:10 | - | - |
錦の家 9

 

事務所の周り、

大徳寺のケヤキや桜、もみじに今宮神社の銀杏も

紅くまた黄色く色づいて

秋も深まってきました。

 

現場が完了して数ヶ月経ちましたが・・・

もう少し報告の続きをしたいと思います。

 

 

西棟の方ですが・・

 

 

エントランスからの土間の

洗い出しが仕上がってきました。

白をベースに、光を反射して明るい足元です。

 

 

エントランス土間には

古材板を組んで造った収納が

出来上がってきました。

入り隅のコーナーも扉が開きます。

 

その内部では塗装工事が進んでいます。

 

 

壁面が白く仕上がった

中央吹き抜けライブラリーには

天窓からの静かな光が降っています。

 

奥の開口の抱きが光を受けています。

 

 

新設の柱梁組みに施した

柿渋塗りが日を追って色づいてきました。

 

庭の壁面も白く塗りあがり・・

 

 

庭が明るくなりました。

室内へも光を導き入れます。

 

 

粗ぶるナラの床にも薄く白化粧。

大谷石の土間と取り合い、

静かな印象へ。

 

 

光を受ける

大面取りを施された堅木のホダテ

 

 

床からもうっすらと光が周り

新たな場が整ってきました。

 

 

吹き抜け上の天窓

今までこの家になかった

上を見上げる場 

天へと向かう行為と意識

 

 

 

 

吹き抜けの脇を通っていく部屋は

どこか橋でも渡って

ちょっと違う世界へアプローチするような

気持ちになります・・

 

太鼓張りの上げ下げ障子で

吹き抜けとの間は開閉されます。

 

 

西棟から東棟へ・・

 

玄関から

新たになった厨房へ

 

夏場は格子戸をたてて

風が流れるように

 

 

一番奥に開口を設けたので

そこへ向かって空気が

ゆるやかに動いていくでしょう。

 

 

建った当時から

珍しくハシリの土間ではなく、床のあった厨房。

ステンレスシンクを仕込んだ

タイル造りの厨房カウンターに

拭き漆の松厚板床が馴染んでいます。

 

畳敷きから板の間に

あらためられた茶の間

 

 

サービスカウンターを兼ねた収納が

造り付けられました。

ここには上げ下げ障子が仕込まれていて・・

 

 

・・このように閉じることも出来ます。

左手の厨房との出入り口も

引き込み建具で閉じることが出来ます。

 

2階へ向かう階段は・・

 

 

天井に明り取りが設けられて

昼間は照明をつけなくても

行き来できるくらい明るくなりました。

 

 

そして

リビングとダイニングになるスペースも

仕上がりました。

明るく心地よい空間になりました。

 

 

東棟から西棟へ

数十年ぶりに再び繋がって、

新たな生活の場が再編され、整いました。

 

当初と比べると

大きな変わりようです。

 東棟before

 西棟before

 

櫛谷建築の皆さん、

色々と仕事の多い現場でしたが、

最後まで丁寧に工事していただき、

どうもありがとうございました。

 

ここがいきいきと使われて

喜びに満ちた場になる様が

想いうかんでいます。

家が再び生きていくこれからが楽しみです。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

森田建築設計事務所

森田 徹

 

 

前回<

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 錦の家 』 | 19:42 | - | - |
秦町の家 3

 

随分間が空きましたが、

秦町の家、工事は順調に進んでいます。

 

今回の台風も

おかげさまで現場では何事もなく過ぎて一安心。

 

 

外部の仕上げもようように完了して、

足場をはずすまでになってきました。

黒い外壁はガルバリウム小波板。屋根も潔く同大波板。

色合いと建物のボリューム感がお隣の古い家ともよく揃っています。
 

 

内部の丸太梁は

空間が出来上がってくると

またその存在感を増してきました。

 

 

サンルーム。

日がよく入って洗濯物もよく乾きそうです。

 

 

階段が設置完了。

古材を使った造作もそこここで進んでいます。

 

 

 

前回< >つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 秦町の家 』 | 19:38 | - | - |
錦の家 8

 

前回から早1ヶ月近く空いてしまいました。

台風が近づく中、

衆議院選挙があったりして

なんだか騒々しいですが・・。

 

すべての建築家は反戦論者だ、と言った

ある高名な建築家がいました。

その理由は戦争は建築を破壊するから。

建築ばかりでなく

生活も命も破壊にさらされるような状態を

望んでいるものなど誰もいないと思います。

そんな方向へ導かれないように進んでいきたい、

とあらためて思う選挙でした。

 

さて、現場報告の続きです・・

 

西棟のほうですが・・

 

 

1階の床仕上げが始まりました。

 

 

張っているのは

製材後、数年野ざらしになって

経年変化したナラ材。

ざらざらとして粗い

独特のラフなテクスチャーになっています。

 

2階の造作も進んでいます。

 

 

この部屋は

洋服作りのアトリエになる予定で

造り付けの作業テーブルと棚が

壁面に取り付けられています。

 

吹き抜けも

 

 

下地や造作が仕上がってきました。

 

背の高い書棚には

可動式のはしごが取り付けられました。

 

 

これは

お施主様のコレクションしていた

古い鉄はしご ↓ を改造したもの。

 

 

西陣の織屋さんで

使われていたものだそうです。

 

 

書棚に沿って左右に動くように

足元には車輪を取り付け、

上部にはガイドレールとローラーを設置。

 

吹き抜けをはさんで

北側にある和室も

仕上げが進んできました。

 

 

天井も張り終わり、

壁の左官仕上げも完了。

古建具の障子が立てられています。

 

 

南のアトリエ側も仕上がってきました。

新しく立てられた柱には

わびすけで古色付けがされています。

 

 

吹き抜け内も

白く塗装されて光が廻ります。

 

外部庭側では

 

 

大谷石が搬入され、

テラスと続きの内部床の仕上げが

進んでいきます。と、同時に・・

 

 

隣家との間に

あらためて塀が立てられていきます。

基礎部分は大谷石の巾木に。

 

 

1階内部床の仕上げが完了し、

外部の塀も白く塗られて完成しました。

あとは内部壁面の塗装仕上げです。

 

平行して東棟の方では・・・

 

 

1階厨房周りの造作が進行中。

 

 

タイル貼りの

キッチンがいよいよ仕上がってきました。

シンク部分はステンレス。

 

元々厨房の幅に

あまり余裕がないところでしたが、

 

 

その中で通路幅と

対面や側面の収納家具寸法や

 

 

仕込まれる設備との取り合いを考慮しつつ、

既存躯体の歪みを吸収しつつ、

壁面と続きのタイル割りがあり、

変形の2槽SUSシンクとの納まり寸法や形状など

クリアする条件が多くて

(数多くあった)大変な箇所(の内の一つ!)でした。

 

 

現場の皆さん、ご苦労様でした。

 

 

収納造作も完成。

・・微に入り細に入り、確認しつつ

寸法形状を決めたつもりでしたが

後から修正が出たのは残念無念・・・

 

 

上下収納の間は

作業台を兼ねたサービスカウンターで

和室側へすぐに給仕できるように

壁面に開口を設けました。

2枚引き違いの障子をはめます。

 

その間、2階では

 

 

左官の仕上げ塗りが進行中・・

 

 

漆喰パラリと土壁

を合わせたようなテクスチャーで

 

 

光を

美しく受ける壁面が

仕上がってきました。

 

引き続き

 

 

古建具の立て合わせ。

 

そして

ッチンのタイル貼りと

キッチン本体の設置。

こちらはステンレスのカウンタートップに

木製造作の下部。

 

 

そして造作家具の設置。

 

 

こちらは施主支給の古建具を利用したもの。

天板はカリン。

 

 

その対面には

テレビ、オーディオや食器類、

電話などが収納されるラックが設置されました。

天板はモアビ。赤みを帯びた色あいが

ヒノキの家具と壁によく映えています。

 

クローゼット内では棚の取り付け中。

 

 

続きの脱衣室の天窓からの採光が

届くように、

欄間部分にはガラスがはめられます。

 

 

2階トイレ横の手洗いも

機器の設置とカウンター造作、タイル貼り、

そして壁面の仕上げまで完了してきました。

 

 

 

 

 前回<  >つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 錦の家 』 | 19:19 | - | - |
imagine

 

 

古い家を今の生活に合うように直す

という仕事を何軒もしてきたうちに、

所有という概念と

それを根拠に成り立っている制度が

随分曖昧だということを実感しました。

 

例えば、

建築した当初の所有者は

今はなく、しかし今も生かされることを

待って存在する古い家を見ていると、

先述の二つには、

今ただそこにあるシンプルな現実

を許容することが出来ないことがあるのです。

 

そんな経験をするうちに、

ジョン・レノンのイマジンが

あらためて深い共感を伴って

響いてくるようになりました。

 

先述の二つとそれに基づく諸々に

出遭うと僕らは

現実はそういうものだ、と

それ以上先に進むのを

やめてしまいがちだけど、

実はそちらの方が

現実を歪めているように思えます。

 

誰かの都合や空想でない世界は

目の前にあって、

それをそのまま生きるありようが

人間にはあると思います。

ジョンが歌ったように。

それがあるから、

僕らは違和感を感じるのでしょう、

そして希望も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| - | 15:44 | - | - |
錦の家 7

 

すっかり秋の気配です。

 

実はもうすっかり完成しているのですが、

工事も設計も施主も

沢山の熱と時間と仕事を込めたこの場所、

せっかくなので

もう少し現場の様子を振り返ってみたいと思います。

 

 

夏の始まり頃に戻ります・・

 

西棟の外部。

傷んでいた外壁と庇を修理。

 

 

古びて風合いの出た

石の腰壁などは残して・・

 

 

大屋根や庇の垂れなども直って

明るくすっきりとして

どこかしら安心感が出ました。

 

 

内部の方では・・

 

 

2階では

新たな吹き抜けが出来上がりつつあります。

 

 

吹き抜けに面した書棚が

1階から立ち上がってきています。

ここは まちライブラリー になるところ。

 

 

射し込む天光。1階からの見上げ。

 

ライブラリーは書物を介して、

人が思考に出逢い、

高みへ向う希望や意志を育む場所。

それは人が放つ光でもあり、

天からの光(思考)と人からの光(意志)が

ここで出逢い結ばれます。

この吹き抜けは

そのような場所だと想いながら設計しました。

 

吹き抜けへの光は

壁の間でバウンドして

ふくらみながら降りていきます。

開口部は太鼓張りの障子で閉じて

光を2階の内へにじませながらも

吹き抜けを穏やかに満たしていきます。

 

天窓は開閉式とガラス屋根になっており、

1階が人で満ちたときなどに開けて

空間全体が大きく呼吸するための

吹き抜けでもあります。

 

 

さて、1階では

前回搬入された天井仕上げ材が設置されています。

 

 

新しく架け直された床梁の間に設置。

 

 

杉柾目角材を組みあわせたものなので

薄い天井材とは違った質感と存在感があります。

 

 

 

エントランス側では既存の土壁を補修中。

壁がよみがえって来ました。

 

 

造作に使う古材板なども搬入されて

仕上げが進行していきます。

 

 

一方、東棟の方では・・

 

1階では厨房に

お施主様が施した拭き漆で仕上がった

松厚板の床が設置されてきました。

 

 

他では出せない風合、いい色合いです。

これで4回塗りだそうです。

 

2階の方では

新たに出来た浴室と脱衣室が

仕上がってきています。

 

 

桧板張りの壁と天井に

新設の天窓からの光が射し込み、

清々と爽やかな雰囲気に。

 

 

浴室内。

ハーフユニットバスと桧板張りの間に

お施主様こだわりのモザイクタイル貼り。

タイルが素材感の切り替わりを自然に、

そしてグレード感を上げながらつないでいます。

 

 

そして2階の主室、

リビングダイニングでは天井の施工が始まっていました。

 

下地の上に

杉柾目の赤身材を加工した角材を

一本一本詰め打ちしていきます。

 

 

天井と空間の印象が一変しました。

 

 

材の肌が光を受けて

 

 

落ち着いた輝きを放ちます。

 

そしてまた

清々しい木の香が空間を穏やかに満たしています。

 

 

これはなかなかの見所、

 

 

材と目地が

ぴったりと出逢い廻りました。お見事!

見ていて気持ちいい風が吹きますね〜。

 

 

天井が施工できたところで

左官仕上に入っていきます。

 

 

これもまた空間の印象が

劇的に変化していくところです。

 

 

杉の天井と

お互いによく引き立てあう壁が

 

 

生まれつつあるようです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 『 錦の家 』 | 18:29 | - | - |
稲刈り

 

この日曜日、

岐阜養老の山田さんの田んぼに

稲刈りに行ってきました。

 

 

広い大きな空の下、

よく実って頭を垂れた稲穂

田植えのときからよく育ちました!

この場所、ただいま〜って感じです。

このお米さん作りも

今年でもう10年目になります。

 

 

隣の田んぼ(もう稲刈りが済んでいます!)には

昨日のうちに稲穂を干す為のはざが組まれています。

山田さん、ありがとうございます。

 

 

皆さんもうベテランといっていいくらい

長く参加されている方も多いのですが、

いかんせん、年に一度のことなので、

体がコツや要点を思い出したころには

もうぼちぼち作業が終わりかなというくらい。

で、いつまでたっても時間がかかる、

そんなんではあかんぞ!と・・

 

 

今年はご近所のベテラン農家、よしお師匠に

刈り方から刈った稲穂の置き方まで

もう一度指導してもらいました。

去年のみんなの動きを見ていて、

これは無駄が多くて進まないよ!と

言って下さっていたので、

今年、作業の始まる前に指導をお願いしました。

さすがにわかりやすい!

そして、よしお師匠、毎日毎日農業をされているだけあって、

とっても70代には見えない、

筋骨隆々たる健康肉体美!

 

さて、

そんなこんなで風を受けて倒れた稲穂の向きを見ながら

刈り始めました・・・

しかし、午前中は見事に無風、

そして照りつけるお日様の暑いこと!

やりながら熱中症になるかと思うほど・・

こんなに暑かった稲刈りは

今までなかったように思います。

 

お昼は恒例、

みんなのてづくり持ち寄りご飯と

おむすび隊が山田家でむすんでくれたおむすびで

ビールなども飲みつつ、楽しくわいわい、

親戚の家にいるような、

子供も増えてなんだかまとまりはないけれど

楽しいひととき。ほうっとひと息。

そしてこれもまた恒例、

山田家のお米が賞品の当り付おむすびに

またまた盛り上がります。

 

鋭気を養って午後の作業に・・

 

 

昼からもう一度、

今度は刈った稲穂のくくりかたをよしお師匠に

講義してもらいます。

わら数本で片手でくるりと束ねる技。

 

 

残りを刈りつつ、

刈った稲穂をくくる人もいて

 

 

見事に刈り取られ、寝かせられた稲穂たち。

よしお師匠のポイントをみんな守っています。

 

 

稲穂を運んではざにかけていきます。

今年はぶんけつが少ないようで、

そこに加えて、ここまででよく乾いたのか

束ねて抱えた稲穂も少し軽い感じがします。

 

 

子供も一緒にお手伝い(やっくんよく働いてたな〜)、

助っ人のご近所の農家さんが最後まで手伝ってくれて、

ちょっとばて気味なみんなの後押しをしてくれました。

最後には山田さんのマシンも運搬用に投入されて・・・

 

 

ようやく終了〜!おつかれさま〜!

 

 

今年の稲刈りはなんだか長かったな〜

暑さのせいかな・・

 

 

とにかく、無事に稲刈り終了。

皆様おつかれさまでした〜。

ありがとうございました。

 

今年は雨が多かったり、

気温が上がりきらない夏だったりした影響で、

お米の収量や品質に大きな影響が出てくるかもしれないようです。

毎年毎年、今までと違う異常気象が続いて、

色々な予測も立て辛い状況があるようでした。

そんな中、田植えの後から

無事に稲穂を実らせるところまで、お世話していただいて

山田家の皆さん、今年もまたどうもありがとうございました。

 

 

 

今週末は脱穀の予定ですが、

台風18号の影響をまともに受けてしまいそうなので、

予定を早めて脱穀、

ということになるかもしれません。

 

 

又みんなで揃って

収穫祭で新米を頂くのが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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